自分が知らないことを学びに

私の学校は夏休みが長いので、どこかで数週間海外にボランティア活動をしに行きたい、と考えていました。

その時にたまたまネットで見つけたのが、プロジェクトアブロードでした。

たくさん魅力的なプログラムがある中で、私はガーナでの人権活動を選びました。

私は、元々人権に興味があった訳ではなく、まさにその逆でした。

人権に自分が知っていることはほとんどなかったので、知りたいと思いました。

そして、ガーナは普段あまり行く機会がないのでさらに興味をそそられた、と言うこともあります。

それは、私の学校にいるガーナ人の友達の影響もあるかもしれません。

たまたまクラスも一緒なので、ガーナのことについて聞く機会も多いのですが、日本人の私からするととても現実離れしていて、結局自分の中でモヤモヤしたままになっていました。

そんな時に、たまたまガーナに行くチャンスを得られたのは、とてもラッキーなことです。

ガーナの人々の価値観に触れて

プログラムでは、主にスラムの子供達に人権について教えると言う活動を主にしていました。

そのほかには、人権や法律に関わる個人や団体を訪れ、話を聞いたり、週末にはケープコーストを訪れたりしました。

その中で私が印象に残っているのは、活動中に出会ったガーナの方々、皆さんです。

その人が、弁護士、裁判官、教師などの職業や、子供大人などの年齢、性別、貧富に関わらず、見た目も話す言語も違う日本人の私に、誰もが笑顔で優しく接して受け入れてくれました。

この心の温かさは、自分のことで精一杯で、周りを見失ってしまっている多くの日本人が見習うことではないでしょうか。

そして、もう一つガーナの人々によって感激したのは、彼らの笑顔です。

本当に常に100%と言ってくらい、みんなずっと笑顔で過ごしていました。

これを不思議に思った私は、ある時、プロジェクトのスタッフのガーナ人の人に尋ねました。

「なぜ、みんなあんなに笑っていることができるのか」と。

そしたら彼女は、「貧しい彼らには、今日を元気に生きられることが何よりの幸せなのよ」と教えてくれました。

それを聞いた時なぜか、私も心が温まったような気分になりました。

そして、今まで幸せについてよくわからなかった私は、やっと気づくことができました。

「あぁ、日々健康に生きることがなんて幸せなことなんだ」と。

これに気づかせてくれたことに、本当に感謝です。

チャレンジとなった現地生活

現地での生活は思った通り、普段日本で生活している通りにはいきませんでした。

まず第一に、水が硬水なので飲めないこと。

そして現地食が舌に合わない、どこにでも綺麗なトイレがあるわけではない、などです。

ほとんどは慣れてくるので、最初の辛抱だけ我慢するだけです。

しかし、食べ物だけは最後までダメでした。

なので、モールに入っていたスーパーマーケットでお菓子を買って食べていました。

おそらく、栄養バランスは最悪だったと思います。

もちろん中には、現地食が美味しいと言っている人も沢山いたので、本当に人それぞれなのではないでしょうか。

自分と人権について学んだ高校生の夏

最後に、私はこの活動のおかげで、自分自身も人権について学ぶことができました。

小学生に教えるくらいの内容なので、まだ基本的なレベルですが、人権を知ることで、世界に沢山存在する人権問題の解決の手口を、少しでも掴めるのだとわかりました。

今回は、子供達に人権を教えましたが、彼らが大人になった時には彼らの子供達にも教えてあげることができるわけです。

この良いサイクルが続けば、いつかは人権問題も根絶する日がくる可能性もあります。

なので、これからも機会を見つけ、子供達への人権について教育を続けていきたいと思います。

そして、あまり人権へ意識が少ない日本社会へも、家族や友達をはじめとした自分の周りの人たちに沢山伝えるなどして、人権を知る大切さを広めていきたいと思いました。

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ガーナで人権 望月向日葵

この体験談は、主観に基づいて綴られています。

その時の現地の需要や活動の進捗状況、参加時期、参加期間、天候などによって得られる経験が異なりますので、あらかじめご了承ください。

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