きっかけは、南アフリカ人の先生

学校のALTの先生が南アフリカ出身で、この国に興味を持つようになりました。

話を聞いているうちに、壮大な自然や数々の観光地がある一方、アパルトヘイトの負の遺産が残っているこの国に、自分自身で訪れたいと思うようになりました。

始めの2週間は南アフリカのことを幅広く知りたいと思い、人権のプログラム、後半の2週間は地域に根付いた活動をしたいと思い、チャイルドケアのプロジェクトに参加しました。

留学に対してはわくわくしていましたが、学校の授業を2週間ほど休まなくてはならず、その点における不安はありました。

さまざまな角度から

人権では、始めの1週間は模擬裁判にむけての準備、残りの1週間はプレゼンテーションにむけての準備を中心に行いました。

その他に、警察や議会を訪れたり、タウンシップツアーに参加したりしました。

チャイルドケアでは、プレースメントの先生のサポートを中心に行いました。

その他に、近くの学童での交流や、タウンシップでランチの配給を行いました。

一番印象に残っている出来事は、タウンシップツアーに参加したことです。

南アフリカに暮らす人たちの生活を見ることができました。

違いにとまどった現地生活

家は広かったですが、トイレが1つしかないこと、暖房器具がないことには悩まされました。

洗濯は、各自が好きなときにやっていいスタイルでした。

私は4日に1回のペースで行いました。

ホストファミリーは、気さくに話しかけてくれました。

子どもたちとは、日本のおもちゃで遊んだりしました。

ルームメートとは、夜遅くまでみんなで話したりして、楽しい時間を過ごしました。

隣の家にも別のプログラムに参加するボランティアがいたため、よく行き来していました。

大変だったことは、英語がわからなかったことです。

でもだんだん聞き取れるようになり、外国の友達とも会話ができるようなりました。

南アフリカで学んだ自分自身

見たこと聞いたこと全てが新鮮で、本当に濃い4週間でした。

でも、自分の無力さや知識の不足に悔しさを感じることも多かったのです。

自分の中で多くの感情が駆け巡り、深く考えたこの4週間は、私の人生においてかけがえのないものです。

これからは、この留学を自分の成長に繋げていきたいです。

貴重な経験をありがとうございました。

今後は、多くの本を読んだり、講演会に参加したりして、自分の容量を増やし、今回経験したことを学びに変えていきたいです。

将来は、国際協力に携われたらなと思います。

これから参加する高校生へ

自分の意思と行動力、積極性で素晴らしい留学してください。

応援してます。

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この体験談は、主観に基づいて綴られています。

その時の現地の需要や活動の進捗状況、参加時期、参加期間、天候などによって得られる経験が異なりますので、あらかじめご了承ください。

ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。