海外ボランティアに挑む3人の女性参加者たちの後姿

女性におすすめの海外ボランティア5選

スタッフ | 2022年 12月 30日
更新 2023年 11月 12日

プロジェクトアブロードの海外ボランティア参加者は、実は女性の方が多いことをご存じでしたか?

そこで今回は、世界で活躍したい日本人女性におすすめの海外ボランティアプログラムを5つご紹介!

過去の女子大生・社会人・シニアの女性ボランティアの活躍ぶり、評判、人気、プログラムの需要度などを総合評価しています。

結果は、意外な展開になりました?!

女性におすすめの海外ボランティア 5位:スリランカで教育

海外ボランティア女性向け第5位は、スリランカで教育活動です。

このプログラムの柱は英語教育ですが、実は日本人女性ボランティアたちがこれまで活躍してきた活動があるんです。

それが、スリランカでの日本語教育!

スリランカでの日本語教育は、ニッチかつ需要が高い活動。

通常、生徒の対象は寺院の僧侶ですが、希望によっては日本への留学・就職を前提に日本語を真剣に学んでいる現地の人々に対して日本語の授業を行うことも可能です。

加えて、海外ボランティア中の異文化交流もとても重要な経験の一つですよね。

その意味では、伝統的な医学であるアーユルヴェーダをはじめ、仏教遺跡、ビーチ、紅茶と女性に人気の要素もたくさんあるため、スリランカで海外ボランティア自体も、女性ボランティアにおすすめといえます。

現在、スリランカは経済的な混乱のさ中にあるものの、もともと治安が安定している国。

かつての内戦時代には、日本が積極的に和平仲介に関与したことから、日本に対してとても友好的な印象です。

また、スリランカは直行便が出ている数少ない活動国の一つというアクセスの良さからも、忙しい女性ボランティアのみなさんにおすすめできます。

スリランカの都市

女性におすすめの海外ボランティア 4位:タンザニアで人権

海外ボランティア 女性向け第4位は、タンザニアで人権保護活動です。

このプログラムは、国際協力でありながら海外インターンシップの要素が強いかもしれません。

いずれにせよ、タンザニアでの人権活動は、犯罪に手を染めてしまった複雑な環境下にある現地の少年・少女たちを相手に活動することになります。

したがって、一般的により繊細な感性を持ち合わせ、気配りに定評がある日本人女性が活躍できるプログラム。

必ずしも女性に限定しませんが、相手は多感な時期にある、複雑な生い立ちの青少年たち。

彼らへの配慮ある大人の対応ができる方にぜひ参加してほしいと思うプログラムです。

タンザニアの少年院

女性におすすめの海外ボランティア 3位:タンザニアでマイクロファイナンス

海外ボランティア 女性向け第3位は、タンザニアでマイクロファイナンスを通した活動です。

このプログラムは、タンザニアで自営業を営む地元の女性たちを対象に、ビジネスを軌道に乗せるための金銭的な融資やビジネス指導を行う活動。

どちらかというと海外インターンシップの要素が強いですが、現地人女性の経済的自立に貢献する意味では実践的な国際協力。

女性の社会進出がまだマイノリティーであるタンザニアで、経営やマーケティングの指導、ライフステージに合わせた資産形成のアドバイスなどを行うことから、同じ女性であることがインスパイアとなるだけでなく、相談しやすいというメリットになることも。

ちなみに、融資受益者とのコミュニケーションが重要となるため、プログラム参加にあたって日常会話レベル以上の英語力が求められます。

また、小規模ビジネスをサポートする長期的な目線、そしてさまざまな状況下にある現地人女性たちへの根気強いサポート力が求められます。

苦労も多い分、タンザニアに生きる女性一人ひとり一の経済的自立への進歩を目撃できる、やりがいのある活動です。

タンザニアの現地人女性の活躍を支援したいという、情熱ある女性ボランティアの活躍が期待されます。

タンザニアの起業家の女性たちによる伝統的な手作りアクセサリーのビジネス

女性におすすめの海外ボランティア 2位:ケニアでアフリカ東部サバンナ環境保護

海外ボランティア 女性向け第4位は、ケニアでアフリカ東部サバンナ環境保護活動です。

このプログラムは、環境保護の海外ボランティアの中で最も日本人女性に人気があるプログラム。

女子大生からも大変人気です。

野生動物のための水飲み場の設置をはじめ、力仕事も多かれ少なかれありますが、ゆったりとした時間の中でマイペースに作業に取り組めるのが魅力。

自然保護に貢献するだけでなく、エコストーブの設置など、人間と野生動物の共生について考える機会も得られるのも、このプログラムならでは。

野生動物・自然が好きな方であれば、女性でも遠慮なく参加できる&活躍できるおすすめのプログラムです。

同じアフリカのサバンナを舞台にしたボツワナでアフリカ南部サバンナ環境保護の海外ボランティアと比較すると、ケニアは乗り継ぎが一回で済むアクセスの良さや、通年で参加者の受け入れを行っている意味でもおすすめです。

ケニアに生息する野生のキリン

女性におすすめの海外ボランティア 1位:タンザニアで助産

海外ボランティア 女性向け堂々の第1位は、タンザニアで助産のプログラムです。

このタンザニアの医療現場で助産をアシストするプログラムも、どちらかというと海外インターンシップの部類に入りますが、現役の看護師や助産師の日本人女性にとてもおすすめのプログラム。

タンザニアは出産件数が多く、一日に扱う分娩は日本より多い傾向にあります。

そのため、即戦力となる看護師・助産師を必要としている病院が多数あり、需要が高いのが特徴。

派遣先によっては、日本の医療施設ほど設備や器具が整っていないこともめずらしくありません。

そんな中、現地の助産師たちは非常にアクティブな役割を果たしており、この道の経験ある日本人女性ボランティアでさえも、気づきや学習を得ることが多いプログラム。

逆に、時には点滴のやり方などの基礎中の基礎となる医療技術に関して、現地スタッフが日本人看護師や助産師に質問してくるケースも!?

看護師・助産師としての業務はもちろんですが、ある程度現地のやり方に則した看護師へのトレーニングなど、このプログラムには医療のプロフェッショナルとして活躍できる場所があります。

タンザニアの母たち

おわりに

女性におすすめの海外ボランティア活動&活動国ベスト5をご紹介しました。

以外にも、ベスト5中3つは遥か遠いアフリカでの海外ボランティア活動がランクインしました!

日本人女性ボランティアのアフリカでの目覚ましい活躍は、同じ日本人としてもとても誇りに思うこと。

今回ご紹介したプログラムのボランティア体験談もたくさん掲載しています。

よかったら、ぜひご参考ください。

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