私は、ずっと国際医療に興味があり、日本で看護師として約7年間病棟勤務したのち、Projects Abroadを通して、アフリカ・ケニア共和国へ旅立ちました。

出発前は、仕事やプライベートでも色々息詰まり、自分の人生はこのままでよいだろうかと、自分を変えたいと“何かきかっけ”を探していました。

そんな日々悶々とする中、さまざまなNGOやボランティア団体がある中でいくつか説明会に参加し、出発時期や滞在期間、Project内容を自分で選択できるところに惹かれ、Projects Abroadで海外ボランティアにいくことを決めました。

アフリカ・ケニアを選んだきっかけは、そのProjects Abroadの説明会で体験談を話してくださった看護師の方が、ケニアに行きとてもよい経験ができたと話してくださったことと、元々途上国に行きたいという思いがあったので、これまで行ったことのないケニアに行くことに決めました。

日本での便利で治安のよい中での生活とは、正反対の途上国へ行くことにもちろん不安がなかったとは言えませんが、すでにその時はもう気持ちはアフリカに向いており、立ち止まって考える理由などはなかったのです。

私は、元々英語もうまく話せず、出発前は現地でのCommunicationにかなり不安を感じていましたが、結局体当たりで現地に飛び込みました。幼い頃から夢見た途上国での医療を自分の目で見て、今何が起こっているのか、何が必要とされているのか、直接自分の目で見てそれを肌で感じてみたかったのです。

初めてケニアの首都ナイロビに降り立ったときは、テレビや本でしか見たことのなかった世界に今、自分が立っているんだという感動と緊張感でいっぱいな不思議な感覚でした。

私は現地の子供の教育環境がどのようなものなのかということにも興味があったので、CareとMedicalの二つのProjectsに参加しました。

最初のCare projectは2週間、現地のPre-schoolで行いました。そこで出会ったSupervisorは、非常に明るくユーモアあふれる方で、不慣れな英語を話す私を歓迎し、予想していた以上の経験をさせてくれました。

普段は先生のアシスタント的存在として働きましたが、空いた時間で子供達に日本の歌や遊びを教え、子供達がそれを嬉しそうに覚えて口ずさんだり、たくさんの笑顔を見せてくれたことが本当に嬉しく、心に残りました。

5週間のMedical projectは、現地の病院でボランティアをさせていただきました。

当初一か所の病院で5週間いる予定でいたのですが、せっかく5週間もあるのだから一か所だけではもったいないと思い、現地スタッフに頼み、2か所の病院でボランティアすることができました。

ケニアではAIDSが深刻な社会問題になっており、私の行った病院でも多くの患者さんが治療を行っていました。ケニアの医療制度にもよりますが、私が行った2か所のうち一つの病院には医師はおらず、クリニカルオフィサー(医師免許はないが、専門学校などで教育を受けた医療従事者)と看護師が主体となって治療を進めていました。

看護師自身でどんな薬を使うのか、どんな治療を選択するかを決定していかなければならず、知識の豊富さと責任感の強さをとても感じました。

普段の病院では、看護師について一緒に点滴の確認をしたり処置を行ったり、時には手術にも立ち会うことができ、とても内容の濃い5週間でした。

現地の休日は、同じボランティアの子たちと、サファリをしたり、旅行に行ったり、首都ナイロビに遊びに行ったり、とても充実した濃い時間を過ごすことができました。

日本にいたら考えられないような経験をすることができたこの7週間のケニア滞在は、今後の私の人生の大きな転機となり、”またケニアの子供達に会いたい、何か人々の役に立ちたい“と再びケニアに渡航することとなったのです。

現在は、首都ナイロビにある孤児院で、住み込みでボランティアをしています。

ここまでかけがえのない素晴らしい経験をさせてくれた現地の関係者や子供達、ホストファミリー、そして全面的にサポートしてくださったプロジェクトアブロードのスタッフの皆さまには心から感謝しています。本当にありがとうございました。

これから渡航を考えている皆さまも、このボランティアが、今後の人生を大きく変えるきっかけとなるかもしれません。とにかく今は感謝の気持ちでいっぱいで、これからの人生にとてもわくわくしています。

本当にありがとうございました。

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 ケニアでチャイルドケアと看護 助川理子

この体験談は、主観に基づいて綴られています。

その時の現地の需要や活動の進捗状況、参加時期、参加期間、天候などによって得られる経験が異なりますので、あらかじめご了承ください。

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