大事なこと

上達倍速?!海外ボランティア中の英語に対する心構え10ヶ条

スタッフ | 2021年 4月 14日

はじめに

海外ボランティアから帰国したみなさんから、「英語で苦労しました」という声をよくいただきます。

あなたは、できればそんな苦労をしたくないですよね?

現地到着後、倍速で英語を上達されられたらいいですよね?!

渡航中の心構え次第では、コミュニケーションがガラリと変わってきます。

そのちょっとした、でもとても大事な英語に対する心構え10ヶ条をご紹介します。

その① 明確な目標を立てるべし

海外ボランティア中にどの程度まで英語力をあげたいか、まずは明確な目標を立てることをおすすめします。

例えば、最初は全く英語をはなせない状態であったとして、2週間の活動を通して英語を口にすることへの気恥ずかしさをなくす、辞書なしで日常会話をこなせるようにする、外国人ボランティアの親友を作るというような具体的な目標を立ててみてはいかがでしょうか。

明確な目標があると、英語でコミュニケーションをとろうとするモチベーションが自然とアップするものです。

その② 時間がないなら、リスニング力を優先すべし

会話は知ってる単語をつなげるだけでも案外理解されることが多く、理解されなくても相手が推測して一緒に考えてくれます。

でも、会話の内容が全く分からないと、話し出す勇気がそもそも出ないのではないでしょうか。

したがって、渡航まで時間がないなら、英語耳を鍛えることに重点的に取り組むのが効率的です。

その③ 質問を事前に考えておくべし

日本語での会話では、深く考えなくても自然と言葉が出てくるものですよね。

でも、英語でいきなり会話を始めようとすると、単語や発音、文法など、分からないことが急に増えます。

もし一人でいる時に何か疑問に感じることや気になることがあったら、それを覚えておいて、英語でどのように言えばいいのか考えておきましょう。

それを他のボランティアと会話する時に聞いてみると、会話がしやすくなると思いますよ。

考える

その④ 会話中は電子辞書を使うべからず

英語に自信がないと、不安になってつい電子辞書に頼ったり、スマホで検索したりしたくなるかもしれません。

でも、会話中に英単語を調べていると、会話が滞り良いコミュニケーションになりません。

特定の単語が分からなくても、知ってる単語を組み合わせれば、言いたいことは大抵伝えられるはずです。

辞書は、一人で予習や復習する時に使用しましょう。

その⑤ 間違えることは当たり前と知るべし

勤勉な国民性からか、「英語を間違えたくない」「文法通り正しい英語を話さないと通じない」などと考える方が多い印象を受けます。

相手にしてみれば、沈黙を守り話しかけにくい雰囲気を出されるよりも、間違った英語でも一生懸命話伝えようと頑張っている人に助け舟を出したくなるものです。

もちろん、きちんとした英語を流暢に話せるに越したことはありません。

でも、英語ビギナーの場合は難しく考えず、伝えようとする姿勢の方が断然大事。

間違えて当たり前です。

英語の良し悪しに関係なく、コミュニケーションをたくさんとったボランティアのみなさんは、活動全体に対する満足度が高い傾向にあるんですよ!

その⑥ 大人数の会話に入れないなら、一対一で話すべし

英語に自信がないと、ボランティアの会話に割り込んでいくのにすごく勇気がいるのではないかと思います。

そんな時は、誰か一人を相手に英語で話してみましょう。

一対一での会話は大人数を相手に話をするのに比べてプレッシャーが少なく、言いたいことを言いやすいのではないでしょうか。

仲良くなれば、みんなで話す時もそのボランティアがあなたに気を留めてくれるかもしれませんよ。

一対一の会話

その⑦ 自分の殻に閉じこもるべからず

他の人の英語についていけないと、自信がなくなって一人で過ごしたくなってしまうかもしれません。

でも、負けないで!

自分の殻に閉じこもると、周囲があなたに話しかけにくくなって、悪循環に陥ってしまうかもしれません。

運命的に同じ国・同じプログラムに同時期に参加することになったボランティア仲間です。

きっと同じような考えや背景があり、あなたとつながることがあるはずです。

勇気を出して話しかけてみたら、案外向こうも話したがっていたりするものですよ。

その⑧ 話しかけられるまで待つべからず

誰かが話しかけてくれる、誰かが話をふってくれるのを待つのではなく、会話のスタートはいつも自分から!とこの際決めてみてはいかがでしょうか。

これは、英語ができる・できない、言語が英語・他の言語に関わらずあてはめることができます。

もしかしたら、相手も初対面で緊張しているかもしれません。

関心をもって積極的に話しかけると、話しかけられる側も嫌な気はしませんよね。

きっとあなたの英語力がどのレベルであれ、あなたの積極的な姿勢が打ち解けるきっかけになるのではないでしょうか。

その⑨ 他の日本人ボランティアと日本語で話すべからず

例えば、フランス人ボランティアが終始フランス語で話していたら、あなたはどう思うでしょうか。

その中に入っていこうとは思わないですよね。

日本語でも同じことです。

他の日本人ボランティアがいたら日本語で話したくなるのは分かりますが、他の国出身のボランティアがいる時は、それはそれはやめましょう。

自分から他の人との交流の場を狭めてしまっているかもしれませんよ。

オレンジ色のスピーカー

その⑩ 覚悟を持って渡航すべし

英語で苦しむ場面は、ほぼ間違いなく出現します。

英語で言いたいことが伝わらず、悔しい思いをすることは毎日と言っていいほど現れます。

でも、そこで自信をなくして英語で話すことをやめてしまっては、せっかく海外まで来たのにもったいないですよね。

みんな通る道です。

英語を話せる人はその悔しさをバネにして英語を話せるようになってます。

英語が伝わらないことに劣等感を感じる必要はありません。

おわりに

今回は、海外ボランティアに参加する時の英語の心構えをご紹介しました。

どのプログラムへ参加するにせよ、人とのコミュニケーションは避けて通れません。そのコミュニケーション次第で、あなたのボランティア活動がどの程度充実するかも異なってきます。

どんなに拙い英語でも、自分が口にした英語が相手に通じた時はうれしいもの。それをぜひ味わってみてください!

このブログと一緒に、英語が苦手でも今日からできる海外ボランティア攻略法も読むことをおすすめします。

シェア:

SNSでのシェアやコメントをお願いします!