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Conservation Asia 2016の協議で、カンボジアの「ゴーストネット」注目の的に

プロジェクトアブロードのカンボジアスタッフSea Sorn氏がConservation Asiaでゴーストネット問題についてプレゼンテーションを行っている場面

シンガポール国立大学で行われたConservation Asia 2016にて、プロジェクトアブロードのカンボジア環境保護プロジェクトベースマネージャー、フィールドコーディネーターであるSea Sorn氏がプレゼンテーションを行いました。

2016年6月29日~7月2日にかけて行われたConservation Asia 2016は、Society for Conservation Biology (SCB)のアジア部門とAssociation for Tropical Biology and Conservation (ATBC)のアジア太平洋支部の共同で開催されました。今回の協議のテーマは「人々、ビジネス、生物多様性にとっての持続可能な展望」で、アジアの地域が直面している複雑な環境問題に焦点があてられました。

この協議へ出席するための奨学金を得たSea Sorn氏は、「環境保護教育と環境保護活動を通じたコミュニティ強化」のセッションにおいて、「カンボジアでのゴーストネット問題」と題したプレゼンテーションを発表しました。Sorn氏のプレゼンテーションは、プロジェクトアブロードのカンボジアでの環境保護プロジェクト活動での発見に基づいて行われました。

「ゴーストネット」とは、海へ捨てられた漁網のことで、特に亀などの絶滅危機種も含む海洋生物を混乱・窒息させたり、遂には死に至らせることで問題になっています。運が良ければは漁師によって助けられることもありますが、ほとんどの場合は、網に絡まった後自分自身で脱出することが不可能となります。またゴーストネットはサンゴを窒息させ、最終的には死に追い詰めるため、結果として藻類を繁殖させてしまっています。

オーストラリア人ボランティアケイトさんとカンボジア環境保護プロジェクトスタッフがビーチ清掃活動行っている場面

この問題は、カンボジアの海の生物多様性や生態系にとって大きな脅威になっています。この問題に対して提案できる理想的な解決策は、すでに海に放棄されているネットを回収し、地元の人たちに環境保護教育活動を行うことによって、これ以上ネットを海へ捨てないよう呼びかけることです。

プロジェクトアブロードによって集められたデータは、この問題の重大さを示す証拠となりました。また、今後この環境保護問題に取り組むためのマネジメントプランを作る上でも活用されます。これら全てには、さまざまな関係者や政府からのサポートが必要となります。こうしてでき上がるマネジメントプランは、カンボジアのゴーストネット問題において最も包括的な概観を示すことになるでしょう。

プロジェクトアブロードのカンボジアでの環境保護プロジェクトは、カンボジアの南西に位置するKoh Sdach島を拠点に行われています。プロジェクトに参加するボランティアたちは、ダイビングによる調査のためのデータ収集、教育的ワークショップ、ビーチの清掃など、多岐に渡って活動を行っています。

また、海洋汚染への取り組みは、このプロジェクトが最も力を入れて取り組んでいる分野でもあります。海洋汚染問題に取り組むための戦略の一つは、「Dives Against Debris」と呼ばれています。その名の通り、ボランティアがダイビングをして、海からゴミ・がれきを取り除く活動です。

Koh Sdach島で行われているカンボジア環境保護プロジェクト、ダイビング調査中に撮られた一枚

この活動は、現地のサンゴ礁からゴミやがれきを過去18ヶ月間で2トン以上収集するという大きな貢献を果たしました。そしてそのゴミのほとんどが漁業ネットかロープという結果です。

「Dives Against Debris」活動では、カンボジアの海をゴミのないきれいな海にしようと日々根気強くゴミ収集に取り組んでくれたボランティアとスタッフの賞賛すべき成果です。また、ボランティアたちの努力は、将来の環境保護マネジメントプラン作成や科学的研究など価値ある取り組みに貢献しています。

詳しくはカンボジア環境保護プロジェクト、または他の活動国での環境保護プロジェクトの取り組みをご覧ください。

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