はじめに
フィジーで短期・長期「実践型」村落生活体験の海外ボランティア参加者を募集しています。
南太平洋の発展途上国フィジーを舞台に、昔ながらの村落生活にどっぷり漬かりながら、村人たちの日々の生活を支援する国際協力。
料理は薪を使って火を起こすことから始まることもあれば、水が一時的に止まることもあるフィジーでの田舎生活。シャワーは、ほとんどの場合が水。裸足で家の内外を歩き、ぬかるみも平気でずんずんと進んで行く村人。あなたを待ち受けてくれるのは、ものごとを「不便」ではなく「あたり前」として工夫しながら生きる人々と自然が共存する村落の世界。
ボランティアとしての実践的な役割は、村で育つ子供たちの教育に手を貸しながら、村生活の営みを助ける即戦力となること。それは、農作業、かご編み、マット作り、料理、掃除、庭の手入れなどをはじめ、人手が必要とされるあらゆる場所での支援を意味します。
フィジーでの村落生活体験の海外ボランティアの活動拠点は、都会の喧騒から離れたパシフィックハーバー周辺の田舎の村々。
ボランティア中は、村人の家でホストファミリー宅に滞在します。ここで営まれているのは、シンプルながらも家族や人との絆を大事にするというライフスタイル。きっと本当の「幸福」とは何か考えさせられることでしょう。
自由行動となる週末は、南国フィジーを異なる角度から体験する冒険へ。フィジーと自分自身の新しい発見をしに出かけよう!
村落生活体験ボランティア参加条件
フィジーでの村落生活体験の海外ボランティアの応募対象は、世界中の大学生や社会人、シニアのみなさんです。
高校生には高校スペシャルのチャイルドケア&村落生活体験プログラムがおすすめ!
特に、異文化体験に関心がある、海外で人生観を変えたい、フィジーの田舎暮らしを体験してみたい、南太平洋の発展途上国で実践型の国際協力に貢献したい!という熱意ある方におすすめです。
参加条件とまではいきませんが、しいて言えば最低限の基礎英語力。
活動中のコミュニケーションは、基本的にすべて英語で行われます。したがって、自分の意見をはっきり伝え、分からないことをきちんと質問できる英語力がないと、苦労するのはあなた自身です。
だからこそ、英語の練習を含む渡航前準備にどれだけ真剣に取り組んできたかが、現地入り後の経験値を左右すると言っても過言ではありません。
すべては、あなた次第です!

活動内容
- 地元の学校や幼稚園での教育活動
- 自給農業のサポート
- 村生活の営みのサポート
地元の学校や幼稚園での教育活動
村の子供たちが学校や幼稚園に通う午前中は、ボランティアとして学校教育を支援します。
地元の学校では、少人数制のグループに分かれて子供たちの学習をサポートします。ITスキル、美術、演劇、音楽をはじめとした主要科目以外の科目を中心に教育活動にあたります。ぜひあなたの特技やスキルを活かした教育に取り組んでみてください。
フィジーの村落では、その土地の伝統的な教授法を採用していることがあります。これらの教育現場では、教科書などを使った机上の学習や試験による評価より、実践的な学習や歌やダンスなどの交流や実技を重んじる特徴があります。臨機応変に対応していきましょう。
幼稚園で活動する場合は、現地の先生のサポート役を務めていきます。歌、ダンス、図画工作、ゲーム、スポーツなど、子供たち参加型のさまざまなアクティビティを通して幼児教育を支えていきます。
自給農業のサポート
ここでのボランティアとしての役割は、村落生活の中心となる農作業を実践的にサポートすること。
活動拠点の村落では、村人の多くが農業を通した自給自足生活を営んでいます。ここで行われている農業は商業目的ではなく、家族を養うのに十分な食物を育てることを目的としています。
また村落に暮らす人々は、育てた農作物を他の村人と物々交換することによって、生活を成り立てています。
日々の生活の営みのサポート
多くが手作業で行われるフィジーでの村落生活の営みは、なかなかの一苦労。家族と生活を支えるため、村人たちは朝から晩までさまざまな作業に追われています。
そこで、ボランティアたちは即戦力としてこれらの生活の営みをサポート!午前中の教育活動を終えたら、午後は、かご編み、マット作り、料理、掃除、学校から帰ってきた子供たちのケア、庭の手入れなどをはじめとした人手が必要とされるあらゆる場所での活動を支えます。
活動拠点
パシフィックハーバー
ビティレブ島南部に位置するパシフィックハーバー。
ナンディからは車で約3~4時間。
アウトドアの名所としても知られています。
村落生活体験ボランティアの1日の流れ
フィジー村落生活体験ボランティアの1日は、早朝の家事の手伝いから始まります。
朝食を済ませたら、活動先の学校または幼稚園へ!午前中は村で育つ子供たちの教育活動を支援。通常、午前中の学校教育が終わったら滞在先に戻り昼食と休息をとります。
午後は、農作業や村人たちの生活の営みをさまざまな面から実践的にサポートしていきます。滞在先に訪問者が予定されている場合は、ホストマザーがもてなす大量の手料理を手伝うことも。一緒に生地を練ったり、野菜の皮をむいたりしながら、和気あいあいに取り組みましょう。
1日のボランティア活動が終了したら、自由時間です。
自由行動となる週末は、のんびり過ごす絶好の機会!村落に暮らすフィジーの人々は、多くがキリスト教、中でもメソジスト教徒たちです。通常、日曜は教会に行くので、興味があれば一緒に連れて行ってもらうのも良いかもしれません。

活動のねらい
フィジー村落生活体験の海外ボランティアのねらいは、南太平洋の島国フィジーの昔ながらの生活を営む村で異文化体験をし、視野を広げること。
同時に、ボランティアとして人々の生活の営みを支援すること。
普段と異なる環境に身を置いたからこそ得られること、それはあなたの価値観や世界観を揺さぶる大きな転機。
フィジーの田舎の村落生活にどっぷり浸り、その生活の一部始終を体験しながら、ボランティアとして村生活の営みや、そこに暮らす子供たちの教育を支えていきます。目指すのは、参加するボランティアとボランティアを受け入れるフィジーの村人の両者がお互いに寄り添い、学び合い、交流し、影響し合う異文化体験。
きっと、フィジーでの経験を通して本当の「豊かさ」の意味を考えさえられることでしょう。
あなたも、フィジーで昔ながらの村落生活を体験しながら、生活の営みを支えるボランティアの一員へ。
滞在先と食事
フィジーで活動中の滞在先は、パシフィックハーバー周辺に暮らす現地人ホストファミリー宅です。
ホストファミリーとの共同生活は、現地文化を生活レベルで体験する貴重な機会!ぜひ積極的に話しかけ、異文化交流を図りましょう。滞在先では1日3食分の食事が提供されますので、ぜひ食からもフィジー文化をお楽しみください。
その時の受入れ状況にもよりますが、なるべく他の参加者と同じ滞在先を手配し、より多くの出会いと交流を体験できるよう努めています。
発展途上国の滞在先は、先進国のモダンで便利な生活と比べると質素に感じるかもしれませんが、安全面や清潔面の基準は満たされています。
現地サポート
安全を第一優先とするプロジェクトアブロードは、すべての活動国で24時間体制の現地サポートを提供。
だから、海外への渡航が初めての方でも安心して参加できる魅力があります。