海外ボランティアで現地理解を深めたい

トビタテ留JAPANを利⽤して、アフリカの現状を⾃分の将来を⾒ようと渡航を決意した時に、インターネットで⾒つけた。

チャイルドケアと⼈権の両⽅を選んだ理由は、チャイルドケアでは、実際の状態に触れ、彼らの⽣活を⾝近な場所で体験できると思ったからで。

また、その背景や問題についても包括的な視点での解決には⾄らないと考えたので、人権プログラムも選択した。

渡航前は、前⽇に⽗親のパスポートが有効期限が切れているという事態に陥り、実際には、⾝分証明書のみで⼤丈夫だったが、アドバイザーの皆⽅さん含めお世話になった。

チャイルドケアでは、幼稚園での先⽣のお⼿伝いと、⼦供達の環境を良くするためのプレゼンや掃除などをした。

また、タウンシップに⾷べ物の配給なども⾏なった。

⼈権では、moot courtで模擬裁判を⾏うとともに、national womenʼs dayの式典に参加したり、地元の⼦供達の前で貧困をなくすためのプレゼンをした。

⽣活⽔準は、⽇本とそれほど変わらずびっくりした。

ホストファミリーが親切でとても居⼼地が良かった。

また、他のボランティアの学⽣と⾊々な話が出来てとても良かった。

⾷事は、マレー料理や南アフリカの料理など楽しめたし、とても美味しかった。

人生観が変わった南アフリカでのボランティア

1番⾃分の⼼に残ったのは、貧困や早期出産、⽣活⽔準の低い状態のスラム街を⾒た時だったが、それよりも、どうしたら解決出来るのか、政府が貧弱な状態で助けを求めている彼らの今後や現在の状態を⾒ることが強く⾃分の⼼に訴えてくるものがあった。

⾷事を配るだけでは解決されない。⾃分たちが今やっている事では絶対に。socialなどで楽しんでいるときにも、彼らは⾟い⽣活を送っているのだと思うと耐えられなかった。

同時に⾃分を必要としてくれる場所、こんな⾃分にも出来ること、もっと地域を良くできるという⾃信もしくは、[いる意味]のようなものが感じられた。それは⾃分の将来にとっても意味のある発⾒だった。

また、プレイスメントの⼦供達の笑顔は⼀⽣⾃分の⼼の中の原動⼒、そして⽣きる意味として残ると思った。


カルチャーショックを受ける中で、⼈間の本質、⽣き⽅⾃分⾃⾝との向き合い⽅について深く考えた。同じ⼈なのにこんなにも持っている[普通]の価値観が違うことが衝撃的だった。毎⽇多くの⼈が殺されたりする⽇常が⾟かった。

でも、それを受け⼊れ、⽬の前の⼈と沢⼭話して、その上で⾃分の将来について考える⼤きな意味になったと思う。

また、⽇本⼈としてあまり英語が上⼿くないため、moot courtでの筆記体が字の汚さもあり、全く読めず、英語話者との会話についていけなくて⾃分だけ置いていかれた時はとても⾟かった。

このプログラムを通じて、⾃分の知らなかった南アフリカという国、⼈、⽂化に触れることができた。とても優しくて、それでもいろんな問題を抱えて⽣きていて、解決しようとしていて、その現状を知れたことが⼤きかったように思う。

また、⾃分の将来の⽣き⽅、価値観と信条の根本に触れる事が出来て、これからの未来に向けた経験に繋がった。 ⼈の笑顔に触れて、⾃⽴してがむしゃらに学んだ1ヶ⽉は、⾃⽴へと導き、1⼈の⼈間として世界の観点から貧困、差別などその他の問題に実地で向き合い、⼈の⼤切さ、素晴らしさと現在の活動に繋がる原動⼒が⽣まれた。

そして気がついたら南アフリカが⼤好きになっていた笑 

全体として、⾼校⽣のうちに⾃分が経験できて本当に良かったと思っている。現地の⼈に触れ、⾊んな国からの友達と多くのことを話し、時に涙し、驚きで、悔しさで多くの感情の中でただひたすらがむしゃらに進んだ⽇々は、これからの⾃分の⼈⽣において忘れる事のない物を⾃分に贈ってくれたと思う。⽇々の勉強だけではない沢⼭の学びを⼿に⼊れられた1ヶ⽉間だった。

これからは、⼩児外科医として⽇本⼀の医学部で学び、⾃分にしかできないような知識と経験を⼤学で積み、世界全体を⾒渡す⼈として成⻑したい。

そして、その後は国際的な医師、⼜は、世界全体の中にある問題を解決できるような、国連、NGOなどの機関かは分からないが、あらゆる⽅法を尽くして、助けられる命、救える笑顔を守っていける⼈になりたい。

⼈と⼈とを繋ぐ事、⼈を視る事が得意だと思っているのでそれを使って世界に⼤きな波を起こしたい。

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この体験談は、主観に基づいて綴られています。

その時の現地の需要や活動の進捗状況、参加時期、参加期間、天候などによって得られる経験が異なりますので、あらかじめご了承ください。

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