Whyプロジェクトアブロード?

スペイン語レッスンのある留学プログラム、さらに活動先がスペイン以外(南米)となると、日本ではここ以外見つかりませんでした。

それだけプロジェクトアブロードは貴重な機会だと感じました。

Whyスペイン語レッスン&チャイルドケア?

中学の選択授業で2コマ/週×2年間やっていたスペイン語を学びなおすきっかけとするため、まずはスペイン語レッスンがあること、そしてさらには普段行く観光旅行では見ることができないその国の実情を見ることのできるプログラムを選ぼうと思いました。

あえて、一番日本で活動先や活動内容が計算できないと感じたプログラムであった、チャイルドケアに行きました。

夏の部活引退後でスケジュールの合うプログラムは限られてくるという現実的な理由もありましたが…。

How was スペイン語レッスン?

スペインに観光で行ったことがあったのですが、そちらのスペイン語とは文法や語彙が違うところもあり、興味深かったです。

授業を通じてアルゼンチンの文化や他の生徒の出身国についても知れました。

基本的な文法事項はパターン化して覚えた上で、語彙を増やすことが必要だなと痛感しました。英語でスペイン語の授業をやるのはなかなか大変だけれど、日本語よりも文法構造や語彙が似ているので、逆にわかりやすいことも多かったです。

やはり語学習得はnativeの先生の少人数レッスンが良いそうです。同じ初級クラス(初級、中級、上級の3クラスで、初日に数分のクラス分けグループ面接があります)に同じホームステイ先の人が多かったのも心強かったし、先生もとってもいい人でした!今でも先生と連絡を取っています。

でも最初の2日間くらいはついてくのが大変でしたね。

How wasチャイルドケア?

貧困地域の子供たちが放課後に遊びに&おやつを食べにくる施設で活動していました。

このような施設に行くのが初めてなので戸惑いも多かったですが、子どもたちの笑顔は僕たちをも元気にさせてくれました。しかし子供たちの栄養失調、衛生状態の悪さ、物資の不足、親による虐待、そして日々の愛情の不足というのは毎日痛感させられます。

もちろん紛争地域や難民キャンプなどに比べれば、生死の危険というのはないのでテレビで見るステレオタイプの「かわいそうな子どもたち」とは違うのでしょうが、都市部のにぎやかさ、豊かさとの格差がすごいです。これは南米の最大かつ典型的な社会問題と言えるでしょう。

2週間でいなくなる僕たち高校生ボランティアがこの状況を今すぐ変えることはできません。

まずスペイン語がかなりできなければ子どもたちとなかなかコミュニケーションは取れません。そんなに簡単に心を開いたり、言うことを聞いてくれたりはしません。

しかし、そこで愛情をもって寄り添うこと、言葉の必要ない部分(スポーツ、図画工作、笑顔etc.アイデア次第でいくらでも)で交流を図ることで、彼らが少しでも喜びや心の豊かさのあふれる時間を過ごせる助けになると信じています。

そしてその経験を今後に活かして、この悲しい世界の状況を変えようとしていくこと、それが最大の恩返しになると思います。

How was コルドバ(アルゼンチン)?

コルドバは首都ブエノスアイレスに次ぐアルゼンチン第2の都市ですし、薬局、売店、銀行などはしっかりあるので生活で困ることはないと思います。

南米といってもペルーなどに比べたらヨーロッパに近いですね。

本当に債務危機の国とは思えないです。基本的にアルゼンチンは、なんでも「なんとかなるさ」という国民性らしいですよ~笑。

タクシーも安くて、電話で呼べば来るので、移動には便利です。

気候は、昼は20℃ちょいと過ごしやすいですが夜は気温一桁という寒さ!(8月)

TV「明日は最低気温4℃です」
僕「寒いですね」(暖房つけてくれないかなあ)
ホストファミリー「去年は氷点下だったんだよ~」
僕「…」(あ、つけないんだ…)

こんな感じです。暖かい寝巻を持っていきましょう!

あと、とても乾燥していて肌荒れがすごいことになりました。ビューティー自撮りアプリと保湿液を持っていきましょう!

食事は、ミラネッサという揚げ牛肉が多かったです。とにかく牛肉が安くて美味しいですが、2週間食べ続けると大変なことになります。野菜はあまり出ません。ただ食事は家によってかなり違うみたいです。

外食としてはイタリアン(パスタ、ピザ)が多いです。

通常アルゼンチンの夜ご飯は9時位からなので、結構遅くなります。

ホストファミリーは高速スペイン語でバンバン話してきたので、聞き取り、自分の意思を伝えるのが大変でした。状況をよく考えて言っていることを推測して、ジェスチャーを交えて、半分理解できたという感じです。

でもそのおかげでサバイバルスパニッシュが身につきました。帰りに乗継で時間があったのでサンティアゴ(チリ)を一人で観光したのですが、上達を実感できました!

全体を通して

初ホームステイ、初一人飛行機、初スペイン語レッスン@英語、初アルゼンチンという4冠を頂いた今回の旅。

将来は世界を変えるための仕事をしたい、そのためにもスペイン語頑張る、そう改めて思った2週間でした。

最初の2日間はつらいです。でも慣れたら楽しくなります!楽しんだもん勝ちです!!

今までのどんな旅行とも違った旅。これを読んでいる皆さんもぜひProjects Abroadで世界へ、¡Vamos!

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アルゼンチンでチャイルドケア&スペイン語 辻貴大

この体験談は、主観に基づいて綴られています。

その時の現地の需要や活動の進捗状況、参加時期、参加期間、天候などによって得られる経験が異なりますので、あらかじめご了承ください。

ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。