アフリカのホストファミリーと日本人ボランティア

滞在先

現地人ホストファミリーや外国人ボランティア・インターン仲間との共同生活を通して、異文化体験をしよう

プロジェクトアブロードでは、ボランティアのみなさんが宿泊する場所として、2種類の滞在先をご用意しています。

ホストファミリー宅または共同宿泊施設です。

発展途上国とあり、いずれの場合も先進国の高級ホテルのようなサービスは期待できません。

では、もう少し詳しく見ていきましょう。

※ビデオ右下の「CC」から日本語の字幕を選択できます:

ホストファミリー

大半のボランティアの滞在先は、ホストファミリー宅です。

アットホームな現地人ホストファミリーの住まいに、家族の一員として迎えられます。

ホストファミリーとは血がつながってはいないものの、心でつながるあなたの家族。

中には、ボランティアを10人以上受け入れられるほど大きなホストファミリー宅もあるので、にぎやかなひと時を楽しめるかもしれません。

ホストファミリーとの共同生活は、日本の常識が通じない異国で地域住民の一員として滞在することを可能にしてくれます。

また、その土地の文化や習慣にどっぷり浸かることによって、他者への理解を深める貴重な成長の場でもあるのです。

ホストファミリー宅は、シンプルながらも居心地のよい空間となるよう努めています。

もちろん、安全性・快適性・ホスピタリティなどを審査した上で厳選。

そして、なるべく同じ派遣先のボランティアやインターンと同じホストファミリー宅を手配することによって、一人にならならず、活動以外の時間もさまざまな交流の機会を得られるよう、配慮しています。

ホストファミリーとの共同生活の楽しみは、何と言ってもホストファミリーが振舞ってくれる手料理!

「食」は、その土地の文化に触れる大事な異文化体験の一環です。

ぜひ、心を開いて地元の人が作った郷土料理を地元の人のように味わい、「食」を通して現地の人々とつながってみてください。

ホストファミリーの採用は、受け入れ側のホストファミリーへの経済的支援としての機能も果たしています。

採用にあたって、ホストファミリーとなる動機が単なる金銭的なものでないよう面談を実施。

プロジェクトアブロードの理念と価値観を理解し、共感する家庭のみを採用しています。

したがって、プロジェクトアブロードのホストファミリーは、文化交流に関心のある人々ばかり。

ぜひ、日本のアンバサダーとして日本の文化も積極的に伝えてあげてください。

共同宿泊施設

共同宿泊施設には、ボランティア寮、ボランティアバンガロー、ゲストハウス、ホステル、ホテルなどがあります。

いずれの場合も、同時期に居合わせたインターナショナルなボランティア仲間と、共同生活を体験できるのが醍醐味。

ほとんどのボランティアはホストファミリー宅に滞在することになりますが、プログラムや活動国によっては共同宿泊施設に滞在することになります。

例えば、環境保護活動は、国立公園内、サバンナ、熱帯雨林など、基本的に人里離れた大自然の中で行われます。したがって、地理的な条件からホストファミリー宅に滞在するのが難しいため、活動拠点にある専用の共同宿泊施設に滞在します。

活動国で言えば、カンボジア、タイ、中国、マダガスカルなどでは、全員共同宿泊施設に滞在します。

また、アジア圏での高校生スペシャルでは、滞在先がホテルとなる傾向にあります。

どの滞在先も、安全性や快適性の一定基準を満たした空間です。

毎日仲間と囲む食卓に並ぶのは、料理担当が振る舞う地元の美味。

ぜひ、にぎやかな食卓をお楽しみください。

郷土料理を楽しむ高校生ボランティアたち