偶然と必然が導いてくれた

プロジェクトアブロードとの出会いは、トビタテ留学japanの申し込みの際にエージェントを探していたときに偶然ツイッターで見かけたことでした。

今思えばすごい偶然でしたが、そのときは面白そう!!と思い、すぐウェブページに飛びました。

そのときに地域の数やボランティアの種類に驚き、ここまで充実しているならと、プロジェクトアブロードさんで留学することに決めたのです。

元々子どもと触れ合うのが大好きで、将来は教育関係の仕事に付きたいと考えていた私は、チャイルドケアにしよう!と、思い立ちました。

しかし、国はなかなか決まりませんでした。

毎日ウェブページを漁り、気になる国を本やスマホで調べました。

最終候補は2カ国に絞りましたがトビタテの応募締め切りまで時間の余裕が無かったので、勢いで、数え歌のどちらにしようかなで決めました。

そこで選ばれたのがネパールだったのです!

私の最高の冒険のはじまり

渡航前は、ネパールと調べてもあまり情報が出てこず、初めての海外、初めての飛行機だったのもあり、不安な気持ちと、一生行けないような国に、高校生から行けるなんて!!とワクワクする気持ちが入り混じっていました。

ネパールの空港に到着し、同じ便に乗っていた日本人の子たちと仲良くなり、ビザをなんとか切り抜けられました。

そのときに、お手伝いしてくれたネパールがとても優しくて、この国に対する見方が変わり、なんとかなると確信しました。

その後車で迎えに来てくれた現地スタッフと合流し、無事ホテルに着いて、私の最高の冒険がスタートしました。

大変だったけど、楽しくて仕方がなかった

朝の10時前くらいに出発し、でこぼこの道を通って、土日以外は毎日学校に通いました。

学校には、小学生から高校生までおり、1クラス8-10人くらいの少人数でみんなのびのび過ごしていました。

最初の3日間は、教室の壁のペインティングを行いました。

1教室3人の班に分かれて、緑色のペンキを塗っていく作業を休憩を挟みながら、行っていくのですが、最初の方は精神的にも肉体的にもしんどかったです。

特に初日は学校の生徒たちも、私達が来たことに動揺しており、じろじろ見られました。

しかし、徐々に打ち解けることができ、昼休みにはたくさんの子供達が、私たちの周りに話しかけに来てくれました。

ペインティングが終わったあとは、授業をしました。

毎日テーマを決めて、45分の授業を3-4回行いました。

年齢層が違うクラスをまわっていくので、その年齢にあった授業を工夫して作らなければならなかったので、大変でした。

授業準備は、前の日の夜に行うのですが、23時すぎまでかかることがほとんどでした。

テーマの決定から、授業で使う道具の準備まで班のみんなと役割分担してやっていました。

深夜テンションになってダンスを踊ったり、カラオケしたりしながらする日もありました。

楽しくて仕方がなかったです。

授業では、日本語クラスをしたり、ダンスを踊ったり、糸電話を作る工作の授業をしたり、サイコロを作って、子どもたちと遊んだり、手洗いや歯磨きの重要性を教えるための3択クイズを作った日もありました。

ネパールに集まった高校生たちはみんな個性豊かで、面白いアイデアがたくさん出てきたので充実した授業を構成することができました。

また、ケアチームは日本人とフランス人の9人だったのですが、お互いの国の文化を子どもたちに伝えることで、違った価値観を学ぶことができました。

そして子どもたちと接した3週間で、私の途上国の見方は180°変わりました。

みんな笑顔で、楽しそうでした。

しかし、貧しさは感じさせないほどの明るさの反対に、電気も窓も無い教室、異臭がするトイレ、学校の環境が私に現実を突きつけました。

世界は平等では無いんだと感じました。

活動外の時間を通して

週末旅行は、2泊3日でポカラというところに行きました。

片道10時間の移動でヘトヘトになり、雨季だったのもあり、観光地に行っても雲しか見えないという状況だったので、まともに観光もできずで、ホテルでスタッフとトランプをして遊んだのが1番の思い出です笑 

カトマンズのホテルに戻ったとき、スタッフとハイタッチしたときの安心感は一生忘れないと思います。

他にも、平日学校から帰ったあとに、ショッピングにでかけたり、ネパールダンスをしたり、ヨガをしたり笑 時々外食に出たりもしました。

夜はスタッフや仲間たちとトランプをして遊んだり、色々なお話をしたりしました。

スタッフから聞いたネパールの話はどれも衝撃的でした。

特にカースト制については本当にびっくりしました。

ネパールではヒンドゥー教の影響で、4つの階級に分けられており、下の階級の人たちは高い階級の人たちに触れることも許されなかったそうです。

今は廃止されているものの、未だにその名残は残っており、年配の人は特にその慣習を重んじている人も多いらしいです。

宗教的な考えなので完全に変えることは難しいのだろうなと思いますが、私は許してはいけない文化だと思いました。

このように宗教の観点からもたくさんの価値観を学べた3週間でした。

一瞬一瞬が私の宝物

本当に楽しかったので、お別れがとてもつらかったです。

私は帰国前日に我慢していた涙が溢れてしまいました。

スタッフにちょっかいを出されたり、ロビーで仲間たちとくだらない話をして盛り上がったり、ホテルのフロントのお姉さんとお話をしたり…

一瞬一瞬が私の宝物です。

ここまで思えるほど、大切な出会いがネパールにはありました。

この人差し指で、行くと決めたあの日から、始まった人生最大のチャレンジ。

これは運命でも、奇跡でもなく、1歩踏み出した自分の勇気から創られたものです。

この度胸とここで得たものは、今後私の糧となって支えてくれることと思います。

支えてくれたすべての人に感謝したい

最後に、こんなにも充実した3週間を過ごせたのは、周りの人たちの協力があったからです。

プロジェクトアブロードの仲間たちからは、たくさんの刺激をもらいました。

みんな志が高く、優しい、芯を持った自慢の友達です。

また絶対にレベルアップして再会したいです。

プロジェクトアブロードのスタッフたちからはたくさんの愛を貰いました。

いつも笑ってくれて、楽しませてくれて、不安なときはたくさん話しかけてくれて、彼らがいなかったら私は3週間を乗りきれなかったと思います。

絶対に恩返しをしたいです。

たくさん話しかけてくれたネパールのホテルのスタッフの人たち、目があったら何かしら商品紹介をして和ませてくれたいつもいくスーパーの定員さん。

3週間たくさんの思い出をくれた学校の子供たちは、私の途上国への先入観を破ってくれました。

最終日には泣いてお別れをしました。

挙げればキリがないですが、それぐらい沢山の人達と出会い、素晴らしい思い出を作ることができました。

これから参加する高校生へ

参加を迷っている方は、ぜひ頑張って1歩踏み出してみてほしいです。

歩み寄る意思があれば、言語の壁も超えることができます。

あとは肩の力を抜いて、毎日を楽しめばきっと一生忘れないような素敵な出会いが待っています。

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ネパールでチャイルドケア&地域奉仕活動 鈴木結子

この体験談は、主観に基づいて綴られています。

その時の現地の需要や活動の進捗状況、参加時期、参加期間、天候などによって得られる経験が異なりますので、あらかじめご了承ください。

ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。