高校生のうちに、自分の目で確かめたい

去年、先輩が違うプログラムでカンボジアに行ってて、その話を聞いた時に、一緒に参加した大学生は就職のために来ただけで、何も貢献しようとしてなかったと言っていて、そんな大学生にはなりたくないと思い、自分が大学生になる前に一度行ってみたいと強く感じたから参加しました。

このプログラムを選択したのは、高校生スペシャルということで、自分と同じような年齢の世界中の子と一緒に活動できることに魅力を感じたからです。

渡航前は、行くという実感が全然わかなくて、何も考えていなかったです。

カンボジアを知って

午前中は学校に行って、子供達に英語を教えました。

私のグループは、最初に単語を教えて、それを使ってゲームをし、最後の方は文章を作ったりもしました。

午後は、教室の窓の枠をペンキで塗り、不安定な場所をコンクリートで埋めました。

また活動中には、昔カンボジアで何が起こったのかを知り、強い衝撃を受けました。

映画を観て、その翌日にs21に行って、たくさんのことを考えさせられました。

本当にこの場で起こったのかと疑いたくなる事実。

目を背けたくなる真実。

カンボジアに来なければ、一生知ることのないまま過ごしていたかもしれない。

そう考えると、本当にきてよかったなと思います。

目を背けたくなるようなことから目を背けてはいけない。

この言葉が、頭の中をぐるぐると回っていました。

その事実を目の前にしてから学校に行くと、子供達の笑顔を守りたいと強く思いました。

カンボジアでの生活

滞在先のホテルは、思っていたより綺麗で、シャワーも温かかったです。

食事も、私は美味しいと感じました。

洗濯は、週に一度まとめてクリーニングに出してもらいました。

間に合わない分は、自分で手洗いしました。

ディスカッションや部屋で英語でコミュニケーションを取ることは、大変でした。

ルームメイトはフランスの子だったので、最初はコミュニケーションをとるのが大変でしたが、勇気を出して自分の思っていることを伝えたら、距離が縮まったように感じました。

同じ部屋が日本人だったら、この経験はできなかったなと思います。

よかったです。

たくさんの学びを今後へ

あっという間に終わってしまったような気もするけど、思い返せば濃い2週間でした。

1つ言えることは、行ってよかったということです。

実際に行ってみなきゃわかんないことは、たくさんあるということ。

世界には、まだまだ知らないことがたくさんあるということ。

自分たちにできることは、ちっぽけなものだということ。

それでも笑顔になってくれる人がいるということ。

その笑顔を守りたいということ。

コミュニケーションをとるのは、難しいということ。

でも勇気を出して話せば、受け入れてもらえるということ。

挑戦するのが大切だということ。

現地では、たくさんのことを学ぶことができました。

今後は、自分が何をしたいのか、笑顔を守るために何ができるのか考えて大学進学し、日本じゃない国でも学びたいと思います。

これから参加する高校生へ

自分から逃げずにチャレンジすると、絶対に成長できます。

行ってよかったと思えます。

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この体験談は、主観に基づいて綴られています。

その時の現地の需要や活動の進捗状況、参加時期、参加期間、天候などによって得られる経験が異なりますので、あらかじめご了承ください。

ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。