カンボジアでアクティビティの準備に取り組むボランティアたち

実体験から学ぶ!海外ボランティアでよくある後悔6選

スタッフ | 2023年 12月 29日

海外ボランティア経験を振り返った時、「こうすればよかった」と思うことが一つや二つは誰もがあるはず。

そこで今回は、海外ボランティア体験者たちの間でよくある後悔6選をご紹介します。

体験者の実体験をもとにしっかり対策すれば、きっとより充実した海外ボランティア経験を得られるはず。

最後の番外編も見逃せませんよ!

①英語をもっと練習しておけばよかった

海外ボランティアでよくある後悔の1つ目は、英語の準備不足です。

完璧である必要はありませんが、海外ボランティアで求められる英語力を理解して、ある程度準備をしてつけた上で臨まないと、最初は日常会話の聞き取りだけで苦労の連続へ。

英語の聞き取りだけでなく、現地で活動中はさまざまな場面で意見を求められます。

海外インターンシップなどでは、特にそれが顕著です。

どう感じたのか、どう考えているのか、そしてどうしたいのかという自分の軸をもち、主語が「私」の「I」メッセージでしっかり伝えることが大切です:

「I think that maybe we should~」
「I would like to~」
「I suggest that perhaps we~」
「In my opinion,~」

質問に対して英語できちんと回答できるようにしておく他に、相手の意見やアイデアに対して積極的にコメントすることも大切ですね。

加えて、医療ボランティアからは、専門的な医療用語の聞き取りに苦労したという意見が特に多いです。

医療英語は聞き慣れない単語が多く、現地に行って急に覚えるのはなかなか難しいもの。

おすすめは、救急外来や外科、産婦人科など、自分が活動する分野の医療英語を予習して臨むこと。

英語に不安を抱える方は、ぜひお役立ち関連ブログもご参考ください:

②現地語も練習しておけばよかった

海外ボランティアでよくある後悔の2つ目は、現地語をまったく勉強しないで参加したことです。

海外ボランティアの活動国に暮らす現地の人々にとって、英語はほとんどの場合第二言語。

相手の母国語で話しかけるということは、「あなたの言語や文化をもっと知りたいです」というメッセージとなり、信頼関係を構築するスピードが大きく変わってきます。

例えば、人気の活動国であるタンザニアで海外ボランティアに参加する場合、渡航前にできるだけスワヒリ語に慣れておくのがベター!

もちろん、現地でひたすら会話をこなせば、簡単な現地語の挨拶やフレーズくらいはマスターできます。

でも、一歩踏み込んだ文章の組み立て方などは、やっぱり渡航前に学んでおいた方が効果的です。

ケニアの部族の女性たち

③参加期間をもう少し長くすればよかった

海外ボランティアのよくある後悔の3つ目は、参加期間が短すぎたことです。

日本人ボランティアのみなさんは、忙しいスケジュールの合間を縫って参加するため、欧米出身のボランティアと比べて参加期間が比較的短い傾向があります。

そのせいか、特に短期の海外ボランティアに参加したみなさんから、「もう少し長くいられればよかった」とコメントが寄せられることが多いです。

できれば、プログラムへの参加は最低2週間以上がベスト

活動を通して現地への理解を少しでも深めたいという考えであれば、やはり4週間は必要になってきます。

もしそれ以上の期間参加できるのであれば、複数のプログラムに参加をしてみる、活動国を変えてみるなどにより、その国の異なる側面を垣間見ることもできると思います。

複数のプログラムに参加するとコンビネーションで割引が適用されるので、これもうまく活用するとよいかもしれません。

④目標設定を明確にすればよかった

海外ボランティアでよくある後悔の4つ目は、事前に明確なゴール設定を行わなかったことです。

特に長期の海外ボランティアに参加すると、自分が何をしたかったのかがだんだん分からなくなり、迷走する時期が訪れることも。

そのような時期はモチベーションが上がらず、主体的な行動もとれず、ただ時間が過ぎてしまいがち。

後から振り返った時、ある意味自分を見つめ直す良い時間だったとも言えますが、限られた貴重な現地滞在期間ですので、できるだけ充実した日々を過ごしたいですよね。

特に海外インターンシップに参加される方は、現地にいる間にやりたいこと・達成したいことをあらかじめリストアップしておくとよいと思います。

イメージが付きやすいよう、いくつか例をご紹介します:

例①:医療の海外インターンシップに参加する場合

目標:異なる手術案件などを最低5回は視察する

⇒担当医師に自分の関心や求めている機会を明確に伝える
⇒具体的な案件をリストアップする:帝王切開、自然分娩、腫瘍切除、救急の外傷患者の縫合処置など

例②:人権の海外インターンシップに参加する場合

目標:人権に関するプレゼンテーションやワークショップを通して、地元の人々の人権への理解を促進する

⇒具体的なテーマを設定する:「女性」「子供」「自立」など
⇒実施したワークショップに対して地元の人々からフィードバックをもらい、検証・改善する

地域コミュニティでヘルスチェックを行う公衆衛生ボランティア

⑤服装についてもう少し調べておけばよかった

海外ボランティアでよくある後悔の5つ目は、服装の準備不足です。

意外かもしれませんが、思ったより寒かったというコメントが多いんです。

季節や時間帯にもよりますが、アフリカで海外ボランティア南太平洋で海外ボランティアなどの年中暑そうなイメージの活動国に渡航したところ、実際は半袖では寒かったという声をよくいただきます。

勝手に暑い・寒いと判断せず、出発前に渡航先の天気や気温を確認し、それに適した服装を準備するようにしましょう。

マイページにはさまざまな服装に関するアドバイスがありますので、活用しない手はありませんね。

現地での冷暖房の利用はほぼ期待できないので、簡単に脱ぎ着できる服装を持参して寒暖の調整ができるようにしておくと、快適に過ごせると思います。

よかったら、これでもう悩まない!海外ボランティアの服装選びのポイントもあわせてご参考ください。

⑥お金の準備をもっと入念にしておけばよかった

海外ボランティアのよくある後悔の6つ目は、お金の準備不足です。

ボランティア活動がお休みとなる週末は、現地で友達になった多国籍なボランティアの仲間と観光や旅行に出かける方がほとんどです。

その際、予想以上にレジャー代に出費がかさみ、金欠になったというケースもちらほら。

例えば、アフリカの活動国でサファリツアーに参加する場合、数万円単位の出費になることもめずらしくありません。

アフリカはもちろん、中南米&カリブ海の海外ボランティアは気軽にまた訪問できる距離ではないので、できれば現地にいる間に名所を巡ってその国への理解を深めたいですよね。

それには、少なくても関心がある観光地の訪問にいくらかかるのか、下調べしておくのがおすすめです。

あわせて、海外ボランティア全員に捧ぐ!保存版・知っておくべきお金ガイドもぜひご参考ください。

高校生の海外ボランティアのプログラムはすべて団体行動で、週末の小旅行やアクティビティもあらかじめ細かく組まれています。

カンボジアの僧侶から歓迎を受ける日本人ボランティア

【番外編】教材や書籍を買って行けばよかった

児童向けアクティビティの例題集や、授業運営に関する書籍を購入し、持参すればよかったという意見もよく聞きます。

チャイルドケアの海外ボランティア教育の海外ボランティアでは、慣れてくると自分で授業を担当するようになります。

授業やアクティビティの内容は、現地オフィスにある資料を参考にできますし、現地で見よう見まねで対応するケースも多いです。

しかし、できれば渡航までにどのような授業をしたいかを考え、授業のゴール設定の仕方や限られた資源や設備の中で実践できる内容のアクティビティを厳選する時間を作っておけば、活動開始後の行動が変わってくると思います。

書店などには保育士や教員向けの参考書がたくさんあるので、渡航前にチェックしてみてはいかがでしょうか。

【番外編】国際協力への理想と現実の差を実感した

後悔とまではいきませんが、抱いていた国際協力への理想と現実のギャップを感じたという声も過去にありました。

事前に国際協力について調べれば調べるほど、現地に行った後に実践の難しさを実感します。

渡航前に本などで理論を学んで「こういう場合は、こうすればよいのではないか」などと考えていても、実際の国際協力の現場では常に「足りない」「状況が動かない」「改善できない」「現地の人々のモチベーションが低い」などの難しさに直面します。

組織レベルで行う国際協力、個人レベルで行う国際協力はまた内容が異なりますが、答えのない事柄を現地の人々に説明したり、物事を前に動かすための労力は生半可なものではありません。

現地に行ってはじめて国際協力の難しさと大切さ、理想とその現実を学ぶことができるのは、非常に有意義な経験と言えるでしょう。

おわりに

今回は、実体験から学ぶ!海外ボランティアでよくある後悔6選と番外編を2つをご紹介しました。

これを読んだあなたは、後悔しない海外ボランティア経験を得るためのヒントを学んだはず。

ぜひ準備万端で渡航して、後悔なしの最高の海外ボランティア経験を得てくださいね。

プロジェクトアブロードでは、体験者から直接話を聞ける機会も設けています。

ぜひお気軽にご相談ください。

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