はじめに
ガーナで看護師の短期・長期「実践型」海外インターンシップ参加者を募集しています。
病院のさまざまな診療科で働く看護師や医師の視察を通して、看護師としての仕事や役割を実践的に学習します。
特に看護学生や現役の看護師のみなさんにおすすめのこのインターンシップは、ガーナならではの疾患や、アフリカの発展途上国の医療システムを学ぶ貴重な看護留学経験となることでしょう。
医療現場での視察を通して学習した後は、今度はあなたが貢献する番です!
学校や貧困地域などの支援を必要としている地域に直接出向き、基礎ヘルスケアを提供する国際医療支援に携わります。これは、健康への意識が低いガーナの人々の病気予防や病気の早期発見を促進する重要な役割を果たします。
ガーナで看護インターン期間中は、現地人ホストファミリー宅で地域住民の一員として滞在!ホストファミリーによるガーナの手料理も食文化からガーナに触れる楽しみの一つ。
自由行動となる週末は、現地で出会ったさまざまな国籍の外国人インターンと一緒にガーナを発見する冒険へ!
看護師インターン参加条件
ガーナでの看護師の海外インターンシップの応募対象は、世界中の大学生や社会人のみなさんです。
高校生には高校生スペシャルの医療プログラムがおすすめ!
熱意がある方ならどなたでも参加が可能ですが、特に看護学生や現役の看護師のみなさんにおすすめです。
これまでも、ガーナの医療事情を自分の目で見てみたい、アフリカの発展途上国で国際医療支援に携わりたい、国際看護師を目指して看護留学に参加したい、実践的な英語力をつけたい!などのそれぞれの想いを胸に大勢の学生や看護師のみなさんがこの看護留学に参加してきました。
看護学生のみなさんは、さまざまな診療科での視察を通して、異なる疾患を持つ患者への看護を実践的に学び、看護師としての役割や責任、苦労に対する理解を深めることができるでしょう。
現役の看護師のみなさんにとっては、ガーナという海外の看護事情や現地ならではの症例を自分の目で見て学び、看護師のあり方を異なる角度から見つめ直す機会となるかもしれません。以前より拡大した視野と国際医療支援の経験は、今後のあなたのキャリアアップを後押ししてくれるはず!
参加にあたって求められる語学力は、基礎英語力。
現地到着後のコミュニケーションは、基本的に英語で行われるため、例えば病院での視察の際に現地の看護師や医師が言っていることがまったく分からないと、大事な情報や有益なアドバイスを理解できず、苦労するのは自分自身。言葉による意思の疎通を大事にする海外の現場では、やはり基礎英語力は不可欠です。
だからこそ、英語の練習を含む渡航準備にどれだけ真剣に取り組んできたかが、現地での自分の経験値に差をつけます。
すべては、あなた次第です!
活動内容
- 医療現場での視察を通した学習
- 地域各所での国際医療支援
- 病気予防と健康を促すキャンペーンの実施
医療現場での視察を通した学習
まずは、病院で働く看護師の視察に取り組みます。
患者へのケア、症状のモニタリング、医薬品の投与など、患者の早期快復に欠かせない看護師としての役割と日課を実践的に学びます。
さまざまな診療科での視察を通して、異なる疾患やケガと、それに対する適切な看護について学ぶことができるでしょう。
質問が歓迎される環境ですので、受け身にならず、分からないことは積極的に質問しましょう。
地域各所での国際医療支援
プロジェクトアブロードは、週に1~2回のペースで病院を飛び出し、地域型の国際医療支援活動に取り組んでいます。
支援が必要とされている田舎の地域、学校や保育園、ハンセン病キャンプなどを訪問し、以下のようなヘルスケアを提供しています:
- 傷口の処置
- 白癬感染症の処置
- 血糖値の測定
- 血圧測定
- 陽性の検査結果が出た患者をケアする看護師の補助
- 基礎医薬品の提供
病気予防と健康を促すキャンペーンの実施
病気予防の促進剤となるのが、健康管理への認識や理解。人々の健康の水準を向上させるため、看護インターンたちは地域各所に出向いて健康に関する教育活動に取り組みます。
よくある疾患やさまざまな病気への治療法などを分かりやすく説き、人々の理解を促していきます。
活動拠点
アクラ
首都アクラは、国の政治、経済、教育の中心地であり、国内最大の都市です。
アクアぺムヒルズ
このプログラムの主な活動拠点です。
首都アクラから車で約1時間半に位置する田舎町です。
赤土と色濃い緑の自然が広がっています。
看護インターンの1日の流れ
ガーナでの看護師の海外インターンシップは、現地の祝祭日を除く平日の月~金曜日に行われています。
通常、午前8時~午後2時頃まで活動に従事しますが、派遣先や診療科の状況、そしてみなさんの取り組む姿勢よっては、午後2時以降も活動が引き続き行われることもあります。
活動初日は、プロジェクトアブロードのスタッフが付き添い、現地の公共交通機関の利用の仕方や活動先までの通い方を丁寧にご案内します。距離にもよりますが、通常はトロトロと呼ばれる現地の乗り合いタクシーを利用して活動先まで通います。
活動内容は、派遣先やその日の病院の状況、あなたの知識や経験、積極性によってさまざまです。臨機応変に対応しましょう。
1日のインターン活動を終えた後は自由時間です。地元のマーケットの散策に出かけたり、滞在先に戻って夕飯の支度を手伝いながらホストファミリーとの交流を深めたりして、自分流に自由時間を楽しむことができます。
インターン活動がお休みとなる週末は、現地で出会ったさまざまな国籍の外国人インターンと共に、ガーナの魅力を体験しに出かけよう!
活動のねらい
ガーナにおける看護師の海外インターンシップのねらいは、看護学生や現役看護師のみなさんが、ガーナという海外の病院のさまざまな診療科で働く看護師から学び、視野を広げること。
そして、地域型の国際医療支援活動をサポートすること。
プロジェクトアブロードは、ガーナで以下の項目に焦点をあてた看護インターン活動を行っています:
- 医療知識の共有と理解の促進
- 地域各所に出向いてヘルスケアを届ける国際医療支援
- 人々の非感染性疾患に対する認識の向上
- 患者へのヘルスケアの質の向上
- マラリア感染の抑制
あなたも、ガーナの病院で看護を学びながら地域に出向いてヘルスケアを届けるインターンの一員になりませんか?
マネジメントプラン
プロジェクトアブロードは独自のマネジメントプランを設け、活動に対する目標の明確化と目標達成の具体化を行っています。
マネジメントプランは、まさに私たちの活動の道しるべ。
よろしければ、マネジメントプランもあわせてご覧ください。
活動が世界に与える影響
プロジェクトアブロードは、毎年明確に定められた長期的な目標の達成に向けて取り組まれています。
その目標達成の鍵となるのが、参加者一人ひとりのみなさんの存在です。
グローバルインパクトリポートにまとめられた年間の活動の進歩と功績は、参加者全員の努力の結晶。
よろしければ、活動が世界に与える影響もあわせてご覧ください。
滞在先と食事
ガーナで活動中の滞在先は、各活動拠点周辺に暮らす現地人ホストファミリー宅です。
ホストファミリーとの共同生活は、現地文化を生活レベルで体験する貴重な機会!ぜひ積極的に話しかけ、異文化交流を図りましょう。滞在先では1日3食分の食事が提供されますので、ぜひ食からもガーナ文化をお楽しみください。
その時の受入れ状況にもよりますが、なるべく他の参加者と同じ滞在先を手配し、より多くの出会いと交流を体験できるよう努めています。
発展途上国の滞在先は、先進国のモダンで便利な生活と比べると質素に感じるかもしれませんが、安全面や清潔面の基準は満たされています。
現地サポート
安全を第一優先とするプロジェクトアブロードは、すべての活動国で24時間体制の現地サポートを提供。
だから、海外への渡航が初めての方でも安心して参加できる魅力があります。