ネパールの医療現場を見てみたい

参加のきっかけは、去年の活動に⾏った友⼈からこのボランティアに⾏ってみてはどうかと勧められたからです。

そして、医療プログラムを選択した理由は、僕は将来無医村地域で医者になりたいと思っており、発展途上国はそういった地域と似たものなのかと考えたからです。

渡航前は、周りが外国⼈ばかりだと思っていたこともあり、彼らと無事にコミュニケーションがとれるかどうか、仲良くなれるかどうかがとても不安には思っていました。

ただ、⼀⼈でネパールに⾏くことに関してや、現地で体調を壊さないか等という⼼配はあまりなかったです。

高校生のうちに見た医療の世界

リハビリをするための場所では、そこでの仕事をほぼ全てすることができました。

病院では、⽇本では⾒ることのできないもの、例えば簡単な処置や患者のカルテ等を⾒ることが出来ました。

また、その他にも眼医者の仕事や、⽼⼈ホーム的な施設、産婦⼈科病院や療養施設等を⾒て回りました。

ボランティアの⾯では、将来の夢と関係しているのですが、⼤学病院で救命センターに⾏けたことが印象に残っています。そこで様態が変わった患者を⽬の当たりにすることで、将来のビジョンがさらに明確になりました。

ボランティア活動以外では、国⽴公園の観光等を行いました。

ネパール生活

滞在先はホテルだったのですが、頻繁に停電が起きたり、Wi-Fiも途切れたりすることもありました。

部屋に関しては、トイレと⾵呂にさえ慣れれば⼗分すぎるものでした。

⾷事は、個⼈的にはかなり満⾜のできる味でした。ただ、少し料理の種類は少なかったかと思います。

洗濯は、500ルピー位でホテルに頼めましたが、⾚い⽂字でルームナンバーを書かれたので、それが嫌なら⾃分で洗った⽅がよいです。

⼤変だったことは、やはり ⾃分の英語⼒の無さです。普段の事務的な会話に関しては、ある程度聞き取ることはできました、友達と話すような話し⽅になると聞き取れませんでした。

でもルームメートは、出⾝の都道府県が同じだったこともあり、⽐較的仲良く過ごせたと思います。

宿泊したホテルにプールがあったので、毎⽇といっても過⾔ではないほどプールに⼊っていました。⽔着を持っていっていませんでしたが、普段着のズボンで⼊っていました。そこで外国の⼈と仲良くなれました。

このボランティア仲間と⼀緒にホテルにあったプールで遊んだことは、一番の思い出です。めちゃくちゃ楽しかったです。

また、宿泊したホテルの近くにベーカリーがあったので、ディナーの後、そこに毎⽇買い物に行きました。そのベーカリーは結構安いのでおすすめです。

他にも、⾞で数分の所にスーパーマーケットがあったので、主にスナックの調達などをしに週に1、2 回ほど⾏きました。

積極性が変えた経験値

このプログラムに参加できて、本当によかったと思います。

理由は2つあって、1つ⽬は友達を作ることが出来たからです。それによって、今後も助け合うことが出来るからです。

2つ⽬は、何度も⾔っているように素晴らしい経験を積めたことです。

これにより、将来のビジョンを考え直すことができ、それによりビジョンが明確になったからです。

全体を通じて学んだことは、何事にも積極性をもつことです。

⽇本にいる間は消極的に過ごすことが多かったので、何事にも新たな発⾒を⾒いだすことが難しかったのですが、現地で積極的に過ごした結果、⾒知らぬ⼟地だったとはいえ新たな発⾒をすることが出来ました。

これからは、このプログラムで学んだことを無駄にしないように、⽇々積極的に⽣活し、また⾃分の将来の夢を叶えるために更なる勉強をしたいです。

そして、このプログラムを通じて得た経験を基に、救命医として沢⼭の⼈命を救いたいです。

これから参加する高校生へ

とにかく、どんなことに対しても積極的に活動してみてください。

もし積極的に活動しなければ何の学びもなく、楽しむことが出来ないと思います。

僕も日本では消極的に過ごしていましたが、現地では言われた通り、積極的に活動した結果、消極的に過ごしたならば得れることのできない経験を積めました。

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この体験談は、主観に基づいて綴られています。

その時の現地の需要や活動の進捗状況、参加時期、参加期間、天候などによって得られる経験が異なりますので、あらかじめご了承ください。

ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。