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大塚 一樹 - タンザニア マイクロファイナンス

転職するタイミングでかねてからの夢を実現

私は、2019年の1月29日から2月22日まで、タンザニアのマイクロファイナンスのボランティアに参加しました。私は52歳。英語圏で生活したことは無く、英語はアジアの人とは何とか会話が出来るが、欧米の人との会話は何度も聞き返さないと分からない程度のレベルです。30年間、日本の金融機関に勤務し、自分なりにお客様のために全力で働いて来た自負はありますが、学生のときから考えていた「発展途上国の貧困を無くす為に働く」という夢に関しては、仕事を長期間休めないことから、叶わないものと思っていました。

ただ、今年の1月に、急遽、仕事を変わることになり、新会社に移るまで6週間のFREEの期間が出来ました。「マイクロファイナンス」の事は以前から興味を持っており、ネットで検索したところ、複数の機関が見つかりましたが、電話での対応が丁寧だったことと、「2週間から受け入れ可能」であったことから、Projects Abroadに絞り、アドバイザーと相談をしながら、渡航計画を立てていきました。結果、10日くらいで前職の引継ぎを終わらせ、風土病の注射やマラリアの薬を準備し、1月終わりからアフリカに入った次第です。

自分のキャリアを生かすことができたマイクロファイナンス

タンザニアと聞くと、風土病や治安等の不安があり、また、話を聞くと、日本人はほとんどおらず、欧米のボランティアと英語でのコミュニケーションが必須との事でしたので、一歩踏み出すのに躊躇したのは事実ですが、ボランティアアドバイザーの方に「マイクロファイナンス」という仕事を丁寧に教えて頂いたことと、病気や治安については、自身の注意である程度は防げることを確認出来たことから、申し込みを決定しました。ボランティアアドバイザーの方の、サポ-トが無ければアドバイスが無ければ恐らく、申し込めなかったと思います。本当にありがとうございました。結果として、現地では、風土病を媒介する虫や蚊は、HOME STAY先にほとんどおらず、治安についても、「夜間の外出は命の保証はしない」というほど、夜の治安は悪いですが、日中は極めて安全で普通に外出できました。英語については、ボランティアは欧州から来ている若者がほとんどで、TEAM内で議論が発生する際には、速すぎてよく分かりませんでした。ただ、事前に何の会議をするのかが分かっている時は、何がポイントかを事前にリーダーに確認しておけば、みんなが話していることは分かりますし、それも分からなくなったら、「会話が早すぎて分からないからゆっくり話して」と言えば、みんな、ゆっくり分かりやすい言葉で話してくれます。自分が思っていることは、何とか伝えるように努力すれば、それなりに何とかなりましたので、オッチャンでも何とかなると感じました。マイクロファイナンスは、現地の貧しい女性の方が自立的にビジネスを行えるように、金銭面とノウハウ面での支援を行うもので、自分の金融機関に勤めたキャリアが役に立つのではと思って参加しました。融資や試算表、SWOT分析等、仕事で学んできたものを総括して、現地の方に説明が出来たことから、金融機関経験の方には向いているのではないかと思います。ただ、オランダから来ている18歳の人が、マネージャーからアドバイスしてもらって、普通に「人権問題とは」という、プレゼンをしたりしていますので、英語力があり頭が柔軟な方ならキャリアは関係ないと思います。

活動は月曜から金曜日の午前9時から午後5時までです。月から木曜は近隣の女性Grの集落に訪問し、融資しているPJの状況や各自の商売の状況をヒアリングしたり、融資の申し込みを受けたり、ビジネスのレクチャーを実施します。金曜日は、ボランティア同士の会議を行い、各女性Grの問題点や今後の指導のポイントを統一します。ビジネスのレクチャーは、自分が出来ることを、プレゼン資料にして英語でプレゼンをして、それを通訳の方がスワヒリ語に訳して女性Grに説明するもので、初めは緊張しますが、皆さんは結構真剣に聞いてくださるので、やりがいを感じるときです。前任者がUSD380での洗濯機購入の融資をしたのですが、マニュアルが英語のため女性GRが理解できず、洗濯機が動かせないとの話があり、行って洗濯機を動かしたら、みんなが大喜びしてくれたことも良い思い出です。自分が出来ることは上司に相談すると、基本はやらせてくれますので、ドンドンチャレンジしていくべきです。毎週木曜日は、午後にスワヒリ語のレッスンと、夕方はSOCIAL DINNERという食事会があり、友達が自然と出来、年齢関係なく付き合ってくれました。みんなと土日は、サファリや海に行ったり、お互いの下宿に行ったり出来ますので、楽しく生活することが出来ました。前述の通り、暗くなってからの外出は絶対禁止、伝染病危険地域には行かない等、相応の自己管理は必要ですので、そこは注意してください。

自分にできることを全力で楽しむ

1ヶ月弱の期間でしたが、自分にとってはかけがえの無い経験となりました。現地の方の明るい笑顔や、私の名前を大きな声で叫んで笑いながら近づいて来てくださる方たちと毎日活動していると、また明日も会いたいお話したいと心から思いました。毎朝目覚めるときに、「今日は何があるのだろう?どんな人と出会うのだろう」と考えるだけで、ワクワクしました。「自分に何が出来るのか?」それを真剣に考え、実践し、その活動が喜ばれると、自分のモチベーションは上がり、また何かしたくなる。ボランティアというものに、敷居の高さを感じていた自分は、自分がやれることを、自分なりにすることについて、躊躇いがなくなったと思います。

これからの人生の中でも、友達である彼らのために、日本から自分が出来ることを少しでもやっていきたいですし、また、欧州に戻っていったボランティア達とも連絡を取りながら、力を合わせてアフリカの為にそれぞれの国で、働きを行って行きたいと思います。「出来ることをできるだけ」そして「楽しんで」やっていきたいと思います。

大塚 一樹

この体験談は、特定のプロジェクト活動、時期、期間に参加した一個人の経験に基づいて綴られています。プロジェクトアブロードの各プロジェクトは、現地の需要の変化や活動の進捗状況に応じて絶えず更新されるため、同じプロジェクトに参加しても体験者が語るストーリーとは異なる経験になることもあります。また、天候の違いなどによっても経験は大きく異なってきます。まずはこのプロジェクトの詳細を見てみよう。または経験豊富なスタッフに相談してみよう

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