はじめに
メキシコで教育の短期・長期「実践型」海外ボランティア参加者を募集しています。
支援が求められているのは、スペイン語を母国語とするメキシコの中高生や大学生への英語教育や日本語教育です。
いずれの場合も、ボランティアとしてのあなたの役割は、アシスタント教師として発音やスピーキングの強化に努め、実践的な語学力の向上に貢献すること。
メキシコ人学生にとって、英語の語学スキルは将来の就職の際の強い味方。
また、日本とメキシコ間を直行便が行き来し、日本がより身近となったメキシコでは、日本に関心を持つ学生や日本への留学希望者が増加傾向にあります。そんなメキシコでは、実践的な日本語教育に貢献するボランティアも募集しています。
ラテンアメリカのメキシコで教育ボランティア中は、活動拠点グアダラハラに暮らすホストファミリー宅でホームステイをしながら現地に滞在。スペイン語を母国語とするホストファミリーとの密着生活を通して、スペイン語も吸収しよう!
ボランティア活動がお休みとなる週末は、現地で出会った多国籍な外国人ボランティアと共にメキシコで新たな発見をする冒険へ!
※日本語教育をご希望の方は、お申込みページに進んだ後、初期設定の英語教育から日本語教育を選択できます。
教育ボランティア参加条件
メキシコでの教育の海外ボランティアの応募対象は、世界中の大学生、社会人、シニアのみなさんです。
特に、子供が好き、教えることが得意、中米の発展途上国の教育現場の実情を見てみたい、メキシコで国際協力に携わりたい、将来は英語教師または日本語教師になりたい!というみなさんにおすすめです。
すでに資格を持つ現役の教師であれば、中米メキシコという支援が求められている海外を舞台にあなたのスキルと経験を発揮する貴重なチャンス。
参加にあたって求められる語学力は、中級レベルのスペイン語力(ただし、大学で英語を教える場合は必須ではありません)。
加えて、基礎英語力。スペイン語が流暢でない限り、現地到着後のコミュニケーションは基本的にすべて英語で行われます。メキシコの子供たちへの基礎英語教育に携わる意味でも、やはり基本的な英語力は必要となってきます。
できれば、渡航前にできるだけスペイン語のあいさつや簡単なフレーズを練習していくと、現地できっと役に立つことでしょう。
メキシコでの英語教育は2週間以上から、日本語教育は4週間以上から参加することが可能です。
※中学・高校の夏休みは6月下旬~8月中旬、大学の夏休みは7月初旬~8月中旬までです。その間は、私立の語学学校のサマーコースでの教育活動に携わります。
※4月中旬のイースターホリデー、12月の中旬~下旬にかけてのクリスマスシーズンは、学校が休暇に入るのと同時に教育の海外ボランティア活動も一時お休みとなります。
活動内容
- 実践的な英語教育
- グアダラハラ大学での日本語教育
- 授業の準備と教材づくり
- 教育ワークショップを通した学習
※日本語教育をご希望の方は、お申込みページに進んだ後、初期設定の英語教育から日本語教育を選択できます。
実践的な英語教育
教育ボランティアとしてのあなたの役割は、派遣先となる中学校・高校またはグアダラハラ大学で、アシスタント教師として英語の授業をサポートすること。
特に、生徒たちの実践的なスピーキングと発音の強化に貢献していきます。
特に、グアダラハラ大学の学生は、自らの意志で英語の選択科目を履修しているため、英語学習に対して非常に意欲的です。
できるだけ学習者一人ひとりに目を配ることを心がけ、学習におくれをとっている人がいれば一対一または少人数制で補助していきましょう。
あなたの英語力やスキル、経験、自信によっては、授業を担当することも可能です。
グアダラハラ大学での日本語教育
派遣先は、ハリスコ州で最も重要な公立大学であるグアダラハラ大学の経済学や経営学系を扱うUniversity Centre of Economic and Managerial Sciencesキャンパス(CUCEA)です。
教える対象は、第3外国語として日本語を選択した熱心な地元の大学生たち。
テストによって、事前に初級、中級、上級の3つのレベルに分けられています。個人差はあるものの、多くの学生が初級レベルです。
ボランティアとしてのあなたの役割は、CUCEAに常勤する日系日本語教師のアシスタントとして、生徒たちの実践的なスピーキング力の向上に貢献すること。
日本語がネイティブであるあなたの存在は、学生の日本語学習へのモチベーションを高め、正しい発音や生きたフレーズの練習相手となりとても貴重なはずです。
授業は基本的に日本語で行われまが、教える対象がスペイン語を母国語とする学生のため、少しでもスペイン語を話せた方が彼らとの意思の疎通がスムーズになります。
基本的に1クラスの授業は2時間です。履修する学生の状況にもよりますが、平日の月~木曜日に1日3~4クラスのペースで授業が行われています。授業の前半は現地の日本語教師をアシストし、後半は先生から与えられた課題に取り組む学習者たちをサポートします。
金曜日は、ワークショップの日。ボランティア先生のあなたがテーマを決め、日本文化や伝統を紹介するワークショップを実施します。場合によっては、ワークショップの代わりにスピーキング強化の時間にあてられることもあります。
メキシコでの日本語教育の国際ボランティアは、自分から進んで取り組む自主性や、生徒の前でも物怖じせず教えられる積極性が重要となります。この自信は、授業への準備によって大きく左右されるもの。新しいアイデアが歓迎される環境ですので、自分なりに工夫を凝らしたアクティビティを提案したり、日本から使えそうな教材をあらかじめ持参すると役立つでしょう。
授業の準備と教材づくり
授業の内容を考え、フッシュカードやポスターをはじめとした教材づくりと次の日の授業の準備を整えるのも、ボランティアのあなたが果たす重要な役割です。
一方通行の教育ではなく、生徒、学生らが夢中になって取り組み、学習意欲を引き出すような参加型の授業を考案していきましょう。
歌、ダンス、ゲームなど、現地の先生たちは海外からやって来るボランティアのみなさんならではの新しいアイデアを期待しています。
プロジェクトアブロードのメキシコオフィスでは、教材作りに必要な文房具を取り揃えています。
教育ワークショップを通した学習
プロジェクトアブロードのメキシコオフィスでは、定期的に教育ワークショップを行っています。
教育ボランティアが一同に集結するこの教育ワークショップでは、メキシコの教育システムや教育事情について学習したり、教育方法の向上を目的とした意見交換や、ボランティア同士の交流が行われています。
ぜひ積極的に参加して、アドバイスをもらう機会にお役立てください。
活動拠点
グアダラハラ
人口約500万人が暮らす国内第2の都市。
ラテンアメリカ屈指の世界都市グアダラハラは、その美しさから「西部の真珠」や「メキシコのフィレンツェ」とも称されるほど。
アルマス広場、大聖堂、教会、世界遺産オスピシオ・カバーニャスなど、歴史的・文化的名所が多々存在します。
教育ボランティアの1日の流れ
メキシコでの教育ボランティアは、現地の祝祭日を除く月曜日~金曜日、午前7時から1日約6~8時間の活動に従事します。
1日のはじまりは、ホームステイ先での朝食から!朝ご飯を済ませ、準備が整ったらいざ派遣先へ。活動初日はプロジェクトアブロードのメキシコオフィスのスタッフが同行し、バスなどの公共交通の利用の仕方や派遣先までの通い方を丁寧にご案内します。派遣先によっては徒歩圏内となります。
教育内容は、派遣先、あなたの知識、経験、スキル、語学力によってさまざまです。ぜひ積極的に取り組んでみてください。
1日のボランティア活動を終えた後は自由時間です。外国人ボランティア仲間と一緒に地元のマーケットを散策したり、滞在先に戻って夕飯の準備を手伝いながらホストファミリーとの異文化交流を深めたりと、あなた流にお楽しみください。
活動がお休みとなる週末は、現地で友達になったインターナショナルなボランティアと一緒にメキシコの冒険へ!
活動のねらい
メキシコで行われている教育の海外ボランティアのねらいは、中学・高校、大学でスペイン語を母国語とする生徒、学生の英語教育を支援すること。
そして、親日家が多いメキシコで地元の学生らの実践的な日本語学習を支援すること。
同時に、あなたが実践的な国際協力経験を得ながら視野をぐんと広げること。
メキシコにおける教育の海外ボランティアでは、以下の項目に特に力を入れて取り組んでいます:
- 英語教育
- 識字率の向上
- 教室内でのサポートの強化
- 創造性を養う学習
あなたも、メキシコの学生が英語や日本語を武器に豊かな人生を切り開く教育ボランティアの一員へ。
マネジメントプラン
プロジェクトアブロードは独自のマネジメントプランを設け、活動に対する目標の明確化と目標達成の具体化を行っています。
マネジメントプランは、まさに私たちの活動の道しるべ。
よろしければ、マネジメントプランもあわせてご覧ください。
活動が世界に与える影響
プロジェクトアブロードは、毎年明確に定められた長期的な目標の達成に向けて取り組まれています。
その目標達成の鍵となるのが、参加者一人ひとりのみなさんの存在です。
グローバルインパクトリポートにまとめられた年間の活動の進歩と功績は、参加者全員の努力の結晶。
よろしければ、活動が世界に与える影響もあわせてご覧ください。
滞在先と食事
メキシコで活動中の滞在先は、グアダラハラ周辺に暮らす現地人ホストファミリー宅です。
ホストファミリーとの共同生活は、現地文化を生活レベルで体験する貴重な機会!ぜひ積極的に話しかけ、異文化交流を図りましょう。滞在先では1日3食分の食事が提供されますので、ぜひ食からもメキシコ文化をお楽しみください。
その時の受入れ状況にもよりますが、なるべく他の参加者と同じ滞在先を手配し、より多くの出会いと交流を体験できるよう努めています。
発展途上国の滞在先は、先進国のモダンで便利な生活と比べると質素に感じるかもしれませんが、安全面や清潔面の基準は満たされています。
現地サポート
安全を第一優先とするプロジェクトアブロードは、すべての活動国で24時間体制の現地サポートを提供。
だから、海外への渡航が初めての方でも安心して参加できる魅力があります。