私はウミガメ保護プロジェクトに高校生スペシャルで2週間、一般プロジェクトで1週間、計3週間参加しました。

このプログラムを選んだのは、ウミガメが大好きだったからと、スペイン語を第二外国語として勉強したいと思っていたからです。

せっかく海外に行くんだから、日本人がいないところに行きたいと思ったので、プロジェクトアブロードのプログラムは私にとって最高のプログラムでした。実際、私が選んだプログラムに日本人は私1人だけで、3週間英語漬けの毎日を送ることができました!

私は夏の間に行ったのですが、メキシコの気候は最高でした。日本のようにじめじめしていないけど、乾燥もしすぎずという感じでとても過ごしやすかったです。

高校生スペシャルの2週間の間はボランティア先のすぐ近くのホテルに泊まりました。ホテルといってもエアコンはなく、初めのうちはトイレがよく壊れて流せないことが多々ありました(直し方を習得してトイレ修理のベテランになれました笑)。

ホテルも3、4人くらいできりもりしているのですが、みんなとても優しかったです。こんなに宿泊者とホテルの人の距離が近いホテルは世界中どこ探してもここくらいだと思います!ホテルの人は英語が話せませんでしたが、折り紙を一緒にしたりして、とても仲良くなれました。

食事もとても美味しかったです!毎日できたてアツアツのブリトーや、タコスのようなメキシカンフードを食べることができました。

ボランティア活動で一番印象に残ったのはナイトパトロールです。

私は2週間の間に2回パトロールに行きました。満点の星空の下、潮風を浴びながらバギーに乗って海沿いを駆け抜けるのはとても爽快でした。

1回のパトロールでだいたい3個くらいの巣を見つけて、その卵を数えて安全な場所に埋め直すために持ち帰ります。実際にウミガメが産卵をしている光景はとても感動的で、印象的でした。

午前の活動としては、赤ちゃんウミガメ&タンクの清掃や、鳥の観察、ビーチ清掃、マングローブ、メンテナンス、イグアナの餌やりなどを日替わりで行いました。

ワニ園に行って大きなワニが繋がれた空間に足を踏み入れ、清掃活動をするのもスリル満点で楽しかったです。

スペイン語レッスンでは一番下のベーシッククラスだったのですが、ホテルの中を自由に動いて単語を聞きまわったり、ゲームをしながらスペイン語を学ぶのはとても楽しく、毎回2時間あっという間でした。

プロジェクトのリーダーの2人はとても優しくて面白くて大好きでした!困ったことがあればすぐに相談できるとても話しかけやすいリーダーでした。

一般プロジェクトでは、ホテルではなくキャンプのような場所に泊まりました。1週間、部屋の中だと暑かったので、屋外のハンモックで寝ました。蚊は多かったですが、虫の鳴き声を聞きながら眠りにつき、朝、目覚めると鳥のさえずりが聞こえて、とても快適でした。

活動内容は高校生スペシャルとあまり変わらなかったので、すぐに慣れることができました。

食事は現地スタッフの奥さんが毎食家で作って持ってきてくれたので、これまたできたてアツアツのおいしいご飯を食べることができました。

私はトビタテ!留学JAPANの奨学金をいただいていたので、アンバサダー活動として折り紙を教えたり、おもちを振舞ったり、日本文化に関するアンケートをとったりしました。これらの活動は話のきっかけにもなりとても良かったです。

交流のツールとしてギターを日本から持って行ったのですが、いろんな子から「何の曲弾ける?」と話しかけられたり、弾き方を教えてあげたりして、大活躍でした!

メキシコでの3週間を通して、たくさんの楽しい経験をし、多くのことを学びました。必ずスペイン語も英語ももっとうまくなってメキシコのみんなを驚かせにまたメキシコに行こうと思います!

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メキシコでウミガメ保護&スペイン語 野村紗里

この体験談は、主観に基づいて綴られています。

その時の現地の需要や活動の進捗状況、参加時期、参加期間、天候などによって得られる経験が異なりますので、あらかじめご了承ください。

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