プロジェクトアブロードを選んだ理由
私が留学しているイギリスの高校の夏休みは2ヶ月間と長いので、その夏休み中に何か実りのある経験がしたいと思ったのがきっかけでした。
プロジェクトアブロードさんに決めた理由は、渡航先や体験内容の選択肢がほかよりも多いうえに夏休みの間は高校生向けの企画があり自分にぴったりだと思ったからです。
さらにその企画には日本人だけではなく世界各国からの高校生もたくさん参加なさるということだったので、これを機会にたくさんの友達を作りたいと思ったのも理由の一つです。
アルゼンチンの医療&スペイン語プロジェクトを選んだ理由
私はアルゼンチンの医療プロジェクトを選んだのですが、これは私がもともと医療に興味があり、医学部に行くか、臨床検査技師になるための学部に行くかで迷っていたので、自分の目で実際に医師や臨床検査技師として働くとはどういうことなのかを見てみようと思ったからです。
アルゼンチンを選んだのはスペイン語のレッスンが受けられるということと、はじめてアメリカ大陸に行く良い機会だと思ったからです。
スペイン語を学ぼうと決めたのは、イギリスでスペイン人の友人が増えたので英語だけでなくスペイン語で一緒に話がしたいと思ったのがきっかけです。
医療プロジェクトとしての活動内容
医療プロジェクトでは主に、他の学生たちと数人のグループを組んで月から金曜日まで毎日色々な病院を訪問し、実際の診察や検査、手術を見学しました。
質問をすれば、しっかり答えていただけたのでとてもためになりました。
私の場合、臨床検査技師の方にも普段どのように仕事をしているのか、やりがいを聞くと共に、医師の方にも医師目線からの臨床検査技師の重要性を教えていただくことができました。
見学では実際に医師の激務ぶりや手術中の空気感など普段は見られない姿を目の当たりにし、将来の進路をあらためて熟考する良い機会になりました。
また、他の活動として応急処置の仕方や基本的な医療技術などをレクチャーしていただけるワークショップに参加することもできました。
全体としては渡航前に医療系の英単語をしっかり暗記していないと話が理解しにくいだろうなと感じました。通訳の方もスペイン語から英語に訳されるのでやはり最低限の英語力と医療系の単語の暗記は必須だと思います。私の場合は幸運なことに留学先で生物を勉強していたのである程度ついていくことができました。
スペイン語の授業
スペイン語の授業は基本的にグループ授業なのですが、私の場合は独学でスペイン語を始めたばかりの基本レベルだったので1対1の授業で丁寧に指導していただきました。
やはりここでも英語で授業が展開されるので英語力は必須です。
2週間という短い期間でしたが毎日2時間、今まで自力で学んだことで間違って理解していた個所を手直ししていただいたり、新たな文法や表現を習ったりして大変充実した授業を受けることができました。
その他の活動
土日や平日の夜には他のコースを選んだ高校生たちと合流し、バーベキューやカラオケ、ボーリングをしたり、山へ遊びに行ってアスレチックをしたりと大変貴重で楽しい経験をたくさんすることができました。
このような活動が結構たくさんあったのでMedicine以外の友達をたくさん作ることができ、さらに英語をたくさん話せる良い機会となりました。
ホームステイ先の雰囲気と友達
ホームステイ先に着くとホストマザーが迎えてくださいました。
さらにホストマザーの知人が外科医だったので医療に関する話をたくさん聞くことができました。
ルームメイトには同じMedicineコースの友達が4人と他のプロジェクトで来ている2人がいて、たくさんの仲間と夜までたくさん話をしたり映画を見たりしました。
到着した日はたまたまワールドカップの決勝戦だったので庭でバーベキューをしてとても盛り上がり、最高の時間を過ごしました。
ホストマザーやその友人にはほぼ毎日アルゼンチン料理をつくっていただいて、とてもおいしかったです。
友達とは英語で話し、ホストファミリーとはスペイン語で話すというなかなか大変な経験ではありましたが、とても楽しく、一生忘れられない思い出になりました。
まとめ
今回、日本人が私しかいなかったので言語の面で多少の苦労はあったものの、思いのほか周りの人たちと早く馴染むことができとても楽しい2週間を過ごすことができました。
また、将来の進路を決定するために必要な情報をたくさん得ることができ大変実りのある活動となりました。
今回この企画に参加することができ、本当によかったと思っています。
この体験談は、主観に基づいて綴られています。
その時の現地の需要や活動の進捗状況、参加時期、参加期間、天候などによって得られる経験が異なりますので、あらかじめご了承ください。
ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。