途上国の様子をこの目で
以前から発展途上国に関わる仕事がしたいと思っていて、海外ボランティアに興味がありました。
チャイルドケア&地域奉仕活動を選択した理由は、異国の教育現場を⾒てみたかったですし、⼦供が好きだからです。
初めて訪れる国に⼀⼈で⾏くというのは初めてだったので不安でした。
また、⾃分の英語⼒でコミュニケーションをとることができるかかなり不安でした。
いざ、降り立って
現地では⼆週間、現地の幼稚園で活動しました。
午前中は幼稚園で⼦供たちとアクテビティや⼯作をしました。
その⽇にやるアクテビティの内容を、前⽇の夜にボランティアメンバーと相談して決めました。
午後は別の幼稚園に⾏って、壁を剥いだり、塗りなおしたり、掃除をしたりと建物の修繕作業を⾏いました。
幼稚園での活動が終わった後は⼣⽅ボランティアメンバーやスタッフとともにビーチへ⾏き、スリランカのスポーツやゲームを楽しみました。
多国籍な仲間に囲まれた現地生活
滞在先のホストファミリーは、とても親切でやさしかったです。
同じ滞在先にフランス、ドイツ、イギリス、中国、スイスから来た⾼校⽣ボランティアがいたので各国のことが知れて話していて⾮常に楽しかったです。
⾷事もおいしかったですが、昼⾷と⼣⾷で同じカレーが⼆週間出続けたのが少しつらかったです。笑
殻を破って成長できた
幼稚園の⼦が「アッケー」(シンハラ語でお姉ちゃん)っと⾔ってくれた時は、⼦供との距離が縮まったような気がして⾮常に嬉しかったです。
⼀番⼤変だったことは、⼦供たちとのコミュニケーションです。
⼦供たちはシンハラ語で話しかけてくれるのですが、⾃分はシンハラ語が分からないので、⼦供たちが何を伝えようとしているのか分かりませんでした。
また、私が英語で話しかけても⼦供たちはあまり英語を理解していないみたいだったので、会話ができず、ジェスチャーや雰囲気でコミュニケーションをとりました。
そんな⼆週間を通して、「変な恥ずかしさ」を捨てることができ、⼀つ殻が破れたような気がします。
今までの⾃分は⼈前で歌を歌ったりダンスしたりすることが恥ずかしくてできませんでしたが、幼稚園でのアクテビティ(歌を歌いながらからだを動かす等)で⾃分が歌わなくてはいけない状況の時に、思い切って恥ずかしさを捨てることができました。
また、最初は「yeah」などと相槌を打つばかりでしたが、このまま⼆週間が過ぎていくのはもったいから話そうと思い、他国のボランティアメンバーと積極的に話すようになりました。
こうして、この⼆週間は本当に充実した貴重な時間を過ごすことができました。
もちろん幼稚園でのボランティア活動では本当に様々なことを学びましたが、それ以外にも⾼校⽣ボランティアメンバーやボランティアスタッフとの交流、スリランカのスポーツやゲームを楽しんだこと等、すべてにおいて新たに知ることができたことがたくさんありました。
⼀⽣忘れない体験を共にしたボランティアメンバーやスタッフに感謝したいです。
今回のボランティア活動を通して、発展途上国に関わる仕事、特に教育や貧困にかかわる仕事がしたいと強く感じたので、⾃分の就きたい仕事に近づけるように⼤学で学びたいです。
これから参加する高校生へ
異国で⼀⼈となると不安も多いと思いますが、現地の⼈や他国のボランティアメンバーは、とてもやさしく温かく迎えてくれます。
最初はシャイになりがちですが、たくさんコミュニケーションをとって、貴重な時間を過ごしてください!
この体験談は、主観に基づいて綴られています。
その時の現地の需要や活動の進捗状況、参加時期、参加期間、天候などによって得られる経験が異なりますので、あらかじめご了承ください。
ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。