ガーナの幼い子供たち

期間限定海外ボランティア ガーナでチャイルドケア&地域奉仕活動 笹川陽子

アフリカを肌で感じたい

私が今回この活動に参加しようと思ったのは、とにかく漠然と「行ったことのないアフリカの雰囲気を肌で感じたい」と思っていたからです。

もちろんその他にもトランプ新大統領の誕生に賛否両論ある中で、たまたま拝見したビジュアルアーティストの方のツイートに影響されたり、ミュージカルの舞台で黒人差別をテーマにして黒人役として舞台に立ったりした中で、当事者の考えを知りたいという気持ちがあったことなども関係していますが、とにかくまだ見たこともない土地の空気を肌で感じたい!と強く思っていたことが、一番のmotiveでした。

そんな時に、プロジェクトアブロードのサイトを見つけて体験記を読み、これは行くしかない!と参加を決めました。

初めは高校生スペシャルに参加したいと考えていましたが、冬休みにはなかったため、期間限定プログラムのチャイルドケア&地域奉仕活動の2週間を選択しました。

行き先は南アフリカかガーナの二つで迷ったのですが、横浜のオフィスで担当の方にお話を伺い、ビギナーズアフリカと言われていてより安全な国であるガーナにしました。

こうしてガーナ行きを多少の勢いで決めてしまったため、行く前は現地に行くことへの期待が6割、不安4割という感じでした。

行く前は本当に、現地に着くまで・着いてからのどちらも不安で仕方なかったです。

これからガーナのプログラムへの参加を考えている方に少しでもお役に立てればと思い、以下に出発前に私が心配していた事や疑問と、その答えを記しておこうと思います。

自分なりに考えた渡航準備

現地に持ち込む金額は、facebookグループの投稿を見たり、プロジェクトアブロードのマイページを見たりして、最終的な金額を決めました。

私の場合、SIMフリー携帯を現地で買う可能性があったので、かなり多めに、成田空港でドルに両替をして持っていきました。

しかし現地でWi-Fiモバイルルーターを使うことができたので、結局携帯は買わず、20セディ(約4.7ドル)でマイクロシムカードの購入と、少しのお土産のためのお金しか現地では使いませんでした。

2週間で50セディ(約11ドル)程度です。ただ、少なすぎるといざという時の心のゆとりもなくなってしまうので、ある程度多めに持って行った方がいいかもしれません。

蚊帳は、室内で寝ていたため一度も使いませんでしたが、全く問題はありませんでした。他のルームメイトは使っていましたし、ホストファミリーも蚊帳を持っていたら設置をしてくれます。

もし持っていくのであれば、シングルよりダブルがいいとfacebookグループでの投稿がありました。

寝袋は、毎晩使っていました。ガーナは日中暑いですが、夜になるとファンが回っていてかなり冷えたので、寝袋は持って行ってよかったと思います。

ウェットティッシュと携帯用消毒液も本当に便利で、多めに持って行って正解でした。

薬は胃薬(2種類)と鎮痛剤と酔い止めを持って行きまし たが、現地では酔い止めのみ使いました。

日本ではメールや電話で対応してくださる親切な日本人スタッフの方と連絡が取れる状態でしたが、ガーナには身近に日本語の話せるスタッフさんはいませんでした。

海外にあまり行ったことのない方や、高校生は特に不安になる要素の一つかと思います。

私も留学自体は初めてではなかったものの、トランジットを一人ですることは初めてだったので、かなり心配していました。

しかし、空港では何 一つトラブルはなく、時にインフォメーションやキャビンアテンダントの方に質問しながら、無事に現地に着きました。

もし心配であれば、各乗り継ぎ空港のホームページでトランジット方法を確認すると少しは安心できると思います。

現地についてからは、ラゲージがなかなか届かなかったため、40分ほどで手続きを終えて、すぐに現地のスタッフに会うことができました。

今回のボランティアに参加していたのは8人で、年齢はティーンズから40代と幅広かったです。イギリスやカナダ、イタリア、スウェーデン、オランダから参加していました。

ボランティア同士の共通言語は英語です。私はイギリス英語が聞き取りづらく、行く前にイギリス英語の発音に慣れておけばよかったと思いました。

ただ、英語ができる・できないよりも、コミュニケーションを取ろうとする意思の方が大切だと感じました。

日本からのお土産は、かさばらず高すぎないものをと思い、コンビニで売っているようなお菓子とフリクションペンを数本持って行きました。

持参したお土産の中でも喜ばれたのは、ミルクチョコレートとスナック菓子です。日本のお菓子はガーナではとても珍しく、街中でもまずお目にかかることができない不思議な味をしているので、ホストファミリーも「美味しい!日本に行けたら必ずまた食べたい!」「何でできているの?」と興味津々に聞いてくれました。

日々パワーをもらった

ガーナでは、空港のあるアクラからタクシーで1時間ほどのEastern regionで活動をしていました。

午前中は、子供と工作をしたり絵を描いたり絵本を読む活動をしながら子供の創造性や英語力を高める活動を、午後は、午前中とは違う活動先で子供と遊んだり、売り物にする石鹸やブレスレットを作ったり、スネイルファームを作って、孤児院を経営するための資金にする活動をしていました。

2歳~16歳くらいの子供は、皆笑顔が素敵な優しい子たちでした。初対面でも笑顔で話しかけて、日本について聞いてくれたり、「おんぶして!」「本読んで!」「写真撮らせて!」と言ってたくさん遊んでくれたりしたガーナの子供達が、今でもとても恋しいです。

子供達に持って行ったお土産の中では、風船や色鉛筆がとても人気で、取り合いになっていました。そのくらい子供達はフレンドリーなので、シャイな私でもすぐに友達になれましたし、そんなエネルギッシュな友達から毎日パワーをもらっていました。

彼らには本当に感謝していますし、またガーナに行く時には必ず成長した彼らに会いたいと思っています。

ガーナ生活と国民性

ガーナでの生活は、日本とは異なる部分があります。

中でも一番驚いたのは、バケツシャワーです。その名の通り、バケツに水を汲んできて、小さな桶を使って冷たい水で体を洗います。

初日は全く慣れず、冷たい水がかかるたびに「ヒィ冷たい!」と思っていたのですが、最終日には普通にバケツシャワーに慣れていました。

その他、トイレの水もバケツで汲んできてから流さなくてはいけず、日々どれほどの量の水を使っていたのか実感することができました。

食事のほとんどは、ホストファミリーが用意してくれました。ウィンナー・ポテトフライ・パスタなどウェスタンスタイルのものが多く、どれも美味しかったです。

ただレパートリーは非常に少なく、2日に1回は同じものを食べていま した。繰り返しますが、味はどれも最高でした。

ホストファミリーには21歳・14歳・5歳の子供が3人いて、家族全員がとても親切でした。あなた達がガーナでの生活を最高に楽しめるように、とたくさんの気遣いをしてもらいました。

本当に素敵な方にホストファミリーになっていただけて感謝しています。

子供達とは日本のことやガーナのことを話したり、一緒にお絵描きをしたり、日本からのお土産を一緒に食べたり、とても良い時間を過ごすことができました。

人との繋がりの大切さ

ガーナでの生活では、日本とは違うものが多かったので考えさせられる場面が多々ありました。

もちろん日本でも感じていたこともありましたが、ガーナに行ってからはより強く、人との繋がりの温かさや周りに感謝する姿勢の大切さを感じていました。

スケッチブックに感じたことを描いたり、言語化できたりしたことが良かったと思っています。

日本人にとっては、とても遠くて未知なイメージがあるガーナですが、実際に訪れることができて本当に良かったです。

今回お世話になったスタッフの方々、両親、ホストファミリー、ボランティアの友人、ガーナの友達、旅で出会った全ての人に感謝します。

素敵な経験をありがとうございました!

これから参加する方へ

ガーナは本当に素敵な国です。

会う人会う人、皆が優しくてフレンドリーな国で、たくさんの友人をガーナで作ることができました。

同じ時期に他のプログラムに参加していた日本人の先輩も、「夜に外出しても全く怖くないし、屋台では安くて美味しいものが食べられる」と言っていました。

そのくらい治安も良く、過ごしやすい国だと思います。

もちろん日本とは違う部分も多いので、気をつけなければいけないこともあると思いますが、少しでも迷っているなら、現地に行ってみることをオススメします!

プログラム詳細へ
体験談一覧へ

期間限定海外ボランティア ガーナでチャイルドケア&地域奉仕活動 笹川陽子

この体験談は、主観に基づいて綴られています。

その時の現地の需要や活動の進捗状況、参加時期、参加期間、天候などによって得られる経験が異なりますので、あらかじめご了承ください。

この体験談は孤児院での活動に言及していますが、現在プロジェクトアブロードは地域型のチャイルドケアに焦点をあてた活動に取り組んでいます。

ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。