ダイビング ✖ サメ ✖ 海外

以前にスキューバダイビングの経験があり、サメに興味がありました。

また、いつか海外でダイビングがしたい、日本人のいない新しい環境で生活をしたいと思っていました。

しかし、海外旅行をワーキングホリデーでするかインターンシップにするか、悩んでいました。

そこで、インターネットで検索したところ、このプロジェクトアブロードを見つけ、これだと思い、サメの保護に参加することを決意しました。

渡航前は、初めての一人での海外旅行に対し、不安な事がたくさんありましたが、スタッフの方とメールや電話で不安な事を一つずつ消していって頂き、温かいサポートのもと無事に出発することができました。

すぐに実践の毎日

このプログラムでは、フィジーにあるナンディー空港からバスで3時間30分程度離れた場所にある、パシフィックハーバーで活動をしていました。

私はスキューバダイビングのライセンスを持っていたため、翌日から活動に参加しました。

活動内容は、週に2回Survey Diveといって海に生息する魚やカメなどの生物の種類や大きさ、何匹いたのかなど環境の調査を行ったり、これとは別にShark Diveを行いました。

Shark Diveは、何匹ものサメが優雅に泳いでいる姿を目の当たりにしました。

恐怖感はありましたが、すごいの一言でとても興奮しました。

この光景は、一生忘れることはないと思います。

その他にも、サメの生態やマングローブが海にどう影響しているかなどを学んだり、地元の学校で、子どもたちに折り紙を折って紙飛行機で遊んだり、プールで泳ぐ練習を一緒にしました。

更にマングローブを育て、海岸のゴミ拾いをしたりと様々な活動がありました。

活動は週に5日間あり、2日間は休日でした。

休日は仲間とビーチで海水浴や日光浴、フィジーの首都であるスバで観光をしたり、夜はみんなでお酒を飲みながら、キャンプファイヤーをしたりとのんびりとした生活を送ることができました。

フィジーでの生活面

生活については、4人1部屋でルームシェアをしました。

食事は、日本にもある米や野菜、果物なども出ることがありましたが、日本とは違う味付けやフィジーの家庭料理、伝統的な習慣があり、驚くことが多々ありました。

その中でも印象的だったのが、カバという植物を粉末にし、水を加えて器いっぱいに入れた飲み物を一気に飲むという伝統的な習慣があり、素敵な時間を過ごすことが出来ました。

掃除や洗濯はメイドさんがやって頂いたので、困ることはありませんでした。

フィジーで出会った大切な仲間たち

フィジーでは、全てが新鮮で毎日が有意義な日々を送ることが出来ました。

ここで出会った人たちは、みんな優しく、明るく元気で地元の方はもちろん、スイスやカナダ、ドイツなど違う国の仲間と友達になることができて良かったです。

私は、英語に自信がなく、このプログラムで一番不安だったのがコミュニケーションでした。

しかし、ジェスチャーや分かりやすい言葉を使ってくれたり、おかしな文法に対してもしっかり耳を傾けてくれたり、下手な発音に対しても「Try!Try!」と励ましてくれたことが本当に嬉しかったです。

人として大切なことを学んだ

私はこのプログラムを通し、サメは絶滅の危機であり、その原因の一番は乱獲であるということが分かりました。

また、マングローブにはサメの子どもが住み、海洋環境に影響を与えるため、マングローブを植林し、サメを保護することで食物連鎖のバランスが保たれるということを学びました。

そのため、私たちが簡単にできることとして、ポイ捨てをしない、サメの商品を買わない、フカヒレを食べない等が挙げられ、一人ひとりが行うことで変化するのではないかと考えます。

また、言葉に障壁があったとしても優しく声をかけてくれた仲間を大切にし、感謝の気持ちを忘れず生きていくということを感じました。

また何事にも「Try!Try!」と挑戦して、色々な経験をしていきたいと思います。

このプログラムで日本では経験することのできない貴重な経験をすることができ、人として大切なことを学ぶことができました。

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フィジーでサメ保護 星野正樹

この体験談は、主観に基づいて綴られています。

その時の現地の需要や活動の進捗状況、参加時期、参加期間、天候などによって得られる経験が異なりますので、あらかじめご了承ください。

ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。