些細な思い出が心に響いたフィリピンでのボランティア

傘下のきっかけは、去年の夏にカンボジアで⼩学⽣へのボランティアをし、またやってみたいと思ったことと、今年のお正⽉にフィリピンに訪れ、そこで感じた疑問点を確かめたいと思ったことです。

好奇⼼が強い⽅なので、緊張などは全くなく、ウキウキとした気持ちでした。

フィリピンでの活動と生活

現地では、毎⽇⼩学校に訪れ、⼦供達と交流したり、ウェイストマネージメントについてのプレゼンを⾏なったりしました。また、⽇本の⽂化を広めました。

大変だったのは、幼稚園児が英語も話せないし、意思疎通の⽅法がなくて、ただただ暴れ回るのを⽌めるしかなかったことです。

滞在先のホストファミリーは、裕福って感じではないけど、毎晩、歌ったり踊ったりとても賑やかな家族でした。

⾷事は、⽩ごはんと、おかず2つくらいでした。⽇本⾷とかけ離れているわけではなく、普通に⾷べることができました。

バケツシャワーや、トイレもバケツで流すという⽅法だったけど、慣れると全く苦に感じることはなく、毎⽇楽しんでました。

ルームメイトはスイス⼈の⼈で、英語がうまく話せなくても、トライトライと言って整理できるまで待ってくれて、優しかったなと思います。

⼀番印象に残っている出来事は、朝、バンに乗るとき、うんちを踏んだ靴で上がってしまい、バンの中が臭いにおいでいっぱいになったっていうハプニングです。

⾒るもの全てが⽇本と違って、印象に残っているけど、このようなちょっとした思い出が、後になってからよく覚えてるって感じです。

現地での学びとこれから

発展途上国は、富裕層と貧困層の2つでできているという印象がいつのまにか植えつけられていたが、そうではなく、⼤半が中流層で、どんどん事態は改善されていると感じました。

⽇本⼈だけではなく、海外の⾼校⽣とも交流があるので、異⽂化に触れることや、コミュニケーションをとることでの考えなどの変化があった。

そして⽇本にいてはわからない、⽇本の強さ、弱さ、価値観の違いを海外に⾏くことで、改めて認識することができたと思います。

何かできることはないかと考えるボランティア活動だからこそ、活動以外でも発⾒があるのが⾯⽩いなと感じました。これからも情報に惑わされず、本当のニーズを⾒極め、フィリピンに還元できるものがあればと思います。

これから参加する高校生へ

早く帰りたいとか、帰るまで後何日とか、考えるのはお勧めしません。

僕の周りが大概そうだったから、学びのチャンスを潰しているなって感じました。

メンタル的なこともあるので、強制はできないですけど、好奇心を忘れずに、たのしんで学んでください。

プログラム詳細へ

体験談一覧へ

この体験談は、主観に基づいて綴られています。

その時の現地の需要や活動の進捗状況、参加時期、参加期間、天候などによって得られる経験が異なりますので、あらかじめご了承ください。

ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。