Projects AbroadProjects Abroad

ミラー怜 - メキシコ 高校生スペシャル ウミガメ&沿岸保護&スペイン語

環境問題を自分の目で確かめたい

ウミガメ保護活動が印象に残ったメキシコでの高校生スペシャル

私のボランティア活動の目的は、メキシコで環境保護の国際ボランティアを体験し、国際交流を深めエコロジーや幼い頃から訪れていた鹿児島県の屋久島のウミガメの保護運動など、今後の勉強やライフワークに役立てたいと思ったからです。

私は日常的に環境保護について考えるような家庭で育ったので、環境問題にも色々と興味が湧くようになりました。例えば、現在世界的にプラスチックの生産と消費を減らす運動です。このような運動が起きているのにも関わらず、日本ではいまだに使い捨てプラスチックの使用が過剰だと感じています。私は日本で生まれ育ったので、この国の環境問題に対する意識を上げたいと思いました。そのうえ、ウミガメの鼻にプラスチックのストローが刺さってしまった悲惨なビデオを見てからは人々がこの問題を解消するためにはどのような取り組みをすれば良いのだろうかと考え始めました。実際に海辺近くでボランティア活動ができるメキシコでのウミガメのケアなどを行う環境保護活動が、自分自身の意識を変える良い機会だと感じました。その上私は、ありがたいことにトビタテ!留学JAPANの奨学金をいただきました。ビデオグラフィーに興味がある私は、活動中の様子を小型ビデオカメラで撮影し、帰国後自分の経験をまとめたビデオを制作しようと考えました。

スペイン語を学びながら環境保護活動に全力を尽くした日々

夏休みに世界中の高校生ボランティアと共に行った環境保護活動

毎日のスケジュール(活動の内容やグループ) がホワイトボードに書いてあり、事前に次の日に何をするのかがわかりました。午前と午後の活動の合間に、スペイン語のレッスンが挟んでありました。猛暑の中、一生懸命働いていたので、毎日汗だくになっていました。活動後に入ったシャワーは、しょっぱくて海水ながらも素晴らしくて、忘れられません。私は温かいお湯が出るシャワーに慣れているので、海水のシャワーには結構びっくりしました。それでも、このような体験からも普段は非常に恵まれた環境で育っていることが認識できて、良い経験だったと思い日常に感謝することを忘れないようにしようと感じました。

活動の中で一番大変だったことはウミガメのタンクの掃除だと思います。最初はひたすらゴシゴシとタンクを掃除するのに慣れていなかったのですぐに疲れてしまいましたが、「カメのために!」と思って動いていたら、自然とパワーが出てきました。毎日活動をするうちに他の人達とも仲良くなり、大変でも笑いながら頑張ることができました。活動の中での一番の思い出は、子ガメのお世話をする仕事です。それは、仕事というよりも「癒しの時間」でした。子ガメがいるエリアに行った人達は、みんな声を揃えて「かわいい~」と言っていました。もちろん私もその一人です。子ガメのお世話は本当に楽しく、いつかまたやりたいと感じました。

体力を使う活動をし、普段とは全く違う環境での生活でしたが、あっという間に慣れ、どんどん生活が楽しくなっていきました。それから、毎日あったスペイン語のクラスも現地の文化を学び、第三言語(私は日本語と英語が話せるので)を習うのにもとても良い機会でした。

大きな変化は小さな一歩を踏み出すことから

メキシコでウミガメのタンク掃除を仲間と協力して行った高校生たち

メキシコで過ごした濃い二週間は、私を精神的にも肉体的にも強くしてくれました。そして、環境問題に対する考え方もさらに変えたと思いました。週に一回、現地でマネージャーを務めていたパブロさんは私たちのために、ワークショップを開いてくれました。最初の週のワークショップでは、私が最も興味があった海洋プラスチック問題についてレクチャーをしてくれました。海洋プラスチックの問題について説明をしていた時に、彼が言っていたことで一つ頭に残った言葉があります。「大手企業を一瞬で変えることはもちろんすごく難しい。でも、みんなが毎日少しずつ環境保護へ導くチェンジを起こせば、バタフライエフェクトでそれが連鎖し、世界的な動きが始まるよ。」と彼はこう語っていました。その「バタフライエフェクト」という言葉は私の頭を離れず、またウミガメの鼻の中にプラスチックのストローが刺さってしまったビデオのことを思い出させてくれました。ストローの廃止運動が始まったのもソーシャルメディアの影響で、世界中の人に知ってもらい、現状を変えたいと思った人が出てきたからではないでしょうか。プラスチック製ストローの廃止運動はこれから力を入れて私たちが向かって行く、環境保護運動に繋がる大きな始まりだと感じました。

このように、変化を起こすために私自身も沢山リサーチをし、とにかく人に現状を知ってもらうことが大事だと思います。それに私はトビタテ!留学JAPANや両親のおかげでこのボランティア活動に参加ができたので、この経験を活かして、物心がついた時からコツコツと専念してきた環境保護活動を更に続けたいと思いました。そして、バタフライエフェクトで人々の意識や行動がもっとエコフレンドリーな方向に少しずつでも進むように頑張りたいと思います。プロジェクトアブロード とトビタテ!留学JAPANさん、心から本当にありがとうございました。

ミラー怜

この体験談は、特定のプロジェクト活動、時期、期間に参加した一個人の経験に基づいて綴られています。プロジェクトアブロードの各プロジェクトは、現地の需要の変化や活動の進捗状況に応じて絶えず更新されるため、同じプロジェクトに参加しても体験者が語るストーリーとは異なる経験になることもあります。また、天候の違いなどによっても経験は大きく異なってきます。まずはこのプロジェクトの詳細を見てみよう。または経験豊富なスタッフに相談してみよう

ボランティア体験談に戻る

友達に教える :

トップに戻る ▲