はじめに
ケニア・タンザニアでの大学生ギャッププログラム参加者を募集しています。
世界中の大学生が参加対象のこのギャッププログラムは、開始日・参加期間固定、2週間ごとに多様な活動に参加する合計6週間の海外ボランティア活動です。
まず最初に、ケニアでは雄大な自然保護区で絶滅危惧種のキリンやライオンの保護活動に従事。
国立公園の訪問や文化体験も忘れません。
タンザニアに移動したら、医療、女性のエンパワメント/人権保護、マイクロファイナンス、教育の中から2つの活動を選び、各2週間活動に従事。
週末には、サファリツアーやマサイ族村での異文化交流を予定。
さぁ、あなたも時間に自由が利く大学生のうちに、東アフリカで価値ある国際支援に携わりながら、まだ見ぬ世界へ飛び出そう!
大学生ギャッププログラム参加条件
ケニア&タンザニアでの大学生ギャッププログラムの参加条件は、18歳~24歳の大学生や大学院生のみなさんです。
参加にあたって、特に知識や経験は問われません。必要なのは、活動への熱意。
ただし、最低限の基礎英語力があることが理想的です。
現地到着後のコミュニケーションは基本的にすべて英語で行われます。そのため、英語をまったく話せないと活動に必要なコミュニケーションが難しくなり、苦労するのはあなた自身。
したがって、渡航前にどれだけ真剣に英語の練習をしてきたかが現地での経験値を左右すると言っても過言ではありません。
すべては、あなた次第です!
ケニアおよびタンザニアの公用語はスワヒリ語です。渡航前にスワヒリ語の挨拶や簡単なフレーズを練習してから臨むと、現地できっと役に立つはず!
大学生ギャッププログラムはボランティア活動が中心となりますが、単位認定などにおいて大学から求められている要件などがあればお気軽にご相談ください。
ケニア
ライオンとキリンの保護活動
ソイサムブ自然保護区の大自然に滞在しながら、サバンナを冒険。
専門家の指導の下、以下をはじめとした実践的な活動に携わります:
- 絶滅危惧種の調査と現地における生息数のモニタリング
- 仕掛けカメラの設置
- 環境保護の重要性に関する教育活動
- 外来植物種の除去
- 野生動物のための水場のメンテナンス
さらなる詳細:ケニアでアフリカ東部サバンナ環境保護
タンザニア
タンザニアでは、以下の4つの活動オプションからお好みに合わせて合計2つの活動に参加することができます。
オプション① 医療
医療の活動の柱は、貧困層が暮らす地域における基礎医療サービスへのアクセス改善。
アルーシャの病院では、医療従事者の仕事を間近で観察しながら学習していきます。
病院での活動に加え、医療支援を必要としている地域に出向く医療アウトリーチ活動をサポート。
糖尿病などの非伝染性疾患に関するワークショップの実施、地域住民の基礎ヘルスチェック、必要に応じて医薬品の提供などをアシストします。
また、医療関連の教育ワークショップへの参加、地域の医療課題や地域特有の疾患、医療に対する文化的影響について学ぶ機会も予定しています。
オプション② 現地人女性のエンパワーメントと人権保護
プロジェクトアブロードは、タンザニア国内における男女間の格差是正に取り組んでいます。
現地人女性のエンパワーメント活動では、社会から取り残された特定のグループの女性たちに焦点を当て、持続可能な未来の構築に向けて支援。
以下をはじめとした活動に取り組んでいます:
- 地元の女性を対象にしたスキル開発講座の開催
- 学校の子供たちや地域社会に暮らす人々への男女平等教育
- 貧困、読み書き能力の欠如、疾患など、女性の活躍を阻む課題に対しての認識向上活動
より法的業務に関心がある方は、人権保護活動を通じてタンザニアに暮らす女性の支援活動に携わることも可能です。
人権保護活動では、主にタンザニアの女性と子供の権利を保護する活動に焦点を当て、以下の業務に従事します:
- 答弁の作成
- 案件のリサーチ
- 人権に関するプレゼンの実施
- 土地・相続・遺言などに関連した不公正な問題の解決支援
さらなる詳細:タンザニアで人権保護
オプション③ マイクロファイナンス
マイクロファイナンスの活動の柱は、貧困地域に暮らす女性起業家が経済的自立を達成するまでの道のりを支援することです。
プロジェクトアブロードは、小規模事業の立ち上げを支援する無利子のローンを提供。
ボランティアは以下のような支援活動をサポートしていきます:
- 一般的なビジネスのアドバイス
- 必要に応じて基本的な計算や読み書きの指導
- ローン受益者候補の自宅訪問および面談
- ビジネスプランとマーケティング戦略の策定
- ローン口座の管理
さらなる詳細:タンザニアでマイクロファイナンス
オプション④ 教育
プロジェクトアブロードは、タンザニアの田舎の地域での教育支援に努めており、中でも若年層による英語教育へのアクセス向上に努めています。
また、識字率の向上と、生徒が安全で清潔な環境で学習できる環境の整備にも注力しています。
ボランティア教師として、以下のような活動に従事します:
- 英語の授業のプラン作りと授業の実施
- 現地人教師と共に実践的な授業の準備
- 音楽、スポーツ、アート、ドラマなど、課外活動の支援
さらなる詳細:タンザニアで教育
スケジュール例
活動拠点
アルーシャ
アルーシャ
タンザニアにあるメルー山の麓に位置する都市。
人口は40万人を超え、高層ビルと比較的古い建物が混在する街並みが特徴。
タンザニア観光の玄関としても知られています。
ソイサムブ
ケニア古代の美しいグレートリフトバレーの中心に位置。
この地域は、Kenya Wildlife Service’sの絶滅危惧生態系リストに指定されています。
滞在先と食事
タンザニアで活動中の滞在先は、活動拠点周辺に暮らす現地人ホストファミリー宅です。
その時の受入れ状況にもよりますが、なるべく他の参加者と同じ滞在先を手配し、より多くの出会いと交流を体験できるよう努めています。
滞在先では1日3食分の食事が提供されますので、ぜひ食からもタンザニア文化をお楽しみください。
発展途上国の滞在先は、先進国のモダンで便利な生活と比べると質素に感じるかもしれませんが、安全面や清潔面の基準は満たされています。
現地サポート
安全を第一優先とするプロジェクトアブロードは、すべての活動国で24時間体制の現地サポートを提供。
海外への渡航が初めての方でも安心して参加できる魅力があります。