海外でインターンシップに参加するからには、就活を有利に進めたいと誰もが願うものですよね。
海外インターンはただ参加するだけでなく、その経験をどう活かすかを戦略的に考えることによって就活の強い武器となり、自身のキャリア形成にも大きく貢献してくれます。
そこで今回は、企業が評価するポイントを踏まえ、就職に有利な海外インターン経験を得るための差別化戦略を5つご紹介します。
就活を近い将来に控えている学生の方は、ぜひ参考にしてみてください。
戦略① 目的を数値や成果で定義する
海外インターン経験を就職で有利に進める戦略の1つ目は、海外インターンを通して達成したい目標を数値や成果であらかじめ定義することです。
簡単に言うと、海外インターンに「何のために行くのか」「何を得たいのか」を明確にし、自己分析をしっかり行うこと。
採用する企業側は「海外インターンに参加しました」という事実よりも目的意識を見ているため、「海外インターンで何を成し遂げたか」を重視します。
達成したい目標は、必ずしも大きなものである必要はありません。
自分が選んだ海外インターンシップという学びの場で達成したこと、貢献したことが分かるように「これだけは達成したい」という小さな目標を渡航前に1~3つ決めておくのがおすすめです。
海外インターンシップの目的の数値化・成果の定義例:
- TOEICの数値目標を設定する:海外インターン参加前と後にTOEICなどの英語力測定テストを受け、上達ぶりを数字で示す
- 具体的な数値目標を立てる: 「営業で◯件アポイントを取る」「SNSのフォロワーを◯%増やす」など
- 役割を明確にする: チームの中で自分が何を期待され、どう貢献するかを初週に上司と握る
- アウトプットを形に残す: 企画書、レポート、作成したWebサイトなど、目に見える実績を作る
あわせて、海外ボランティア・インターンシップで求められる英語力もご参考ください。
戦力② プロフェッショナルな姿勢で臨む
海外インターン経験を就職で有利に進める戦略の2つ目は、マインドセットとしてプロフェッショナルな姿勢で臨むことです。
以下のように、単なる「学生の社会体験」ではなく「一社員」として振る舞うことが、評価に直結します:
- 主体的に仕事を探す: 指示待ちにならず、自分にできることはないか常に意識して行動し、提案する
- 納期と質にこだわる: どんなに小さな雑用でも期限を守り、相手の期待を超える工夫をする
- 報・連・相を徹底する: 言語や文化の壁があるからこそ、進捗状況をこまめに共有し、誤解を防ぐ
単なる就業経験を得るためのインターンを超えた貢献の先には、海外インターンからそのまま就職へのチャンスさえも生まれるかもしれません。
戦略③ 異文化での行動を意識する
海外インターン経験を就職で有利に進める戦略の3つ目は、異文化の環境下での「行動」を意識することです。
日本ではなく、わざわざ海外でインターン経験を得るメリットは、異文化理解、視野の拡大、柔軟性・協働力・応用力を鍛えることにあります。
海外インターンシップに参加して「英語ができた」だけではなく、「異文化の中で生じた困難をどう乗り越え、何を得たか、そしてそれをどう活かしたいか」が就活の武器になります。
それには、海外インターンシップ中に以下のような行動を意識することがおすすめです:
- 「なぜ?」を深掘る: 日本とのビジネス習慣や価値観の違いに直面した際、感情的にならずに背景を分析する
- 現地コミュニティに飛び込む: インターン先以外の人とも積極的に交流し、多角的な視点を得る
戦略④ エピソードを日常的に記録する
海外インターン経験を就職で有利に進める戦略の4つ目は、エピソードを日常的に記録することです。
海外インターンから帰国後、記憶は驚くほど薄れます。
海外インターンでの体験を「ガクチカ」の一つとして将来の面接時などに具体的に説明できるよう、その日あった「ネタ」を鮮明に言語化しておきましょう。
日々のできごとを書き留めておくことは、その日起こったことを振り返って客観的な視点を持ち、自分の中で消化・記憶を整理する機会にもなります。
記録したいエピソード例:
- 挫折と克服事例: 「一番苦労したこと」と「それをどう解決したか」を日記にメモする
- 周囲からのフィードバック: 上司や同僚に言われた言葉を書き留める(褒め言葉も厳しい指摘も含む)
- 自身の変化: 海外インターン参加前と後で、自分の考え方がどう変わったかを定期的に振り返る
2022年に日本経済団体連合会が発表した採用と大学改革への期待に関するアンケート結果によると、特に期待する資質として、回答した企業の約8割が「主体性」「チームワーク・リーダーシップ・協調性」を挙げ、回答した企業の4割近くが変化の激しい人生100年時代を迎え、「学び続ける力」と回答しました。
また、 特に期待する能力として、「課題設定・解決能力」、「論理的思考力」、「創造力」が上位にランクインしています。
これらを参考の上、実際に海外インターン中のエピソードを披露する際は、面接予定の企業が求める人材・スキル・人柄などをあらかじめリサーチし、それに紐づけると効果的です。
戦略⑤ 帰国後の一貫性を持たせる
海外インターン経験を就職で有利に進める戦略の5つ目は、帰国後の一貫性を持たせることです。
つまり、採用する企業側に「なるほど、これこれこういう理由でうちの会社に応募したのか」とすんなり納得させることです。
一貫性がない学生は、頼りない、軸がない、信念に欠ける、何を考えているか分からないなど、信頼構築において不利になります。
戦略④の記録したエピソードを振り返りながら、帰国後の自己分析・整理をしてみましょう:
- 何を学んだのか
- どんな課題に直面したのか
- どう乗り越えたのか
- 自分はどう変わったのか
そこから、海外でのインターン経験を自分のキャリア観にどうつなげるか重要です:
- 自分に向いていることの特定: インターンを通じて見えた自分の強み・弱みを整理する
- 将来のビジョンとの結び付け: 「この経験があるから、将来はこの業界/企業でこう貢献したい」と言えるようにする
あわせて、海外ボランティアから帰国後すぐにやるべき9つの行動を海外インターンシップに置き換えてご参考ください。
まとめ
海外でインターンシップ経験を就活で有利に進めるための5つの差別化戦略を解説しました。
明確な目標設定・それを達成するための意識的な行動・異文化への対応・日々の記録・帰国後の振り返りと、戦略にはつながりがあります。
ぜひこれらを参考に海外インターンシップに臨み、理想の就職を近づけてみてください。
海外インターンに関心がある方は、あわせて海外インターンシップ 短期おすすめ5選や人気の夏休みの海外インターンシップもご参考ください。