はじめに
カンボジアで医療の海外インターンシップ参加者を募集しています。
この医療インターンシップは、プノンペンの総合病院のさまざまな病棟で、回診や診察を行う医師たちのシャドーイングを行いながら、発展途上国の医療現場を学ぶ実践型。
また、現地の医療専門家と共に周辺地域に出向き、普段十分にヘルスケアを受けられていない貧困層の人々の健康を促す国際医療支援活動もサポートしていきます。
インターンのあなたにとって、カンボジアに生きる人々の生活環境や生活習慣を目の当たりにしながら、海外で実践的な医療・ヘルスケアに携わる有意義な留学経験となるでしょう。
カンボジアで医療インターン中は、首都プノンペンにある専用のボランティア寮に滞在。世界中から参加する多国籍な外国人インターンと出会い、交流する貴重な機会にお役立てください。
活動がお休みの週末は、カンボジアの魅力に触れる冒険へ。現地で友達になった仲間と共に、カンボジアの歴史と文化に触れに出かけよう！
医療インターン参加条件
カンボジアでの医療の国際インターンシップの応募対象は、世界中の大学生や社会人のみなさんです。
高校生には、高校スペシャルの医療プログラムがおすすめ！
大学の医学部もしくは看護学部で2年以上の学習経験がある方（医療系専門学校は不可）ならどなたでも参加が可能です。これまでも、多くの医学生や、現役の医師をはじめとした医療やヘルスケア専門家のみなさんが参加してきました。
これまでも、海外で実践的なヘルスケア経験を積みたい、カンボジアの医療事情を自分の目で見てみたい、東南アジアの発展途上国で国際医療支援に携わりたい、実践的な医療英語を磨きたい！などのそれぞれの目標を胸に、多くの日本人学生や社会人のみなさんがこの医学・医療留学に参加してきました。
いずれの場合も、カンボジアという東南アジアの発展途上国の医療事情や健康問題、現地ならではの疾患を自分の目で見て学び、医療・ヘルスケアの重要性やそのあり方を深く考えさせられる留学経験となるでしょう。今回の経験は、今後のあなたのキャリアアップや国際的な場での活躍を後押ししてくれるはず！
参加にあたって求められる語学力は、基礎英語力。
そもそも受入れにあたって英文履歴書の提出が必要な上、現地到着後のコミュニケーションは基本的にすべて英語で行われます。そのため、例えば現地スタッフが話していることがまったく分からないと、大事な指示や有益なアドバイスを理解できず、苦労するのはあなた自身。言葉による意思の疎通を大事にする海外の現場では、最低限の英語力は不可欠です。
だからこそ、英語のブラッシュアップを含む渡航準備にどれだけ真剣に取り組んできたかが、現地での経験を左右すると言っても過言ではありません。
すべては、あなた次第です！
活動内容
- 公立病院で患者を診察・処置する医療スタッフのシャドーイング
- プノンペンの貧困地域への医療ケアの無料提供
- よくある病気の予防・対処についての啓発活動
公立病院で患者を診察・処置する医療スタッフのシャドーイング
医療インターンの主な活動として、病院で回診を行う医師たちの観察に取り組みます。これは、現地の医療専門家が実際に患者を診察し、処置を施す様子を間近で学ぶチャンス。この経験は、カンボジアでよくある疾患への知識を深める良いきっかけとなることでしょう。積極的にメモをとり、質問していきましょう。
カンボジアの医療インターンシップでは、複数の病棟で活動することが可能です（各病棟2週間以上）。派遣先の病棟は、参加期間、経験、熱意によって異なるので、積極的に取り組むことをおすすめします。
プノンペンの貧困地域へのヘルスケアの無料提供
カンボジアの貧困地域に暮らす多くの人々は、金銭的な理由からヘルスケアを受けることが困難な状況に陥っています。医療インターンは、子供のケア施設を中心に地域各所に出向き、ヘルスケアを届けます。現地の医療専門家の指導のもと、例えば心拍、血圧、血糖値、体温の計測をはじめとする基礎健康測定を行い、地元住民の健康レベルのチェック・改善を助けます。
よくある病気の予防・対処法についての啓発活動
貧困地域の状態や教育の欠如から、多くの地元住民は病気になりやすいとされています。医療インターンは、HIVエイズ、肺炎、寄生虫による感染症などの予防を促し、感染の兆候や症状について広く教育していく活動をポートします。
派遣先の種類
カンボジアの医療の海外インターンシップ先は、年間17,000人の入院患者を抱える公立病院。
施設自体はベーシックではありますが、プノンペン市内で最大の総合病院です。
ここで働く医師の多くが、基本的な英語を話すことができます。
このプノンペンの公立病院では、以下のような病棟でインターンを受け入れています：
- 緊急外来（夜シフトも含む）
- ICU
- 外科／外傷（腹部、小児、泌尿器、ICU）
- 呼吸器系
- 胃腸科
- 心臓科
- 耳鼻咽喉科
- 皮膚科
- リウマチ／糖尿
- 産科
- 婦人科
- 小児科
- 神経科
- 精神科
- 眼科
- 口腔外科／歯科
- 感染病
- がん科
どの病棟でどれだけインターン活動に従事できるかは、あなたの関心や経験、積極性、参加期間によって異なります。
複数の病棟で活動したい場合は、一つの病棟につき4週間以上の活動が求められます。
すでに特定の専門医療に関心がある場合は、異なる病棟を視察する代わりに、一つの病棟で集中して活動することも可能です。
希望・要望があれば、お申込みの際にぜひその旨をご記入ください。
活動拠点
プノンペン
約150万人が暮らすカンボジアの首都。
「アジアの真珠」の名の通り、今日の東南アジアで最も美しい都市の一つと言われています。
バイクが行き交う大都会プノンペンには、フランス植民地時代の建築もちらほら。一方、昔ながらの生活様式や道端では僧侶も見かけるような興味深い都市！
医療インターンの1日の流れ
カンボジアでの医療の海外インターンシップは、現地の祝祭日を除く平日に行われます。
日々の勤務時間は、病棟やその時の状況によってさまざまです。病棟や希望によっては夜勤シフトの活動も可能です。
活動内容は、その日の状況、あなたの知識、経験、スキル、語学力、積極性などによってさまざまですが、基本的に回診から始まり、次に診察に付き添います。他にも、貧困地域にヘルスケアを提供すべく地域に出向くこともありますので、臨機応変に対応しましょう。
1日のインターン活動を終えた後は自由時間です。周辺の散策に出かけたり、滞在先の仲間とくつろぐなど、自由に楽しむことができます。
インターン活動がお休みとなる週末は、現地で友達になった外国人インターンと共に、カンボジアで新しい発見をしに出かけよう！
活動のねらい
カンボジアにおける医療の海外インターンシップのねらいは、医療の知識や経験を共有することによって、カンボジアの医療の発展に貢献すること。
そして、インターンのあなたが発展途上国の医療現場で経験を積むこと。
プロジェクトアブロードは、東南アジアのカンボジアで、以下の項目に焦点をあてた医療インターンシップを行っています：
- 貧困層の人々のヘルスケアへのアクセスの向上
- 専門医療や代替ヘルスケアの質の向上
- 医療に関する知識や治療法の共有
- 衛生状況の改善
あなたも、カンボジアの医療現場で実践的な経験を得ながら、長期的な目標の達成を助けるインターンの一員へ。
マネジメントプラン
プロジェクトアブロードは独自のマネジメントプランを設け、活動に対する目標の明確化と目標達成の具体化を行っています。
マネジメントプランは、まさに私たちの活動の道しるべ。
よろしければ、マネジメントプランもあわせてご覧ください。
活動が世界に与える影響
プロジェクトアブロードは、毎年明確に定められた長期的な目標の達成に向けて取り組まれています。
その目標達成の鍵となるのが、参加者一人ひとりのみなさんの存在です。
グローバルインパクトリポートにまとめられた年間の活動の進歩と功績は、参加者全員の努力の結晶。
よろしければ、活動が世界に与える影響もあわせてご覧ください。
滞在先と食事
カンボジアで活動中の滞在先は、プノンペンにある専用のボランティア寮です。
基本的に同性の仲間とのルームシェアとなりますので、貴重な異文化体験の機会として積極的に交流を図りましょう。
現地では1日3食分の食事が提供されますので、ぜひ食からもカンボジア文化をお楽しみください。
滞在先は先進国のモダンで便利な生活と比べると質素に感じるかもしれませんが、安全面や清潔面の基準は満たされています。
現地サポート
安全を第一優先とするプロジェクトアブロードは、すべての活動国で24時間体制の現地サポートを提供。
だから、海外への渡航が初めての方でも安心して参加できる魅力があります。