上から見た地球儀

海外ボランティアはどこの国がいい?選び方10選

スタッフ | 2023年 1月 31日

「海外ボランティア どこの国にしよう」と、多かれ少なかれ誰もが迷うもの。

というのも、最初から行きたい国がピンポイントで定まっている方は、ごく少数派なんです。

それでも、最初からやりたいことがはっきりしている方は、やりたいことを実現できるプログラムがある国を選べば大丈夫。

そうでない「海外で国際協力に携わりたい」「何か人の役に立ちたい」というモチベーション主導の段階にいる方は、活動国選びに迷うこともめずらしくありません。

そこで今回は、これまで数千人もの相談に乗ってきたスタッフ直伝!あなたに合った海外ボランティアの国を選ぶコツ10選をご紹介します!

選び方①:その国のプログラム内容で選ぶ

海外ボランティアはどこの国がいいか決めるなら、まずは少しでも関心をもったジャンルの活動において、国ごとのプログラムの違いを比較してみましょう。

例えば、ダイビングを通した海での環境保護活動に興味をもった場合、同じ「海洋環境保護」でも、国によってサメやサンゴ礁など扱う保護対象が異なります。

陸での環境保護活動でも、保護されたさまざまな野生動物のリハビリに携わりたいならペルーで熱帯雨林保護の海外ボランティア、絶滅危惧種のロスチャイルドキリンの保護ならケニアでアフリカ東部サバンナ環境保護の海外ボランティアが最適。

同様に、医療系の活動でも、その国ならではの活動内容を比較しながら活動国を検討するのが効果的。

例えば、病院だけにとどまらない活動に携わりたい場合は、医療機関での活動をベースに2週間に一回程度のペースで地域各所に出向いてさまざまな公衆衛生活動を行うタンザニアの医療プログラムが理想的かもしれません。

その国のプログラムで、自分がチャレンジしたいこと・経験したいことが実現できそうかどうかが重要なポイントです。

選び方②:将来、確実に行ける場所か否かで選ぶ

海外ボランティアの国を選ぶ次におすすめの方法は、今しか行けない場所か、それとも数年後でも行きたい時に行ける場所かを考える方法があります。

これは、ある程度行きたい活動国が絞れて、それでも迷っている方におすすめの判断基準です。

例えば、アフリカや中南米はアジアでの海外ボランティアと比べると日本から距離的に遠く、なかなかフラっと行ける距離ではないですよね。

受験や部活、就活、転職、結婚、子育て、介護など、人生のさまざまなステージにある一人ひとりに、「今を逃したら、このチャンスは恐らく巡ってこない」というタイミングがあると思うのです。

後々、「あの時、勇気を出して行っておけばよかった」と後悔しないようにする意味でも、今後行けるチャンスが少ないのなら、今行っておいた方が人生の満足度は高いかもしれません。

選び方③:体験談の数と内容で選ぶ

海外ボランティアはどこの国がいいか決める上で、ボランティア体験談に寄せられた生の声は非常に参考になります。

体験談が多ければ多いほど、現地は日本人ボランティアの受け入れに慣れていることを示します。

また、体験談の満足度が高ければ高いほど、プログラムや環境が充実しているケースが多いです。

逆に、「体験談がまだないから、自分が第一号のボランティアとしてみんなのお手本になるんだ!」というチャレンジ精神旺盛の方の参加もお待ちしています!

ケニアの子供たちへの歯磨き指導に貢献する日本人ボランティア

選び方④:乗り継ぎが少ない方を選ぶ

海外ボランティアの活動国を選ぶにあたって、その国が渡航しやすいか否かは大事な判断基準です。

注目してほしいのは、直行便で行けるのか、それとも乗り継ぎを挟むのか。

特に海外が初めての方は、乗り継ぎなしまたは乗り継ぎ回数が極力少ない航空券を購入することをおすすめします。

乗り継ぎが多いということは、それだけ遠い、または人里離れているということで、渡航だけでけっこうなエネルギーを消費するもの。

乗り継ぎが多い分、渡航にかかる時間も長くなることになります。

初心者におすすめの海外ボランティア渡航先ベスト3も人気の記事ですので、よかったらあわせてご参考ください。

選び方⑤:入国条件・参加条件で選ぶ

海外ボランティア どこの国がいいか選択肢を絞る際、入国のしやすさを考慮するのも有効な手段です。

例えば、一定期間内の滞在であればビザ不要で入国できる国はおすすめの一つ。

入国ビザが不要な分、ビザ申請の手間も時間もお金も浮きますし、入国に際しての心理的なハードルも下がります。

ビザ不要の活動国は、特に海外渡航経験があまりない方におすすめです。

他にも、国によっては入国の際に黄熱病予防接種の証明書や、一部の国では参加にあたって犯罪経歴証明書が必要です。

忙しい学生や社会人のみなさんは、これらの手配を特に計画的に進める必要がありますので、ぜひご参考ください。

選び方⑥:英語圏か、その他の言語かで選ぶ

海外ボランティアの活動国を選ぶにあたって、現地の公用語は大きな判断要素になります。

大学の第二外国語でスペイン語を専攻していて、国際協力に携わりながらスペイン語も伸ばしたいと言う方は、ぜひ中南米での海外ボランティアへ。

海外初心者、もしくは実践的な英語力をアップして国際人としてステップアップしたい方には、以下のような英語圏の国がおすすめです:

語学留学を提供している活動国を選べば、海外ボランティアのスキマ時間に集中して語学を学ぶことも可能です。

スペイン語でこんにちは

選び方⑦:週末の自由時間にできることで決める

海外ボランティアはどこの国がいいか考える際、週末の自由時間にできることが自分にとって魅力的か否かも大事な判断材料です。

なぜなら、週末も含めて現地でのすべての経験があなたの海外ボランティア経験になるから。

長期参加の場合はなおさらです。

例えば、環境保護活動をはじめとした人里離れた場所での活動は、市街での活動と比べて、一般的な観光やショッピングなどが難しくなることも。

現地で体験したいレジャーアクティビティがあるなら、それが実現可能かどうかもあらかじめ判断材料に入れておきましょう。

選び方⑧:スタッフのおすすめ度で選ぶ

海外ボランティアはどこの国がいいか迷ったら、気になる国とプログラムがズバリおすすめか否かをスタッフに聞いてみてください。

プロジェクトアブロードのスタッフは、膨大な知識と情報量をもっています。

もちろん、ボランティアからの評判や現地の様子も把握しています。

活動の満足度は、参加者本人の積極性や語学力はもちろん、天候や現地の情勢などさまざまな要因が影響するので一概には言えませんが、プロジェクトアブロード日本支店のスタッフからお墨付きをもらう「国 ✖ プログラム」は、体験者の満足度が高いことが多いです。

なので、スタッフに質問することをおすすめします!

選び方⑨:参加費用で選ぶ

海外ボランティア先はどこがいいか選ぶ際、予算が限られている場合は参加費用を基準軸にするのも一つの手です。

その場合は、中南米&カリブ海やアフリカでの海外ボランティアと比較して、航空券があまり高騰しない近場のアジア諸国がおすすめ。

プロジェクトアブロードでは、世界5大陸のさまざまな地域で多様な活動を行っている分、参加費用もそれぞれです。

あなたの予算を中心に活動国を決めるのも、無理のない国際貢献につながるのではないでしょうか。

コインの山から生えた植物

選び方⑩:心の声に素直になる

海外ボランティアの国を決めるにあたって、あらゆる角度から検討し、それでもなお迷ったら最終奥義!

それは、「自分にとってより魅力的に映った方を選ぶ」。

最終的には直感を信じる、これに尽きます。

もしかしたら、「地元の人たちがニコニコしていて優しそう」というイメージかもしれません。

もしくは、「暑いのは苦手だから、涼しい方の国にしよう」という単純なことかもしれません。

その直感に正しい・正しくないはありません。

ぜひ、最後は自分の素直な気持ちを大切にしてください。

おわりに

海外ボランティアにおすすめの国選びのコツ10選をご紹介しました。

あなたの人生を変えるかもしれない海外ボランティア経験。

後悔がない海外ボランティア先を選ぶにあたって、どれか一つでも参考になれば幸いです。

プロジェクトアブロードは、世界5つの地域・約20ヶ国の海外ボランティア活動国で今日も国際協力を行っています。

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