はじめに
ネパールで理学療法の短期・長期「実践型」海外インターンシップ参加者を募集しています。
理学療法インターンの役割は、リハビリセンターや大学病院、脊髄損傷センターで働く理学療法士から直接学び、貧困層出身のさまざまな疾患を抱える患者が必要としている理学療法を観察・補助すること。そして、患者の保護者をサポートすること。
現在理学療法を専攻中の学生や現役の理学療法士のみなさんにとって、アジアの最貧国ネパールの理学療法事情や課題を直接学ぶことは、理学療法療法士のキャリアを築くにあたって貴重な国際経験となることでしょう。
ネパールで海外インターン中の滞在先は、ホストファミリー宅です。地元の人々と生活を共にする経験は、ネパール文化に浸る貴重な機会。
活動がお休みとなる週末は、現地で出会った多国籍なインターン仲間と共に、ネパールの冒険へ!
理学療法インターン参加条件
ネパールでの理学療法の国際インターンシップの応募対象は、世界中の大学生や社会人のみなさんです。
特に、理学療法を専攻中の学生や現役の理学療法士のみなさんにおすすめです。
これまでも、机上の学習を実践に活かしたい、海外の現場を踏んでキャリアアップしたい、発展途上国の理学療法における医療事情を自分の目で見てみたい、理学療法を通した国際協力に貢献したい、実践的な英語力をつけたい!など、それぞれの目標を胸に日本からも大勢の学生や社会人のみなさんが参加してきました。
参加にあたって求められる語学力は、基礎英語力。
現地到着後のコミュニケーションは基本的に英語で行われるため、例えば現地のスタッフによる英語での説明がまったく分からないと大事な指示や有益なアドバイスを理解できず、苦労するのはあなた自身。海外の現場では、言葉による意思の疎通が大事にされます。
だからこそ、英語の練習を含む渡航準備にどれだけ真剣に取り組んできたかが、現地での経験を左右すると言っても過言ではありません。
加えて、ネパールの公用語であるネパール語の挨拶や簡単なフレーズを押さえてから渡航すると、現地できっと役立つはず。
すべては、あなた次第です!
 
                                活動内容
- 理学療法士のシャドーイングを通した学習
- 理学療法士や他のインターンとの意見交換
- 患者の保護者のサポート
理学療法士のシャドーイングを通した学習
ネパールで働く理学療法士の仕事を、間近で観察し、学習します。
派遣先の施設では、主に貧困層出身や特別支援を必要とする患者たちへの理学療法を行っています。
発展途上国の現場で働く理学療法士の役割や課題、日本とネパールの理学療法の実践方法を比較検討する上で貴重な学びの場となることでしょう。
理学療法インターンは、自ら質問する・メモを取るなど、積極的な姿勢が求められます。
理学療法士や他のインターンとの意見交換
ネパールでの理学療法インターンシップは、知識や経験、スキルの共有が歓迎される環境です。
さまざまな議論を通じて異なるアプローチや医療システムなどについて理解を深めることは、お互いの視野の拡大につながります。
まだ理学療法についての実践的な経験がない場合は、現地での観察や学習に焦点が置かれます。
患者の保護者のサポート
ネパールでの理学療法インターンシップでは、特別支援を必要とする子供たちの保護者が自宅でできる理学療法ケアの知識習得を促進しています。
理学療法インターンは、現地の理学療法専門家と共に保護者への理学療法の観点からの運動・ストレッチ・遊びなどの指導をサポート。
これらの支援は、子供たちがアクティブでいること、姿勢の改善、バランス感覚の向上などを助けます。
また、患者の家族が子供の生活に積極的に関わることへの支援につながります。
活動拠点
カトマンズ
文化・歴史・伝統が息づく首都。
カトマンズの盆地には推定300万人が居住しており、貧困層の医療アクセスが乏しい状況です。
カトマンズの派遣先は、リハビリセンターです。
バラトプル
ヒマラヤ山脈のお膝元、チトワン県の県都。
首都カトマンズからは車で約6時間。
バラトプルの派遣先は、大学病院や脊髄損傷センターです。
理学療法インターンの1日の流れ
ネパールでの理学療法の海外インターンシップの活動スケジュールは、現地の祝祭日を除く平日の月~金曜日です。
活動時間は派遣先によって異なりますが、通常午前10時~午後3時頃まで活動に従事します。
ランチ休憩には、持参したお弁当を派遣先でいただきます。
活動内容は、派遣先のその日の状況、あなたの知識、経験、語学力、積極性によってさまざまです。臨機応変に対応しましょう。
1日のインターン活動が終了後は自由時間です。地元のマーケットの散策に出かけるのも良し、仲間のインターンと交流を深めるのも良し。あなた流にお楽しみください。
インターン活動がお休みとなる週末は、現地で出会った外国人インターンと共に、ネパールの伝統、文化、歴史に触れる冒険へ!
 
                                活動のねらい
ネパールでの理学療法の海外インターンシップのねらいは、さまざまな背景から支援を必要としている現地の患者に理学療法を届けること。
同時に、ネパールにおける実践的な理学療法について深い理解を得ること。
ネパールは世界で最も恵まれない国の一つに挙げられ、アジア最貧国とも言われています。
地震などの自然災害も、ネパールに甚大な影響を与えてきました。
限られた医療資源と経験豊富な医師の不足が、現在のネパールの医療課題を一層深刻化させています。
この理学療法インターンシップでは、現地の理学療法士が限られた環境でどのように対応し、治療にあたるのかを目の当たりにしながら、知識・経験・スキルを共有。
これは、現地の患者へのより良い治療にもつながります。
あなたも、ネパールを舞台に国際的な理学療法の経験を積みながら、患者の明るい未来に貢献するインターンの一員へ。
マネジメントプラン
プロジェクトアブロードは独自のマネジメントプランを設け、活動に対する目標の明確化と目標達成の具体化を行っています。
マネジメントプランは、まさに私たちの活動の道しるべ。
よろしければ、マネジメントプランもあわせてご覧ください。
活動が世界に与える影響
プロジェクトアブロードは、毎年明確に定められた長期的な目標の達成に向けて取り組まれています。
その目標達成の鍵となるのが、参加者一人ひとりのみなさんの存在です。
グローバルインパクトリポートにまとめられた年間の活動の進歩と功績は、参加者全員の努力の結晶。
よろしければ、活動が世界に与える影響もあわせてご覧ください。
滞在先と食事
ネパールで活動中の滞在先は、活動拠点周辺に暮らす現地人ホストファミリー宅です。
ホストファミリーとの共同生活は、現地文化を生活レベルで体験する貴重な機会!ぜひ積極的に話しかけ、異文化交流を図りましょう。滞在先では1日3食分の食事が提供されますので、ぜひ食からもネパール文化をお楽しみください。
その時の受入れ状況にもよりますが、なるべく他の参加者と同じ滞在先を手配し、より多くの出会いと交流を体験できるよう努めています。
発展途上国の滞在先は、先進国のモダンで便利な生活と比べると質素に感じるかもしれませんが、安全面や清潔面の基準は満たされています。
現地サポート
安全を第一優先とするプロジェクトアブロードは、すべての活動国で24時間体制の現地サポートを提供。
海外への渡航が初めての方でも安心して参加できる魅力があります。
 
                                     
                                     
                                     
                                     
                                     
                                     
                                    