高校1年生の夏に留学したい

私は元々高校1年生の夏に留学をしたいと考えていました。

その中で、語学留学も迷っていたのですが、「語学だけでなく、もっと沢山の事を学びたい!」とボランティア留学に決めました。

ネットでエージェントを探していた時、ボランティア活動が豊富にあり、世界中の高校生と巡り会えるというプロジェクトアブロードに魅力を感じ、決めました。

国もすごく悩んだのですが、綺麗な海があって、距離もちょうど良いフィジーに決めました。

また私はトビタテ留学Japanの奨学金制度を使って行きました。

ゆっくり、だけど一生懸命取り組んだ活動

初めの2週間は、現地の幼稚園に通い、子供達とダンスをしたり塗り絵をしたりなど沢山遊びました。

子供達はとてもパワフルでついていくのが、なかなか大変でした。

ですが、愛嬌たっぷりでみんなとても可愛かったです。

午後からは主に道路作りをしました。

村のホールから広い道路まで50m程作りました。

いちから、小石とセメントの粉と水を混ぜて、セメントを作ったり、セメントを流し込むための木枠を作ったりしました。

始めは本当に完成するんだろうかと心配でしたが、村の男性達の協力もあり、無事完成することが出来ました!

最後の1週間は、村のホールで未就学児のお世話をしました。

そこではみんなで折り紙や塗り絵をして遊びました!

未就学児のため、英語を話せない子もいたのでコミュニケーションをとるのが少し難しかったです。

午後からは幼稚園の柵づくりや、ビーチクリーニングを行いました。

さすがフィジー人、たまにボランティアが気分などで中止になったりもしました笑

雨の中作業した過酷な日もありましたが、全体的に時間に追われずゆっくり作業できました!

フィジーの温かい村人たちとの生活

今回、GALOAという村で生活しました。

私は日本人2人と一緒のホストファミリーでした。

家の壁はセメントで出来ていて、屋根はトタン屋根で、壁と屋根の間には隙間が空いていました笑

リビングは、すごく広々していて床が畳のようなカーペットだったため、とても快適でした。

私の家では一人一部屋でそれも良かったです。

ですが、部屋やお風呂、トイレには電気がなかったり、お風呂は水のバケツシャワーだったり不便な所もありました笑

慣れればもうへっちゃらです!

また沢山の平屋建ての家が集まっていて、他のボランティアの子達の家もとても近かったです。

そしてこの村は海の隣だったので、毎日ボランティア後に海に散歩しに行きました。

景色は最高だったのですが、寒すぎて1回しか入れませんでした笑

この村での最高の思い出は、村の人がみんなすごく良い人だった事です。

子供達は沢山喋りかけてくれて色んな話をしたり、遊んだり、大人もフレンドリーに話しかけてくれてカードゲームをよくしていました!

本当に温かい人達でした。

フィジーから学んだ幸福の秘訣

今回学んだことの一つに「フィジー人の幸せの秘訣」があります。

ちなみにフィジーは世界一幸せな国(主観的)といわれています。

幸せの秘訣として、

1つ目はゆっくり過ごしている事です。

フィジーにはFiji timeとよばれる、ゆっくりとした時間の概念があります。

そのため現地の人はゆっくり穏やかな方が多かったです!

2つ目は自己肯定感を育む教育をしている事です。

幼稚園の授業のテーマに「I am special」「I am chosen」というものがありました。

自分は何もしなくても愛された存在なんだと感じられる環境にあると思いました。

3つ目は豊かな自然と温暖の気候です。

海ももちろん綺麗でしたし、山にも恵まれていました。

道路にはヤシの木がずっと生えていて自分が思い描いた南国の景色そのものだなと感じました。

叶えたい夢ができた

同じボランティアに参加した人達と出会った事、フィジーで新たな価値観を知った事で、夢が出来ました。

これからはその夢を叶えるため、英語力を鍛えていこうと思います。

これから参加する高校生へ

私は現地で熱を出して苦しんだので、薬は多めに持っていくべきです!

プロジェクトアブロードでの経験はかけがえの無いものです。

後悔のないよう、思いっきり楽しんできてください!

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フィジーでチャイルドケア&村落生活体験 野村すみれ

この体験談は、主観に基づいて綴られています。

その時の現地の需要や活動の進捗状況、参加時期、参加期間、天候などによって得られる経験が異なりますので、あらかじめご了承ください。

ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。