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環境保護ボランティアがバラ・オンダ国立公園のコンゴウインコを守る活動を実施

プロジェクトアブロードの環境保護プロジェクトのスタッフが、コスタリカのバラ・オンダ国立公園でコンゴウインコの巣の様子を撮影しました生物多様性や環境保護への取り組みで世界的に有名なコスタリカでは、コンゴウインコはこの取り組みを代表する主要な生物の1つです。明るい色の羽で覆われているコンゴウインコは中米から南米にかけて生息するオウム科の鳥類です。しかしながら、狩猟や生息地の減少から特に中米で急激に個体数が減少しています。

プロジェクトアブロードの環境保護ボランティアによって2012年に始められたコンゴウインコ保護プロジェクトは、活動が行われているGuanacaste州近郊に生息しているコンゴウインコの分布や個体の減少などに焦点を当てています。現在までに、12羽が公園の周りの地域に生息していることが確認されています。これまでに孵化したばかりのコンゴウインコが3羽、巣から飛び立つ姿が確認されており、直近で飛び立ったのは8月中旬に確認された2羽です。

「Guanacaste州のコンゴウインコが絶滅の危機にさられている理由は2つあります」と環境保護プロジェクトのディレクターであるAnthonyは言います。「1つ目は卵を巣から盗む人々が盗んだ卵を闇市で売っていることです。2つ目の原因は、コンゴウインコが巣を作り生息する木が無くなりつつあることです」

プロジェクトアブロードのボランティアが行っているコンゴウインコの卵の密猟を防ぐ活動

ボランティアはコンゴウインコを保護するための3つの活動に取り組んでいます。直接巣を守る活動、教育活動、森林再生活動です。5月初旬に2つの巣で卵が見つかって以降、コンゴウインコのつがいの習性を観察すると同時に卵や雛が密猟者の手に届かない状態を保てるよう、プロジェクトアブロード環境保護プロジェクト責任者とボランティアが巣を朝から晩まで1日中たゆみなく観察を行っています。

Ruizは、「ボランティアが集めた巣や親鳥の習性の観察データのおかげで、プロジェクトアブロードは繁殖期のコンゴウインコの行動に関する情報を持つ唯一の団体となりました」と述べています。

コンゴウインコの寿命の長い割に繁殖力が弱いこと、人生で1羽のパートナーとのみ居続ける習性をもつことから、狩猟の影響は大きいと言えます。Convention on International Trade in Endangered Species(CITES)やWild Bird Conversation Actなどのアメリカやヨーロッパのさまざまな政府機関による尽力にも関わらず、欧米の闇市ではコンゴウインコの卵や雛の取引が今でも盛んに行われており、それらは約700ドルから2000ドルで売られます。狩猟で生計を立てる人々は平均収入がとても低い地域が多いですが、コンゴウインコの卵や雛はそういった地域の月平均収入の2~3倍の額で取引されるのです。

ボランティアによって地元の学校で行われているバラ・オンダ地域の狩猟の問題の解決に向けた環境保護教育は、生徒や地域住民に生物学・コンゴウインコの生態や周辺の生態系おける役割について焦点を当てて行われています。さらにボランティアは活動や調査の情報を地元の人々と共有することによって、その地位金の生物多様性にコンゴウインコが重要な意味を持っていること、またなぜ保護されるべきなのかについての認知度を高めることが出来ます。

野生生物を増やすために行われている森林再生の支援

約2~3週間が経ち特徴的な明るい色の羽が生えてきたものの、まだ飛ぶことのできないコンゴウインコバラ・オンダ国立公園で活動するボランティアが、ブラジリアンファイアーツリーとしても知られる2か所のガジナッソの木のくぼみに巣があるのを発見しました。長年にわたる森林の伐採は、高い所に巣を作ることを好むコンゴウインコの生息地の破壊を招いています。コンゴウインコの生息地の復活を目標とした森林再生活動は、地域の野生生物(特にコンゴウインコ)が好んで巣を作る絶滅の危機に瀕したこの土地固有の木を植えることを中心に行われています。

「こういった木は家屋の建設によく使われることから違法伐が行われ、無くなっています。」とRuizは言います。「だから私たちは、コンゴウインコが食べ物を得られるよう、国立公園の周りにさまざまな種類の木を植えています。」

次のステップは、国立公園の周りの地域で暮らしているコンゴウインコの個体数を数えることです。環境保護ボランティアとスタッフは鳥たちが最も活動的な早朝の時間帯に生息エリアを監視し、コンパスやGPSを使って飛行パターンや習性を調べる予定です。

「私たちは4つのポイントで観察を行う予定です」とRuizは言います。「そのうち2つのポイントは公園内にあり、もう2つのポイントは山の近くにあります。これは360度から地域一帯を観察することで、まんべんなく個体を数えることができるでしょう」

コンゴウインコ発見された国々の内、その85%以上の個体群が2つのグループに分類されています。1つはオサ保護区、もう一方のグループは太平洋側南部の半島地区、ごく少数の個体群が太平洋側の中部で確認されています。2005年に発表された13年間にわたるコスタリカ国立大学の研究によると、これら2つのグループ合わせて最大で1100羽が生存していると推定されています。しかしこうした研究は楽観的だとも考えられます。彼らの研究結果によると、さまざまな政府や民間組織による長期間持続可能な保護への取り組みは、これらの個体数の増加に良い影響を与えているようです。

バラ・オンダ国立公園で行われている環境保護プロジェクトの活動をもっと見る

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