日本とは異なる現場へ

このプログラムへの参加のきっかけは、世界の高校生と一緒に活動でき、現地の人と直接関われるのが良いと思ったからです。

ネパールを選んだのは、アジアで1番貧困であると言うことと、行きやすいということです。

子供と関わりたかったので、チャイルドケア&地域奉仕活動を選びました。

渡航前は、発展途上国に行くという不安、英語で活動するという不安がありましたが、日本とは違う現地を自分の目で見るのが楽しみでした。

ネパールの子供たちの笑顔

活動は、ネパールの学校の壁を塗装する、子供たちと一緒に遊ぶ、歯磨きや手の洗い方を教えるなどです。

ネパールの子供たちと遊んだ時に、たくさん話してくれたり、喜んでくれたりしたことが印象に残っています。

ネパールの子供たちは、私たちと関わるときにいつも笑顔で、それが本当に可愛くて、自分と違う国の「幸せ」を発見できて嬉しかったです。

ネパールの子供たちの笑顔を見ることで、自分の国とはまた違った幸せがあるんだなと気づけました。

ネパールでは道路や電線などの整備がまだ整っていなくて危険なことも多く、田舎では貧困で学校に行けない子供もいます。

こういった問題を自分の目で見て、自分がどんな風に役に立てるか具体的に考えられたのも、大きな糧になりました。

現実を知ったネパール生活

ネパールでの生活は、私はネパールはもっと機械が発達していなくて、自然な暮らしをしているイメージだったのですが、首都のカトマンズでは建物や電線もしっかりしているので、初めは驚きました。

しかし2週間も生活していると、カトマンズでは建物や道路は普及しているけれど、崩れかけていたり、電線が絡まっていたりと、安全に生活するにはまだまだ整備が必要なんだと気づきました。

このように、2週間の生活で、今まで私が想像していた「問題」と実際の「問題」との違いに気づくことができました。

ネパールでは、水に気をつけないといけなかったり、空気もあまり綺麗でなかったり、地面もコンクリートがボロボロになっていたりしたので、日本よりも衛生面にたくさん気を使いました。

滞在先は、現地のホテルでした。

ホテルは少し不便で、部屋は暑く使いづらいところはありましたが、消臭スプレーを使ったり、換気をするなど、工夫して生活しました。

食事は予想以上に美味しく、食べられないものはあまりありませんでした。

洗濯は、ランドリーサービスを利用しました。

外国人のメンバーとも最初はコミュニケーションが取れなかったのですが、だんだん話せるようになって仲良くなれました。

外国の高校生たちはみんなとてもアクティブで、ネパールの子供たちと積極的に遊んだり、意見を交わしたり、ホテルではみんなでダンスをしたりして、日本の高校生との違いに驚きましたが、別々の国から来たメンバー同士が国境を越えて仲良くなれた事はとても幸せな体験でした。

世界に羽ばたく

世界には、日本よりも危険だったり、苦しい生活をしている人がいるはずなので、もっともっと世界の現状を勉強して自分の目で見て、現地で役に立てることをするのが夢です。

また、いろんな国の高校生と出会って、勉強に対する態度も改めようと思い、英語もちゃんと話せるようになろうと思ったので、さらに勉強を頑張って世界に通用する知識を身につけたいです。

自分が思っていたよりも楽しくて、充実して、発見や驚きがいっぱいの2週間を過ごすことができました。

これから参加する高校生へ

発展途上国で生活することも、外国の高校生と一緒に過ごすことも、初めての方が多いと思いますが、大変な反面、楽しいことや新しい発見が必ずあると思います。

今までと違う環境の中でなるべく多くの発見ができるように、たくさん考えチャレンジしたら、良い経験になると思います。

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笑顔がまぶしいネパールの学校の子供たちの写真

この体験談は、主観に基づいて綴られています。

その時の現地の需要や活動の進捗状況、参加時期、参加期間、天候などによって得られる経験が異なりますので、あらかじめご了承ください。

ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。