自分を突き動かした想い

私は、日本の東京というところから他に過ごしたことがありませんでした。

ここ半年くらい自分の将来について考えるようになって、毎回興味を持つものは、子供や国際関係、そして海でした。

自分は自然と関わることを避けていました(単純に、今までそんなことを親に言ったこともないし、ひとりでできる気がしなかったからだと思います)。

でも考えれば考えるほどやりたくなって、知りたくなって、ひとりの友達に相談しました。そしたらこの留学制度を教えてくれて、行くことにしました。

この頃、学校で色々人との関わりが嫌になることが多くて、逃げたいと思ってしまったのもあったのかもしれません。

期待しかなかった

何回も説明会やスタッフの人に電話したり、説明会で出会った同士で連絡を取ったりし、準備をしました。

全くもって英語を喋れない、聞き取れない私が、なぜそこまで自信を持って飛び立てたか自分でも不思議でしたが、前日は流石にドキドキしてました。

急いで空港でなんかあったりした時用に、英語をたくさん調べたりしてました。笑

でも日本の生活が少し憂鬱だった自分には、期待しかなかったんだと思います。

フィジーでの日々

朝ごはんを食べると、みんなで集まって、学校やアニマルシェルターなどの活動場所に移動します。

午前中は、そこでペイントや畑作り、床を洗ったりと施設をきれいにします。

一旦家に帰って昼食を済ませ、村のホールに集まって、村の子供たちと沢山の遊びをします。

子供が飽きない遊びを思いつくのは、なかなか楽しいです。

私は大縄とびを思いつき、その1日それをずっとやってました(布をつなげて)。

終わるとやっと自由時間です。

でもそのまま子供と遊んだり、ボランティアのみんなで話してたりします。

シャワーを浴びたり日記を書くのも、その時にしました。

そのあとに夜ご飯たべて、ホストファミリーと喋って、寝ました。

2週間でも、フィスティバルや、週末には島に行ったりするので毎日が新鮮です。

生活の様子

滞在先のホストファミリーは、本当にいい人たちでした。

つたない英語でも沢山喋って喋って理解してくれて、わかりやすいように喋ってくれていました。

私が熱でた時、活動が忙しくて自分のことに手が回らないとき、「これをしてほしい」と言っても笑顔で受けて入れてくれるし、自分で聞かなくても 「何かしてほしいのは?」といつも気にかけてくれます。

本当の家族のように接してくれますし、最後はみんなで泣いて写真を沢山撮って、最後の最後まで笑いあって、本当にこの人たちに出会えてよかったと思えました。

食事はとてもシンプルなので、日本人的には合うと思います。

ルームメイトのイギリス人は口に合わないものが多かったそうですが、、でも無理して食べる必要はなかったです。

むしろ何が食べたい?と最後の方にはリクエストも聞いてもらいました。

洗濯は一応手洗いでしましたが、上記でも示したように頼んだらやってくれたり、乾燥機に入れてくれることもあったので、洋服には困らなかったです。

しいて言うなら、昼夜の気温差が激しいので、もっと防寒対策をしていけばよかったと思いました。笑

私は虫や動物が好きな方だったのですが、寝ているとき耳元をトカゲやネズミが歩いていた時は流石に驚きましたが、慣れました。

ルームメイトは英語圏なので、沢山話しをしてもらいました。

スタッフの言ってることが理解できない時も、後でルームメイトに聞くとわかるまで簡単な単語やジェスチャーで伝えくれて、本当にフレンドリーでした。

単語が思い出せなくても、それに関することを言ったら理解してくれることが多くて、前まで英語が出来ないことを恥ずかしいと思っていましたが、逆に楽しく思いました。

生活は逆に刺激的で、嫌だと思うことは全くなかったです。

発熱や腹痛になることがあり、病院に行きましたが、飲んだ薬の名前を伝えるのに時間がかかったりしたので、調べておくべきでした。

あとは熱を冷ますものがあまりなかったので、持って行った方が良かったですね。笑

でも本当自分の故郷かなって思えるほど馴染めて、充実してました。

一番の思い出は一連の活動から

はっきり言って、毎日が印象的だったと言いたいです。

私にとったら毎日が新鮮で、今でも鮮明に覚えています。

でも1番印象的だったのは、週末の島旅です。

フィジーに来てやっと海に行って、大雨なのにビーチバレーやダイビング、島全体でやる綱引き、塩水のプール、島を一周したり、潜水艦で海底を見たり、南国が好きな私にとって本当に理想的な週末でした。

でも、ただの旅行だったらこんなに印象に残ってないと思います。

その週末までの1週間は初めてのことばかりの中で、みんなで助け合って、すごく楽しんで、沢山活動して、普段ならやらない掃除や洗い物を率先して、自分なりに頑張ることができたからこそ、楽しい週末を過ごせたのだと思いますし、そのあとの1週間も週末と同じくらい楽しかったです。

1番と言ったら週末となりますが、それまでの過程があってこそだと思いました。

大変だったこと・苦労した点

大変だったことは2つあります。

1つ目は言語の壁です。

全く勉強せず旅立った私も私ですが、日本なら普通に喋ってこれた発音も全く通じなくて、何回も何回も練習して伝えて、それでもダメだったら英語のスペルを見せてという感じで、やっぱりルームメイトとかと沢山詳しいことまで話したいのになかなか通じなくて悔しかったです。

だから私は今までテストのための文法しか勉強してきませんでしたが、今は口に出すようにしています。次会ったとき絶対使えるように。

でも、最後の方は発音に慣れて結構伝わりました!

2つ目は熱です。

解熱剤のだいぶ強いやつを飲みましたが、2日間でやっと38度とかになりました。

本当に高熱で、汗や異常な寒気とか感じながら寝てました。

病院にも行きましたが、まぁそんな簡単には下がらなかったです。

でもこれは想定内というか、体調が崩れるのは仕方ないと思っていたので良かったのですが、フィジー には氷がなくて、冷やすことについては大変で、今まで飲んだペットボトルに水を入れて冷蔵庫で冷やして、それを脇や足においてました。

でも、それも印象的で経験になりました。

フィジーの優しさが強さをくれた

まず英語には前向きになりましたし、会話する楽しさを知りました。

でもやっぱり1番は、人の優しさです。

学んだと言ったら違うのかもしれませんが、日本では人を信じたくない、距離を置きたい、自分の居場所はここにないと思っていました。

でもフィジー の人の優しさに触れて、テレビを見たとき私も知らない日本人に「アナ(フィジー で呼ばれていた名前)の家族!ありがとう!」と言っていて、同じ国の人はみんな家族みたいなんだなと思ったし、私にありがとうって言ってくれて居場所がないとか思えなくなったし、今日本で悩んでいた関係なんて本当にちょっとしたことなんだって、私にはここにもっと大きな家族のような絆で結ばれてる人たちがいるんだと思えたら、全部吹っ切れました。

今でもネガティブに思ってしまうことだってあります。でも、そんな時にフィジーの仲間から連絡が来ます。それを見て、自分が必要とされていて、すごく元気になりますし、成長できてるところだと思えてます。

そして、将来恩返しできるように、まず自分を強く持とうと思えてます。

見えてきた進路

私は、将来の夢が漠然としています。

でも、1つ決心がつきました。大学進学です。

大学自体は行く予定でしたが、エスカレーター式の学校で外部には行かず、日本でゆったりと大学生を送る予定でした。でも、まず英語を頑張って、国際系や開発に取り組んでいる大学に行きたいと思っています。

もし行けなくてエスカレーター式で進学したとしても、その中で日本と海外をつなげられるような勉強できる環境を作りたいと思っています。

もしまたフィジー に行けたなら、私のもう一つの家族に私が今どんなことをしていて、どんなことを頑張っているのか自信を持って言えるように、まず大学から考えています。

そして遅くてもいいから、自分がやりたい職業を見つけるように歩きます。

この2週間は、経験すべき日々でした。

私の中であったつまらない人間関係も、親に言えずにいた進路も、自分のやりたいこと・言いたいことを全部言えずにモヤモヤしていたことも、それらのこと全ての背中を押してくれるプログラムでした。

ただやってることはほんのちょっとのことかもしれないですが、自分の今までの消極的さが全部プラス思考に変わりました。

毎日がこんな楽しいと思ったのは久しぶりで、まだみんなといたいと思って、泣きたい時・笑いたい時全部を一緒に過ごした友達ができて、自分を必要としてくれた家族ができたこの留学は、とっても意味がありました。

これから参加する高校生へ

進路、人間関係に困ってる人、やりたいことがない人、全ての人が参加すべきプログラムだと思います。

行ってみたら考え方が変わります。

日本じゃ考えられないことも、笑って乗り越えられます。私もそうでした。笑

日本人は本当の家族以外は他人のような環境ですが、フィジー はフィジー 全部が家族です。

毎日が挑戦で、もちろん英語だって私には無理でした。笑 でも、毎日ここにいたいと思いました。

期待だけ持って、飛び立ってみてください。

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フィジーでチャイルドケア&村落生活体験 A.T.

この体験談は、主観に基づいて綴られています。

その時の現地の需要や活動の進捗状況、参加時期、参加期間、天候などによって得られる経験が異なりますので、あらかじめご了承ください。

ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。