はじめに
コスタリカでジャングル霊長類保護に取り組む高校生ボランティアを募集しています。
支援が求められているのは、コスタリカの貴重な熱帯雨林や霊長類をはじめとした野生動物の保護。世界各国から参加する国際色豊かな外国人高校生ボランティアと共に現地の環境保護専門家から直接学びながら、サルやウミガメなど多様な野生生物の研究・モニタリングを実践的にサポートしていきます。
他にも、高校生ボランティアとしてチーム一丸となってビーチ清掃や森林再生、ウミガメの卵の密猟防止パトロールなど、多岐に渡る活動に貢献。
コスタリカで海外ボランティア中の滞在先は、活動拠点の熱帯雨林の中にある環境保護専用のバンガロー。ここに、高校生ボランティア全員で滞在します。
すべての活動にプロジェクトアブロードの現地スタッフが付き添うので、安心して参加できるのが魅力。
今年の夏休みは、コスタリカを舞台に実践的な環境保護の海外ボランティアに挑戦しよう!
高校生ボランティアの参加条件
コスタリカでのジャングル霊長類保護の海外ボランティアの応募対象は、世界中の高校生。
特に、野生動物や自然保全に携わりたい、発展途上国コスタリカの熱帯雨林の世界を自分の目で見て学びたい、外国人高校生と友達になりたい、夏休みに国際協力に挑戦したい!という意欲的な高校生におすすめです。
プログラム参加にあたって、特に知識や経験は問われません。高校生が対象のこの海外ボランティアプログラムでは、プロジェクトアブロードのスタッフが活動に終始同行するので、海外への渡航やボランティア活動への参加が初めてでも大丈夫!
参加条件とまではいきませんが、最低限の基礎英語力があることが理想です。現地到着後のコミュニケーションは基本的にすべて英語で行われるため、しっかりとした英語での意思表示や分からないことをきちんと英語で質問できる英語力がないと、苦労するのはあなた自身。
したがって、渡航前にどれだけ真剣に英語の練習をしてきたかどうかが現地での経験値を左右すると言っても過言ではありません。すべては、あなた次第です!
中米コスタリカはスペイン語圏なので、スペイン語のあいさつや簡単なフレーズも練習していくと現地で役立つことでしょう。
コスタリカでの国際ボランティア経験は、適応能力、コミュニケーション能力、問題解決能力、リーダーシップ、行動力、主体性など、大学進学や社会に出た後も役立つスキルの取得が期待されます。そして、現地でのネットワークの拡大、単身で海外でやり遂げた自信と成長は、人生における財産となるはず!
活動内容
コスタリカでのジャングル霊長類保護の海外ボランティアにあたって、高校生ボランティアは以下のような活動に取り組みます(合計活動時間:50時間):
- 野生生物のモニタリング:専門家と協力し、重要な霊長類やウミガメの調査・データ収集し、個体数や習性をモニタリング。野生動物の追跡、「Spoor」(足跡・糞跡)の識別、各種の同定などが含まれます。
- 仕掛けカメラの設置:仕掛けカメラの設置・操作方法を学び、研究者が直接モニタリングできない間の野生動物の習性に関する貴重な知見を得ます。自然界における野生動物の移動、食事習慣、家族の群れの記録などをアシスト。
- ビーチ清掃:美しい海岸をパトロールしながら、海洋生物や生態系に深刻な脅威をもたらす廃棄物や漂着物、プラスチック、漁網などを回収。
- 森林再生:植林活動に取り組み、在来樹種を植えて劣化した生息地を回復させ、気候変動対策に貢献。地域コミュニティと連携し、これらの問題への意識向上にも取り組みます。
- 密猟防止パトロール:夜間の巡回でウミガメの巣を探し、密猟者に先んじて卵を回収。これにより卵は安全に孵化し、後に放流されます。また、近くのトレイルで地元の野生生物を観察するガイド付きハイキングも予定。
高校生ボランティアとしてのあなたの活動は、コスタリカの貴重な熱帯雨林と沿岸生態系、そしてそこに生息する生物種の保護にダイレクトに貢献する他、将来の保護活動の基盤づくりと情報提供にもつながります。
スケジュール例
活動拠点
カマキリ
サンホセからわずか数時間にある、環境保全と研究で知られる地。
生物多様性に富んだ熱帯雨林には、鳥類、両生類、爬虫類、無数の植物など、豊かな野生生物が生息。
一年を通して温暖な熱帯気候も特徴です。
活動拠点にはCamaquiri Conservation Initiative(CCI)があります。
バラ・デル・コロラド
コスタリカ北東海岸にあり、人里離れた漁村ながらも国内最大級の野生生物保護区の一つ。
ウミガメ、湿地帯、海洋生物で知られ、海洋環境保護活動の中心的。
コスタリカで最も高い活火山のイラズ火山も眺められます。
河川、ラグーン、マングローブに恵まれ、年間を通じて温暖な熱帯気候です。
活動拠点にはBarra del Colorado Wildlife Refugeがあります。
活動のねらい
高校生スペシャル・ジャングル霊長類保護の海外ボランティアのねらいは、森林再生活動、海岸清掃、データ収集を通じて地域の生態系に貢献すること。
同時に、あなたが高校生のうちに実践的な国際経験を得ながら視野をぐんと広げること。
高校生ボランティアとしてのあなたの貢献は、現地の環境保護専門家の活動および研究を支援し、ウミガメなどの絶滅危惧種の保護戦略立案に役立てられます。
高校生ボランティアは、この経験を通して、実際の生態学調査において貴重な実践的経験を積み、霊長類調査、仕掛けカメラの設置、ウミガメモニタリング、データ分析などの実践的なスキルを学習。
高校生ボランティアが海外のコスタリカで行われている重要な野生生物保護・研究に直接携わることは、次世代の環境保護リーダーの育成にもつながるだけでなく、直接関わることで、生物多様性や生態系の健全性、保護の緊急性に対する理解が深まります。
さらに、文化交流活動に参加することで、グローバル市民としての意識や異文化コミュニケーションの重要性を理解しながら、保護活動が地域コミュニティとどう関わるかを目の当たりにし、関係構築や持続可能な開発の促進に貢献します。
あなたも、コスタリカの熱帯雨林を舞台に貴重な生物多様性保護する高校生ボランティアの一員へ。
滞在先と食事
コスタリカで海外ボランティア中の滞在先は、熱帯雨林にある環境保護専用のプライベートロッジです。
高校生スペシャルでは、基本的に1人以上の同性の高校生ボランティアとのルームシェアとなります。仲間と絆を深める機会に活用しよう!
現地では1日3食分の食事が提供されますので、ぜひ食からもコスタリカ文化をお楽しみください。
発展途上国の滞在先は、先進国のモダンで便利な生活と比べると質素に感じるかもしれませんが、安全面や清潔面の基準は満たされています。
水道水、電気、ベーシックではありますがWiFiも完備されています。
現地サポート
安全を第一優先とするプロジェクトアブロードは、すべての活動国で24時間体制の現地サポートを提供。
高校生スペシャルでは、専属の現地スタッフがすべてのスケジュールに付き添うので、未成年の高校生でも安心して参加できる魅力があります。