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プロジェクトアブロード 活動記録

氏   名 岡野直幸
滞 在 国 南アフリカ共和国
プロジェクト 法律・人権
滞在期間 2ヶ月

1. 活動日の主なスケジュール例

06:00 起床・朝食
08:00 オフィス到着・勤務開始 出発
10:00 クライアント
との面会
12:00 フィールド
ワークへ
同僚と昼食
14:00 勤務終了
16:00 帰宅
友人とビーチへ
18:00 夕食
20:00 自由時間

2. 活動先での主な活動内容・自分の役割

法律・人権プロジェクトインターンとして、具体的には難民・アサイラムシーカーの方々への各種カウンセリング、また青年受刑者へのワークショップの企画運営等を行いました。私は英語力が当初不十分だったので、英語のレッスンに通いつつスタートし、徐々にプロジェクトのみにしていくという形を取りました。クライアントの方々のお話を伺い、どのような問題を抱えているのかを把握し、それに対し法律事務所としてどのような解決策を提示することができるのかを、所属の現地弁護士の方や同僚のインターンの皆などと考えていました。弁護士資格を持っていないただのインターンに過ぎないので、実際に法的な力を行使することはできません。しかし、政府の移民局やUNHCRの南ア支部等に電話で接触し釈明を促したり、難民申請に必要な書類を整えたりといった側面で事務所の運営に貢献できたと思っています。ワークショップ企画では同僚とMTGを入念に繰り返し企画を立てました。MTGでは皆が母国語の英語で速い議論を展開していくので、最初はついていくだけで必死でした。最後には慣れ、自分からも問題提起を促すことができるようになり、特に英語力という面では、このワークショップ企画MTGで多くの成長を得てまた感じることができました。

3. 活動先での経験で、一番印象に残っていること

活動先の代表弁護士の方が、「難民というのは変な人なのではなく変な状況にいる人なのだよ。皆と同じ人間だよ」という話をしてくださったのが深く印象に残っています。どのような環境を与えられるか、どのような境遇で育つかは、ある程度は自分で決定できうるものですが、しかし独力では脱出できない苦境に立たされる人も多くいます。これがすなわち機会の不平等のひとつだと思います。多くの話を聞くにつれ、自由とは何か、平等とは何か、不公平とは何か、そのようなことを考えさせられました。唯一わかるのは、法律家という仕事は、その問題を克服し正義を回復することができる暴力に頼らない方法だということです。そう考えると少しでも役に立ちたいという気持ちが湧いてきて、自分の無力さ嫌になりながらもこらえてくらいついて行こうとする気持ちが生まれました。

4. 滞在先(ホストファミリーやボランティアハウス)の様子

ホストファミリーは二世帯で住んでいる方々で、ボランティアはホストファミリーとは同じ敷地内の別の建物に住んでいました。ボランティアは私の滞在中はだいたい5人前後おり、ベッドの数から最大で7人は住める環境でした。それから犬が一匹いました。食事は濃い味付けで私の好みで、パスタやグラタンなどをペリペリという辛いスパイスで味付けたものなどが定番メニューでした。建物が別だったので門限はとくになく、皆夜遅くまで飲んでタクシーで帰宅するという生活をしていました。他のところに住んでいるボランティアに聞いたところ、だいたい似たような自由な環境で住んでいる人が多かったですが、まれに門限や食事に関して厳しいルールをもっている家庭もあるようでした。私の住んでいたところは、時に親戚が遊びに来るなど、南アフリカの暮らしを身近に感じることができよかったと思っています。

5. プロジェクトに参加して最も有意義だと感じたこと

プロジェクト自体から学んだこと、具体的には、国際人権法に関する実務経験も貴重な経験だったと思っています。しかし、弁護士資格もないただの学生ボランティアとして参加していたので、本当に専門的な経験を積むことはできませんでした。一方で、私としては、最大の収穫は世界中に友達ができたことです。それも、法律人権のプロジェクトに関わっている人たち、つまり将来法律に関わって生きていくであろう友達がたくさんできました。世界のどこにいっても知り合いがいるような感覚を得たことはすごく貴重だと思っています。

6. 全体を通しての感想

法律人権プロジェクトはたしかにチャレンジングです。難民の人権というセンシティブな内容を扱うし、法律英語を知らないと議論にも参加しづらいです。だけどそれを乗り越えることが英語力という意味でも、サバイバル力という意味でも成長をもたらし、また人間的にも成長できると思います。そして世界中の友達と会話することでコミュニケーション力が上がります。これは英語力とは異なる、世界の人と会話する力です。日本語を皆話せても、話が面白い人つまらない人、上手な人下手な人がいます。英語力はコミュニケーション力の要素に過ぎないのであって、他にさらに大切なことがあることに気付けると思います。

7. これから参加する人へのメッセージ

迷っているならばとりあえず飛び込んでみることです。新しい世界は、いつだって自分に新しい風邪を吹き込んでくれます。そして、一度やると決めたなら全力で打ち込むことです。それさえ守れば、プロジェクトアブロードでの経験はかけがえの無いものになると思います。

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