ボツワナに生息するチーター

ボツワナでアフリカ南部サバンナ環境保護の海外ボランティア

ボツワナを舞台に、ゾウをはじめとしたアフリカの貴重な野生動物と自然を守る環境保護ボランティアになろう

はじめに

毎年7月~8月に行われているボツワナでの短期・長期「実践型」環境保護の海外ボランティア参加者を募集しています。

ゾウ、ヒョウ、ライオンをはじめとするアフリカ南部のサバンナに生息する貴重な野生動物を保護し、後世につなげる環境保護の国際協力。それは、ボランティアのあなたにとっても、ここアフリカならではの雄大な自然を目の当たりにしながら、現場で行われている重要な環境保護活動を学び、その即戦力となる貴重な海外経験となることでしょう。

携わる環境保護活動は、すべて実践型。ゾウの個体数の記録や生態調査、密猟防止パトロール、バオバブの木の保全と調査、ダムやため池づくりをはじめ、地元の環境保護専門家と共にさまざまな環境保護活動に取り組み、野生動物たちがありのままの姿で生息し、繁栄できる環境の実現を支えます。

ボツワナでの環境保護の海外ボランティア活動の舞台は、リンポポ川沿いにあるWild at Tuli動物保護区。ここで、同じ関心を持った多国籍な外国人ボランティアと共にボランティアバンガローに滞在。

そこに待っているのは、普段の都会生活とはかけ離れたアフリカのサバンナのど真ん中でのシンプル生活。ワイルドな野生動物や美しい自然を相手とする環境保護活動漬けの日々。

時に体力を必要としますが、あなたの側には共に戦う多国籍なボランティア仲間の姿があります。ボツワナでのすべての経験は、あなたの価値観に化学反応を起こし、一人間として大きな成長を後押ししてくれることでしょう!

※このプログラムに参加できるのは、毎年7月~8月の最大2ヶ月限定です。開始日・参加期間は、その期間中から自由に決めることが可能です。

※ページトップにあるビデオは、スクリーン右下の「CC」から日本語字幕を選択できます。

日にち: 

7月~8月限定

選ぶ

参加期間: 

1週間以上

対象: 

16歳以上


環境保護ボランティア参加条件

毎年7月~8月に行われているボツワナでの環境保護ボランティアの応募対象は、世界中の大学生社会人シニアのみなさんです。

高校生には高校スペシャルの環境保護プログラムがおすすめ!

活動参加にあたって、知識や経験は問われません。

求められるのは、体力と熱意のみ!

特に、自然やアウトドアが好き、生物学や環境科学を専攻している、海外での環境保護活動に関心がある、アフリカの自然環境の現状を自分の目で見てみたい、アフリカの発展途上国で実践型の国際協力に貢献したい!という熱心なみなさんにおすすめです。

現役の環境保護専門家や研究者の方であれば、支援が求められている海外の現場でスキルや経験を活かし、貴重な国際経験を得られることでしょう。

現地では、本気のあなたを支える現地サポート体制が整っています。

参加条件とまではいきませんが、しいて言えば最低限の基礎英語力

活動中のすべてのコミュニケーションは、基本的にすべて英語で行われます。したがって、自分の意見をはっきり伝え分からないことを自らきちんと質問できる英語力がないと、現地で苦労するのはあなた自身。

だからこそ、英語の練習を含む渡航前準備にどれだけ真剣に取り組んできたかが、現地入り後の経験値を左右すると言っても過言ではありません。

すべては、あなた次第です!

※ボツワナでの環境保護の海外ボランティアでは、到着指定空港への発着日時があらかじめ指定されています。詳細をボツワナ到着案内からご覧ください。

ボツワナでゾウの生態系調査をサポートする環境保護ボランティア

活動内容

  1. 野生のゾウの生態系調査
  2. 密猟防止パトロール
  3. 命をつなぐ水源の確保
  4. その他の野生動物やバオバブの木の調査活動

野生のゾウの生態系調査

Wild at Tuli動物保護区周辺は、野生のゾウが多く生息しています。しかし、ゾウの1日12~18時間に及ぶ摂食活動は、周辺の自然環境に多大なる影響を与えかねません。

環境保護ボランティアとしてのあなたの役割は、ゾウの個体数と移動パターンの調査をサポートすること。

ゾウ一頭一頭とその家族構成を洗い出し、ゾウの移動パターンを継続的に記録することによって、ここに生息するゾウの個体数の増減をモニタリングしていきます。

密猟防止パトロール

ボツワナに生息する野生動物の個体数の減少に影響を与えている原因の一つは、密猟の蔓延。

Wild at Tuli動物保護区もその標的となっています。

そこで、密猟防止パトロールを通して、環境保護ボランティアたちは仕掛けられた罠一つひとつを撤去する作業にあたります。根気を必要としますが、一つの罠を取り除くことは一つの命を救うという重要な役割を果たします。

2017年、環境保護ボランティアたちは、仕掛けられた罠1,500以上の撤去に貢献しました。継続した努力が実り、最近では仕掛けられた罠の減少と同時に野生動物の個体数の増加を記録しています。

しかし、すべての密猟を阻止するにはまだまだ長い道のりです。今後さらに密猟防止パトロールを強化するにあたって、ボランティアのみなさんからの多くの支援を必要としています。

命をつなぐ水源の確保

アフリカ大陸南部では水が非常に貴重であるため、この地域での環境保護活動において水の確保が欠かせません。

環境保護ボランティアたちは、ダム、雨水の貯水タンク、ため池の設置や修繕に取り組み、乾季に備えて雨季に十分な水を貯蓄します。こうして、野生動物が1年を通して水にアクセスできる環境を整えていきます。

逆に、雨季の洪水に備えて平らな地面を掘り起こし、雨水がうまく地面に吸収されるような仕掛けをつくるのもボランティアの仕事。水分を吸いにくい土壌ならではの対策です。

想像以上に肉体労働となるかもしれませんが、自分の貢献が形となって目に見える形で野生動物の命をつなぐやりがいの大きい活動です。

その他の野生動物やバオバブの木の調査活動

環境保護ボランティアたちは、鳥類やワニの生態調査および個体数調査、足跡や糞の調査などのさまざまな調査活動に取り組みます。

夜行性の野生動物の調査には、仕掛けカメラを利用して分析を行っています。

野鳥の宝庫でもあるこのエリアには、珍しい鳥がたくさん存在します。

陸地や川岸など動物保護区内各所で行われる鳥類観察では、鳥博士並みに野鳥に詳しいスタッフから野鳥のさまざまな特徴を学習することができるでしょう。

集められたすべてのデータは一覧表に記録し、Wild at Tuli動物保護区内に生息する野生動物の種類、個体数、生態系をまとめています。

また、現在Wild at Tuli動物保護区ではバオバブの木の調査が行われています。

バオバブはこの地域でよく見られる木で、根から吸い取った大量の水分は幹に蓄えられます。バオバブは、その水を飲みにやって来るゾウにとって大切な木。バオバブの木の調査では、100以上点在するバオバブの位置やサイズ、保護がの必要性などを調査しています。

これらすべての調査結果は、このエリアに生息する貴重な野生動植物保護への重要性を訴えかけ、Wild at Tuli動物保護区および周辺地域一帯の保護の法律化を促進する貴重なデータとして利用されます。

上記以外にも、花、昆虫、チョウ、草木などの季節ごとの動植物調査、ヒョウの生態調査、土壌浸食の抑制、動物保護区内の道路整備やフェンスの修繕、ゴミの回収、研究者との討論、周辺の村に出向いてのリサイクルワークショップや環境保護活動、観察小屋に隠れての野生動物の観察などさまざまな活動に取り組んでいます。

提携機関

Wild at Tuli動物保護区の運営を支えるのは、設立者であるHelena Fitchat博士とJudi Gounaris夫人。

二人のたゆまない努力と情熱によって、アフリカ南部のサバンナに生息する貴重な野生動物が明日に命をつないでいます。


活動拠点

The Tuli Block

Wild at Tuli動物保護区は、リンポポ川沿いの緑生い茂るサバンナの大地。

Wild at Tuliという名の通り、ワイルドな野生のゾウ、ワニ、ハイエナ、ライオンをはじめとするさまざまな哺乳類や鳥類が生息する楽園!

空港送迎・航空券手配・ビザ

到着指定空港では、担当スタッフがあなたのご到着をお待ちしています!

空港送迎、航空券手配、ビザなどの詳細はボツワナ到着案内をご覧ください。


環境保護ボランティアの1日の流れ

ボツワナでの環境保護の海外ボランティアは、1日に約5~6時間の活動に従事します。

午前中の涼しい時間帯は、約4時間ほど主に野外での活動に取り組みます。ダムやため池の設置、密猟防止パトロール、足跡や糞の調査、動物保護区内の道路整備やフェンスの修繕など、活動は多岐に渡ります。

日中の太陽が高く登る時間帯は、暑さを避けるために活動を一旦中断します。キャンプ内の日陰での昼食、昼寝、プールでクールダウン、読書など、少し体を休め、リラックスする時間にお役立てください。

夕方になり、少し涼しくなってきたら活動再開!日が暮れる前の2時間ほど活動にあたります。午後の活動は、ゾウ、鳥類、その他の野生動物の個体数や生態調査などが中心となります。

上記はあくまでも一例ですので、毎週のスケジュールをよく確認し、担当の環境保護専門家と積極的にコミュニケーションを図りながら進めていくことが大切です。

その日の活動内容によってはタイムスケジュールが多少前後することもありますので、臨機応変に対応しましょう。

1日のボランティア活動が終了したら、自由時間です。仲間の外国人ボランティアとの異文化交流、トランプ、ゲーム、読書、環境保護専門家との意見交換など、あなた流にお楽しみください。

ボツワナの自然保護区でフェンスの修繕活動に取り組む環境保護ボランティアたち

活動のねらい

ボツワナでの環境保護の海外ボランティアのねらいは、アフリカ南部のサバンナを舞台に、さまざまな危機にさらされている野生動物と自然を保護すること。

同時に、あなたが実践的な国際協力経験を得ながら視野をぐんと広げること。

活動拠点は、リンポポ川沿いにあるWild at Tuli動物保護区。今日では、私たち人間による侵略、密猟、砂漠化、土壌の劣化によって、ここに生息する野生動物の個体数は減少の一歩をたどっています。

ボツワナでの環境保護活動の最終的なねらいは、周辺の動物保護区、国立公園、自然保護地域と一体となって、法律による保護を実現させること。法の力は、環境保護活動を促進する大きな追い風となります。そして、環境保護ボランティアとしてのあなたの存在は、その実現を後押しする原動力。

あなたも、ボツワナのサバンナに生きる貴重な野生動物と自然を後世に残す環境保護ボランティアの一員へ。


マネジメントプラン

プロジェクトアブロードは独自のマネジメントプランを設け、活動に対する目標の明確化と目標達成の具体化を行っています。

マネジメントプランは、まさに私たちの活動の道しるべ。

よろしければ、マネジメントプランもあわせてご覧ください。


活動が世界に与える影響

プロジェクトアブロードは、毎年明確に定められた長期的な目標の達成に向けて取り組まれています。

その目標達成の鍵となるのが、参加者一人ひとりのみなさんの存在です。

グローバルインパクトリポートにまとめられた年間の活動の進歩と功績は、参加者全員の努力の結晶。

よろしければ、活動が世界に与える影響もあわせてご覧ください。


滞在先と食事

ボツワナで活動中の滞在先は、Wild at Tuliにある専用のボランティアバンガローに滞在します。

基本的に同性のボランティアとのルームシェアとなりますので、貴重な異文化体験の機会として積極的に交流を図りましょう

現地では1日3食分の食事が提供されますので、ぜひ食からもボツワナ文化をお楽しみください。

発展途上国の滞在先は、先進国のモダンで便利な生活と比べると質素に感じるかもしれませんが、安全面や清潔面の基準は満たされています。


現地サポート

安全を第一優先とするプロジェクトアブロードは、すべての活動国で24時間体制の現地サポートを提供。

だから、海外への渡航が初めての方でも安心して参加できる魅力があります。

お申込み時のお支払いは、お申込み金 29,500円のみです(参加費用の一部の扱い)。

複数のプログラムへの参加は割引が適用されます。0120-001-978までお気軽にご相談ください。

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