Projects AbroadProjects Abroad

N・K – エクアドル 環境保護

環境問題の糸口を探るために未知の地へ

ガラパゴス諸島で出会った様々な国からやってきたボランティアたち

高校生の時に学んで以来、環境問題に危機感を抱いていたので、実際に環境保護の活動をしてみたいと思っていました。せっかく夏休みを利用して海外へボランティアに行くならばこれまで行ったことがないあまり自分の知らない場所に行きたい、カメを間近で見て世話してみたいと思い、ガラパゴス行きを決めました。フランスを経由してほぼ3日かけてサンクリストバル島に到着し、2週間滞在しました。

大自然の中で出会った命と人々

珍しい生物たちに出会った環境保護ボランティア1

活動は基本的に体を動かす作業が多いですが、その代わりに午後は比較的ゆっくりできました。週3回(月・水・金)は朝5時からアシカのモニタリング(性別、大きさを観察)→朝食→7時半からのガラパゴスゾウガメの世話→昼食をとって休憩、午後2時半からアシカのモニタリング(行動を観察)をしました。火曜日と木曜日は、毎週内容が変わります。ビーチの清掃や、外来植物の駆除、バードウォッチングなどをしました。普段運動をほとんどしないので、毎日筋肉痛になりましたが、早寝早起きの健康的な生活でとても生き生きと活動できました。午後は、他のボランティアの人たちと町の道端のケーキショップでケーキを買って食べるのが日課でした。お土産屋さんとレストラン、カフェがすべてビーチ沿いに集まっていて、毎日ゆっくり夕日を見ながら友達と話したり、家族へカードを書いたりして楽しく過ごしました。現地の責任者から緊急の連絡や翌週の活動内容等は携帯のグループチャットを通じて送られ、すぐに連絡が取れたのでとても安心できました。サンクリストバル島にはとにかくアシカがたくさんいて、まるでアシカの世界に人間が混ざっているような感じでした。素晴らしかったです。

珍しい生物たちに出会った環境保護ボランティア2

私は現地人の生活が知りたいと思い、ボランティア用の施設ではなく、ホストファミリーの家で生活することを選びました。彼らには英語がほとんど通じず、私自身もスペイン語は無知だったので、携帯の翻訳機能を使ってコミュニケーションを取っていました。それでもテレビを一緒に見たり外食に行ったりと共に大変楽しい時を過ごせました。週末はホストファミリーが島を案内してくれ、現地の学校など自分一人では行けなかっただろう場所に行けました。食事はお米が多く日本人の口に合うと思います。少し日本から食べ物を持ち込みましたが、ほとんど食べずホストファミリーに残してきたくらい、食事に心配はないと思います。水は日本にもよくあるウォーターサーバーを使い放題で、きれいな水へのアクセスが常にあり安心できました。自分の部屋にシャワー・トイレとベッド、収納があり、とても快適でした。

珍しい生物たちに出会った環境保護ボランティ3

ガラパゴス諸島はそれぞれの島にボートで訪れることができます。私はサンタクルス島とイザベラ島へ行き、ペンギンやフラミンゴ、各島のゾウガメを見ました。その島にしか生息しない動物が多くいるので、滞在中はできる限りたくさんの島を訪れることをお勧めします。特にゾウガメはそれぞれの島に保護センターがあり、サンクリストバルのゾウガメとは違う種がいるので、是非その違いを目で確かめてきてください。すべての宿泊、ツアーは現地のプロジェクトアブロードのスタッフが手配してくれるので、平日は何も週末の心配をせず過ごせます。こちらもプロジェクトアブロードの素晴らしい点だと思いました。ただ、島間の移動のボートは揺れが激しいので酔い止めを買って飲みましょう。私にとってはボートの揺れもガラパゴスでの思い出です笑 運が良ければイルカの大群などを見られるかもしれません。

珍しい生物たちに出会った環境保護ボランティア4

ガラパゴス諸島に約2週間滞在してみて思ったことは、とにかく人が親切だということです。比較的小さな島なので知り合い同士が多いのですが、知り合いを見かけたら必ず挨拶をするなど、とにかくみんな感じが良い人が多かったです。治安もとても良くて、夜に一人で歩いて家に帰っても問題なしでした。また、ボランティア活動には現地の大学生も参加していて、その人たちとは今でも連絡を取り合う友達になりました。

さらにサンクリストバルで感じたことは、島の人々と自然がうまく共存しているということです。島では動物の2m以内に近寄ってはいけない、動物を触ってはいけないというルールがあり、それを一番守っていたのが現地人であり、レンジャーの人たちが説明していたように彼らには動物を大切にする精神があると思いました。私は今ある自然や動物、生態系を守る必要があるということ、そしてそれは地道な作業であるけれども大切で、楽しさもあるということを学びました。

ほんの少しの勇気が自分を成長させてくれた

珍しい生物のかわいい寝姿に出会った環境保護ボランティア

このプロジェクトを通して一人で地球の裏側へ旅し、数週間滞在してボランティアをしたことは、とても大きな自信になりました。泳げず海が怖いのにもかかわらず、人生で初めてシュノーケリングに挑戦しました。それがKicker Rockというサメが泳ぐ底が見えない深さの場所であったということは私の中でとても印象深い今後の糧になる思い出です。初めて経験することを自ら進んで行うのには勇気が要りますが、その少しの勇気を持つことができれば、その後の自分に影響するような素晴らしい経験ができることを知りました。

今後私は大学で環境経済学を学ぶ予定で、将来環境保護に関わる仕事をできたらと思っています。今回のプロジェクトでの活動の大変さや楽しさを思い出しながら、今後環境について考え、学びたいと思います。

N・K

この体験談は、特定のプロジェクト活動、時期、期間に参加した一個人の経験に基づいて綴られています。プロジェクトアブロードの各プロジェクトは、現地の需要の変化や活動の進捗状況に応じて絶えず更新されるため、同じプロジェクトに参加しても体験者が語るストーリーとは異なる経験になることもあります。また、天候の違いなどによっても経験は大きく異なってきます。まずはこのプロジェクトの詳細を見てみよう。または経験豊富なスタッフに相談してみよう

ボランティア体験談に戻る

友達に教える :

トップに戻る ▲