Projects Abroadとの出会い

私はこの夏は留学をしたいと考えていましたが、語学留学で楽しく過ごすだけではなく、せっかくお金をかけて海外に行くなら少しでも人のためになることがしたいと考えたのが海外ボランティアをしたいと思ったきっかけです。

そのために初めに検索してみたときに1番上に出てきたのがProjects Abroad だった、というのがProjects Abroad との出会いです。

それまでProjects Abroadのことは全く知らなかったので、私の中ではこの会社との出会いも奇跡的なものだと感じていますが、最終的にも安心して1人で海外に飛び立てるほど手厚いサポートがあって、ありがたかったです。

フィジーを選んだ理由

初めは私の思いつきで海外ボランティアがしたいと思っただけだったのですが、フィジーに行こうと思ったきっかけは、自分自身が海や島が好きで海が綺麗なところがいいと思っていたのと、体験談などを読んでフィジーの独特な価値観と村での生活に興味を持ったことです。

また、こどもと関わるのが好きだったためチャイルドケアもあるプログラムに参加しようと決めました。

子供達の暖かさに触れた

私はNatalau kindergarten という滞在している村にある幼稚園での活動でした。

活動内容としては、朝から室内と室外で一緒に遊んだり、子供たちが英語を学ぶのをお手伝いしたり日本のことを教えたりという活動をしました。

私は折り紙とあやとり、けん玉を持って行って子供たちや先生に教えて一緒に遊びましたが、現地で馴染みのないものであるため、子供たちは興味を示してくれたものの、日本で遊んでいるような遊び方をわかってくれなかったりしましたが、それぞれ一緒にやったりしていると楽しんでくれてよかったと思います。

あやとりや折り紙は、人それぞれの想像力で色々な遊び方ができ、どんな国の人でも楽しめるし、けん玉は遊び方が決まっているため、教えるのも簡単で楽しめたのでよかったです。

午後は、幼稚園の壁をカラフルに塗ったりペットボトルで柵を作ったりする作業をしました。

こういう作業をしている時も村の子供たちや幼稚園生の親御さんたちがきて遊んだり手伝ってくれたりしました。

私たちが一つのことをするのでも興味を持ってくれたりそれを手伝ってくれたりしてくれたのが、村の人々の温かさを特に感じました。

どこからでも声が聞こえてくる村の生活

村での生活は本当に行く前に想像していた村と同じようなものでした。

シャワーとトイレが外で電気がなかったり、シャワーは冷水しか出なかったり、私は過酷な環境だろう、と想像し覚悟していったのでショックはありませんでしたが、日本とは異なる生活環境でした。

でも、それはすぐに慣れました。

本当に3週間フィジーに滞在していると、何の違和感も感じないくらい、それが当たり前の生活になっていたのは日本に帰ってきてから驚きました。

他にも豚や猫や犬がそこらじゅうにいて、豚でさえも家の中に入ってくる、みたいなことがあったり、なぜか天井からトカゲが落ちてきて1人でびっくりしたり、家の近くに植っている植物をとって食べたり、自然と動物いっぱいの生活が新鮮でした。

また、ステイした家のリビングはずっと窓とドアが空いていてすぐ外が道だったため、道ゆく人々みんなにおはよう、お茶でもどう?と声をかけて色々なお話をしていたのが印象的でした。

また、私が家から幼稚園までの道を歩いている時でも、ドアは開いているけれどカーテンなどで中は見えない家の中からブラ!と声がしたり洗濯中の人が声をかけてくれたりして、とても温かい気持ちになりました。

しかもそれは子供たちも同様で、日本に帰る直前になると、I miss you!と道で声をかけてくれて、感動しました。

温かい家族の存在

また、ある時に私が昼に家に帰るときに同じ村の違う家に滞在している日本人の子と一緒に家に帰った時に、お母さんが美味しい料理を準備してくれていて、すぐに私の友達にも、一緒に座って、食べよう!と言ってくれたのがフィジーでいいなと思った習慣です。

私が違う子の家に行った時も快く料理を出してくれました。

現地の人が言うにはフィジー人はシェアの精神があって何でも共有したいんだよ、と言うことでした。

それは野菜や果物の多くは自分たちで育てていて、お金で買ったものではないかららしいです。

本当に近所の人がお米をもらいにきたりしているのをみてそういう感じでいいんだと少しびっくりしました。

日本ではあまりみられない光景だと思いました。

この経験を今後に活かして

フィジーの村の温かい人々と、一緒に頑張った仲間との時間はとても大切な思い出です。

これから、将来のことを考えるときには絶対にフィジーで感じたことが私のやりたいことの軸になっていくと思います。

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フィジーでチャイルドケア&村落生活体験 齋藤千瑳

この体験談は、主観に基づいて綴られています。

その時の現地の需要や活動の進捗状況、参加時期、参加期間、天候などによって得られる経験が異なりますので、あらかじめご了承ください。

ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。