はじめに
ガーナでサッカーを教える短期・長期「実践型」海外ボランティア参加者を募集しています。
支援が求められているのは、首都アクラの低所得世帯出身の青少年やシニア選手が所属するフットボールクラブでのサッカー指導。
プロジェクトアブロード完全出資・運営のこのフットボールクラブは、経済的な理由からサッカーの専門的な指導を得る機会がないこれらの子供から選手までに、サッカーを通したスキル開発や交流の場を提供しています。
ガーナ国内で断トツの人気を誇るサッカー。
このフットボールクラブは、ガーナの青少年がチームワークや規律などの生活に欠かせない重要なライフスキルを習得しながら、運動機能の発達やサッカーのスキルの向上を支援。子供たちここで得たスキルは、成人となり独り立ちする際や彼らが職を得る際にも役立つことが期待されます。
活動中は、活動拠点アクラに暮らす現地人ホストファミリー宅で地域住民の一員として滞在。ガーナ人ホストファミリーとの一つ屋根の下生活は、現地の文化や習慣に浸る貴重な異文化体験となることでしょう。
ボランティア活動がお休みの日は、現地で友達になった多国籍な外国人ボランティアと共に、異なる角度からガーナを紐解く冒険に出かけよう!
サッカーコーチボランティアの参加条件
ガーナでサッカーを教える海外ボランティアの応募対象は、世界中の大学生、社会人、シニアのみなさんです。
高校生には高校スペシャルのサッカープログラムがおすすめ!
特に、サッカー経験者、教えることが好き、アフリカの発展途上国の実情を自分の目で見てみたい、ガーナでスポーツを通した国際協力に携わりたい、将来はスポーツ指導に関する職業に就きたい!という熱意ある方におすすめです。
しいて言えば、基礎英語力。
活動中のコミュニケーションは基本的にすべて英語で行われるため、しっかりとした英語での意志表示や、分からないことをきちんと英語で質問できる英語力がないと、現地に行ってから苦労するのはあなた自身。
だからこそ、英語の練習を含む渡航前準備にどれだけ真剣に取り組んできたかが、現地での経験値を左右すると言っても過言ではありません。
すべては、あなた次第です!

活動内容
- トレーニングの準備とコーチミーティング
- 午前中のシニア選手や学校でのサッカー指導
- 夕方のユースへのサッカー指導
- 試合でのアシスト
トレーニングの準備とコーチミーティング
プロジェクトアブロード完全出資・運営のフットボールクラブに通う低所得の家庭出身の青少年たち。
ボランティアは、通常U-10、U-13、U-15、U-17のユースおよびそれ以上のシニア選手を対象にサッカー指導にあたります。
まずは、現地のサッカーコーチとのミーティングから!現地オフィスにて週に2回行われるコーチミーティングでは、トレーニングの打ち合わせ、試合の分析、毎週のスケジュール確認などを行います。
また、選手一人ひとりの長所や短所の分析を行い、今後の対策とトレーニングの準備に役立てていきます。
午前中のシニア選手や学校でのサッカー指導
午前中の数時間は、主にシニア選手へのサッカー指導にあたります。
熱意のあるボランティアのみなさんは、地元の学校で子供たちへのマンツーマンの特訓やグループ指導にも携わることが可能です。
夕方のユースへのサッカー指導までの時間は、フレキシブルな時間となります。用具の調達やトレーニングプランの作成、コーチ陣との交流など、積極的に自ら仕事を探し、あなた流にこの貴重な自由時間を有効利用してみてください。
夕方のユースへのサッカー指導
ユースへの指導は、主に放課後にあたる午後3時~午後6時まで行われます。学校の授業を終えた地元のユースアカデミーの子供たちを対象に、以下のようなサッカー指導に取り組んできます:
- ボールコントロール
- 正確なボールのパス回し
- ボールキープ
- 試合の戦略
- ポジショニング
また、ボランティアは現地のサッカーコーチと共にユースの練習試合のコーディネートにも努めます。現地コーチと話し合いながら戦略を固め、ユースの活躍を後押しします。
試合でのアシスト
通常、試合は週末の土曜日または日曜日に行われ、夜に実施されることが多い傾向にあります。
サッカーコーチボランティアは、試合に出場する選手のセレクション、ウォーミングアップ、選手交代の指示のアシストなど、さまざまな活動に貢献していきます。
また、レフリーを任されたり、選手が負傷してしまった場合は選手の代わりに試合に出場することもありますので、臨機応変に対応しましょう。サッカーが好き、サッカーが得意、サッカー部出身など、サッカーに精通するあなたにとって、どの活動もきっと貴重な経験となるはず!
試合は、地元の人々との交流の輪を広げ、現地のサッカーのスタイルを吸収し、サッカー指導者としての成長する機会。ぜひ積極的に参加してみてください。
活動拠点
アクラ
人口約250万人が暮らすガーナの首都。
国内の政治・経済の中心地であることはもちろん、古い歴史を誇るアクラは文化の発信地でもあります。
サッカーの旗が飾られた車、サッカーのステッカーが貼られたタクシー、サッカーのアクセサリーを身に着けた住人、道端でサッカーをする子供たちなど、町中でサッカー人気を目撃することになるでしょう。
サッカーコーチボランティアの1日の流れ
ガーナでのサッカーコーチ指導は平日の月曜日または火曜日~金曜日まで、試合は土曜日または日曜日に行われます。
基本的に週5日間のボランティア活動に従事することになります。
ボランティアとしての1日は、滞在先での朝食から!活動初日は、プロジェクトアブロードの現地スタッフが付き添い、トロトロと呼ばれる乗り合いワゴンなどの公共交通機関の利用の仕方や派遣先への通い方を丁寧にご案内します。
1日の活動内容は、派遣先、あなたの知識、経験、スキル、語学力、積極性などによってさまざまです。派遣先のスタッフとしっかりとコミュニケーションをとりながら自主的に取り組んでみてください。
1日のボランティア活動終了後は、自由時間です。現地で出会った外国人ボランティアとアクラ市街を散策するのもよし、滞在先に戻って夕飯の準備を手伝いながらホストファミリーとの交流を深めるのもよし。
ボランティア活動がお休みとなる週2日は、思う存分にガーナを冒険する機会。
仲間の外国人ボランティアと共に、かつて金や奴隷貿易で栄えたケープコーストやガーナ第2の都市でありアシャンティ王国の古都として栄えたクマシを訪問してみてはいかがでしょうか。

活動のねらい
ガーナでサッカーを教える海外ボランティアのねらいは、低所得世帯出身の青少年がサッカーを通して、彼らが秘める最大限の可能性に到達するよう支援すること。
同時に、異文化交流を通してあなたの視野をぐんと広げること。
サッカーは、ガーナ国内で最も人気のスポーツ。国レベルでもまだまだ発展の余地があり、才能ある選手はガーナの国代表として活躍することも夢ではありません。
しかし、経済的な理由から低所得者層の家庭出身の子供たちはなかなか競技スポーツに参加できないという問題が立ちはだかっています。
ガーナでサッカーを教える海外ボランティアは、経済的にネックとなっているユニフォームや用具、交通費などの必要費用をカバーし、これらの子供たちにサッカーを楽しむ機会を提供しています。
ガーナでサッカーを教える海外ボランティアは、主に以下に焦点をあてた活動に取り組んでいます:
- 健康とフィットネスの強化
- 不平等の削減
- 運動機能の開発
- チームワークや規律などのライフスキルの習得
あなたも、サッカー指導を通してガーナの低所得世帯の青少年の未来を支えるボランティアの一員へ。
活動が世界に与える影響
プロジェクトアブロードは、毎年明確に定められた長期的な目標の達成に向けて取り組まれています。
その目標達成の鍵となるのが、参加者一人ひとりのみなさんの存在です。
グローバルインパクトリポートにまとめられた年間の活動の進歩と功績は、参加者全員の努力の結晶。
よろしければ、活動が世界に与える影響もあわせてご覧ください。
滞在先と食事
ガーナで活動中の滞在先は、各活動拠点周辺に暮らす現地人ホストファミリー宅です。
ホストファミリーとの共同生活は、現地文化を生活レベルで体験する貴重な機会!ぜひ積極的に話しかけ、異文化交流を図りましょう。滞在先では1日3食分の食事が提供されますので、ぜひ食からもガーナ文化をお楽しみください。
その時の受入れ状況にもよりますが、なるべく他の参加者と同じ滞在先を手配し、より多くの出会いと交流を体験できるよう努めています。
発展途上国の滞在先は、先進国のモダンで便利な生活と比べると質素に感じるかもしれませんが、安全面や清潔面の基準は満たされています。
現地サポート
安全を第一優先とするプロジェクトアブロードは、すべての活動国で24時間体制の現地サポートを提供。
だから、海外への渡航が初めての方でも安心して参加できる魅力があります。