タイのトゥクトゥクに乗って移動するボランティアたち

海外ボランティア中に習慣化したい7つの行動

スタッフ | 2023年 3月 30日

海外ボランティアをするなら、誰もが有意義な時間を過ごして、大きな成長を遂げたいですよね。

そこで今回は、海外ボランティア中に習慣化したい行動おすすめ7選をご紹介します。

これらの7つ習慣を身につけることができれば、きっとあなたの海外ボランティア体験もより有意義になるはず!

①日記をつける

海外ボランティア中に習慣化したい行動の1つ目は、日記をつけること。

小学校の夏休みの宿題以来、日記なんてつけたことない?!という方も多いかもしれませんが、これは本当に効果てきめんです。

毎日日記をつけることの代表的なメリットは以下の通り:

  • 思考が整理され、ストレスが減る
  • 翌日へのモチベーションが上がる
  • 自分の成長が分かる
  • 帰国後、何をやったか・何を達成したか、経験を鮮明に振り返ることができる

海外ボランティア経験を進学や就活に活用したい方も多いと思います。

そんな時、具体的に自分の経験を説明できるようにする意味でも、日記はとても便利なツールとして活躍してくれると思いますよ。

②「自分から話しかける」をルールにする

海外ボランティア中に習慣化したい行動の2つ目は、「自分から話しかける」をルールにすることです。

ただその場に「受け身」でいるだけだと、得られること・経験できることは相当限られてしまいます。

遥々海を越えて海外ボランティアに参加するなら、ぜひ自分からたくさんの方に話しかけたり、質問したりしてみてください。

いきなり話しかけるのはちょっと…という方におすすめなのは、「自分から挨拶をする」をルールにすること。

プロジェクトアブロードの現地スタッフ、日本人ボランティア・多国籍な外国人ボランティア、ホストファミリー、派遣先のスタッフ、はたまたバス停で横に並んだ現地の方など、話しかけるチャンスはたくさんあります。

しっかり目を見て笑顔で挨拶すると、想像以上に気持ち良いものですよ。

③「英語で夢を見る」という目標をもつ

海外ボランティア中に習慣化したい行動の3つ目は、英語で夢を見るという目標を持つこと。

英語でしゃべっている夢を見ると言うことは、英語で考える脳がだんだんと鍛えられている立派な証。

最初のうちは、日本語で考えてそれを英語に直し、英語で発言する方が多いこととも思います。

この日本語に直す作業が入ると、ネイティブの英会話のスピードにはなかなかついていけません。

そこで、英語で夢を見るくらい英語脳を育てるために、英語で考える環境を整えましょう。

おすすめの第一歩は、英英辞書を使うこと!

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新しい言語を学ぶボランティアたち

④日本人同士でも英語を話す

海外ボランティア中に習慣化したい行動の4つ目は、現地で出会った日本人ボランティアとも英語で話すこと。

最初はちょっと照れくさいかもしれません。

でも、お互いに英会話力を向上したいという想いが一致するなら、ぜひ日本人同士でも英語でコミュニケーションをとってほしいと思います。

ただし、時には息抜きも必要ですよね。

そんな時は、「日本語OKタイム」などのルールを作ってみてはいかがでしょうか。

過去の体験者は、現地で尽きに一度日本食のレストランに行く時だけ日本語で話したり、自分も含め日本人2人同士なら日本語OKにするなど、工夫していたようです。

⑤不便さは経験と捉える

海外ボランティア中に習慣化したい行動の5つ目は、恐らく現地で経験するであろう何かしらの不便さも、「経験のうち」と捉えることです。

発展途上国では、お湯が出ない、水が出ない、停電が起こる、道路がデコボコなど、インフラ面で行き届いていない状況を度々体験することになるかもしれません。

日本で当たり前だったことがそうでないと、とにかく不便を感じてしまうもの。

手洗いの洗濯は良い例ですよね。

最初は不便でも、ある程度時間が過ぎると慣れるものです。

「人は何もなくても意外と生きていけるし、何とかなる」という心境に達するものです。

お湯が出ない時は、水のシャワーをささっと浴びる。

水が出ない時は、日本から持ってきたボディシートを使う。

または、ペットボトルに貯めておいた水でタオルを濡らして体を拭く。

夜間に停電になるとできることが限られるので、庭に出て星を見ながらホストファミリーやお手伝いさんから現地語を学んでみる。

多少不便な環境でも、意外と順応できるものです。

日本に帰国したら、湯気が立つほど熱いお湯や、文句ない水圧のシャワーにきっと感動することでしょう。

当たり前だった環境がいかに「有難い」ものだったのかと気づき、感謝の気持ちでいっぱいになると思いますよ。

⑥現地人のように振舞い、現地人の一員として過ごす

海外ボランティア中に習慣化したい行動の6つ目は、とことん現地人になりきって過ごすこと。

海外から日本にやって来た方が、一生懸命日本の文化に溶け込み、日本人のように生活しようとしている姿を見たら、やはりうれしいものですよね。

まさに、「郷に入れば郷に従え」という諺しかり。

現地人として過ごすことは、発展途上国の問題を現地人の方の目線で考えたい方に特におすすめです。

例えば、タンザニアではなるべく現地の言葉であるスワヒリ語で話し、街中の人が行き交う道端でオレンジを食べているマサイ族の人や土産商の人たちと一緒に座って喋ってみたボランティアもいます。

すると、現地の人々の考え方、国民性、傾向などが少しずつ見えてきて、「国際協力」「国家として自立すること」「ODA」について多角的に考えられるきっかけになったんだとか。

とはいえ、「他国への依存から脱却できない一つの要因として、この国のこの習慣が関係しているのでは…」と残念に思うこともあったそう。

プラス・マイナス両面を含め、現地人のように振舞い、現地の流儀に溶け込む努力をすることは、きっとその国・その土地を深く知るきっかけになると思いますよ。

伝統的なアフリカのドラム

⑦固定観念を捨てる

海外ボランティア中に習慣化したい行動の最後は、できる限り固定観念を捨てることです。

海外、特に発展途上国では、頭ごなしに先進国/日本の価値観を押し付けるのではなく、自分の当たり前を常に疑いながら他人の意見に耳を傾けるようにする姿勢が大切です。

不要な判断せずにありのままを受け入れると、「そういう考え方もあるのか」と自然と相手を理解しようとする姿勢ができるものです。

他者の多様な考え方や意見を受け入れられるようなると、自分の価値観も広がります。

ただし、そのせいで周囲の意見を聞きすぎて自分の意見や主張を言えなくなる・譲り癖が付くのは禁物。

異なる文化・習慣をもつ人のどんな意見にも素直に耳を傾けつつ、自分の頭で考え、自分の意見もきちんと伝えるバランスが大切です。

おわりに

今回は、海外ボランティア中に習慣化したい7つの行動をご紹介しました。

どれか一つでもできそうな習慣があったら、ぜひ挑戦してみてください。

きっと、想像以上にあなたの世界が広がると思いますよ。

プロジェクトアブロードでは、他にもさまざまな海外ボランティアお役立ち情報をブログで発信しています。

ぜひ気になるトピックの記事をチェックしてみてくださいね。

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