マダガスカルは夢の国だった

海外いきたい~、日本とは別世界のような所にいってみたいな~、と思い調べた結果が貧困地や支援を必要とされている場所で活動ができるプロジェクトアブロードでした。

すぐに説明会に行き、英語能力の基準があるのかと心配していましたが、積極性があればこのプロジェクトならば大丈夫ですと聞いた時は、一か月後に出発しようと決めました。出発日や期間を自分の好きな様に決めることが出来るのでとてもたすかりました。

私は新聞でマダガスカルにしかいないキツネザルの95%が絶滅の恐れがある、という記事を目にし、幼い頃に見ていたアニメにキツネザルが出ていたこともあり環境保護のプロジェクトに参加しました。

長いフライトを終えてマダガスカルに到着し、5時間かけて滞在先のアンダシべという所に移動しました。移動中はテレビの中の世界…と思っていましたが、滞在先に到着し車を降りると目の前にはニワトリ、野良犬、見たことない大きさのアヒル…、これから3週間の生活がとても楽しみになった瞬間でした。

現地での活動内容

活動内容は現地に着いてタイムスケジュールを貰えるのでそれで確認します。私の行ったプロジェクトは主に以下の通りです。

  • 観光客などが訪れるナショナルパークなどの道の整備
  • 土で埋もれた道路の整備
  • ナショナルパークで植樹に使える苗を採取し新たな場所に植え直すこと
  • 動物や鳥の調査

文字に直すと地味で楽しくないんじゃないかなと思いそうですが、その他にも現地の方との交流や一緒に行うプロジェクトもあり文では伝わらない達成感や高揚感があるので是非行ってみてください。Everything is perfect! と思えるはずです。

週に2日間ある休みの日には、食事の時にしか顔を合せなかった他のプロジェクトに参加中のボランティアの方なども交えて全員で出かけて、ご飯を食べたりゲームをしたり一気に距離が近くなるので楽しかったです。

活動を通じて手に入れた前向きさ

最後に今回参加してみて、私は言語の壁は低いということを知りました。

3週間滞在して、私は最初の1週間は周りの仲間の言っている単語を聞き取ることができず話が理解できずに愛想笑いや頷くことしかできませんでした。

夜ご飯を食べた後などみんなで楽しく会話をすることができず、早く自分の部屋に戻りたかったのですが、戻るタイミングも分からず愛想笑いを1週間近くしていたら、いつの間にか単語を聞き取ることができ話のオチが理解できてきたんです。

その後は会話の場にいることが楽しくなり気がつくと自然と“Wow, it’s good!” など反応をしている自分に気がつきました。

その後は間違っても笑われたりなどは一切ないので意見を求められた時に積極的に話すことができ、最終日に近くなるにつれ言葉が通じるかを気にしていたことがおかしく思えてきました。

私は今回の体験を通して、自分には無理かもなどと考えたりすることが無くなり、どのように行うと自分にも出来るだろうという考え方ができるようになりました。

今回の体験は今後の自分の人生にプラスになると思えました。

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マダガスカルで熱帯雨林保護 木村佑介

この体験談は、主観に基づいて綴られています。

その時の現地の需要や活動の進捗状況、参加時期、参加期間、天候などによって得られる経験が異なりますので、あらかじめご了承ください。

ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。