はじめに
ネパール・カンボジアでの大学生ギャッププログラム参加者を募集しています。
世界中の大学生が参加対象のこのギャッププログラムは、開始日・参加期間固定、2週間ごとに多様な活動に参加する合計10週間の海外ボランティア活動です。
まず最初のネパールでは、2015年に発生したネパール大地震の影響が現在も残る地域で、教室の修繕や建設活動に従事。
その後、ポカラ観光を経てチトワン国立公園で環境保護活動に携わります。
カンボジアに移動したら、子供たちの将来の独立を支援する基礎教育や貧困地域にヘルスケアを届ける公衆衛生活動に従事。
シェムリアップでの冒険もプログラムのハイライトにあります。
さぁ、あなたも時間に余裕がある大学生のうちに、国際協力という価値ある支援に携わりながら、ネパールとカンボジアの冒険に出かけよう!
大学生ギャッププログラム参加条件
カンボジア&ネパールでの大学生ギャッププログラムの参加条件は、18歳~24歳の大学生や大学院生のみなさんです。
参加にあたって、特に知識や経験は問われません。必要なのは、活動への熱意。
ただし、最低限の基礎英語力があることが理想的です。
現地到着後のコミュニケーションは基本的にすべて英語で行われます。そのため、英語をまったく話せないと活動に必要なコミュニケーションが難しくなり、苦労するのはあなた自身。
したがって、渡航前にどれだけ真剣に英語の練習をしてきたかが現地での経験値を左右すると言っても過言ではありません。
すべては、あなた次第です!
渡航前にネパール語とクメール語(カンボジアの公用語)の挨拶や簡単なフレーズを練習してから臨むと、現地できっと役に立つはず!
ギャップイヤープログラムはボランティア活動が中心となりますが、単位認定などにおいて大学から求められている要件などがあればお気軽にご相談ください。
ネパール
建築
現地の建設業者、エンジニア、設計士などと協力して、教室の建築活動をサポートします。
カトマンズでは、多くの学校が資金やインフラの不足に直面していることも珍しくありません。
ボランティアによる支援は、地域社会の発展に目に見える影響を与え、より多くの子供たちへの質の高い教育に結びつきます。
- 教室の修繕
- 新しい教室、トイレ、手洗い場の建設サポート
- セメントの混ぜ方、基礎の掘削、レンガの積み方など、建築作業の学習
さらなる詳細:ネパールで建築
ポカラへの冒険
週末は、ヒマラヤ山脈の麓のポカラの旅行へ。ポカラに点在する美しい湖や洞窟、David's Fall(デイビッドの滝)、ネパール寺院への訪問に加えて、日の出の名所サランコットも訪れます。
環境保護
環境保護拠点はチトワン国立公園。田園風景に囲まれたのどかな村に滞在します。
- チトワン国立公園に隣接するコミュニティフォレストで、環境保護の専門家と共に活動
- チトワン国立公園とその周辺に暮らす野生動物の生態調査
- 絶滅が危惧されるベンガルトラの調査を目的とした仕掛けカメラの設置
- イッカクサイの生態調査活動
- ワークショップや地元の学校・コミュニティでの授業を通じて、現在取り組んでいる自然保護活動についての啓発活動
さらなる詳細:ネパールでサイ生態保護
カンボジア
チャイルドケアおよび教育
カンボジアにおけるチャイルドケア・教育活動では、現地の子供たちが将来自立して生活するための必要なスキル習得の支援に重点を置いています。
ボランティアは、児童の数が多く、職員不足の保育園や小学校で遊びや創造的な活動を通じてサポートを提供します。
- 子供たちへの授業内容の計画
- ゲームや図画工作を通じた幼児教育の支援
- 読み書き能力や基礎英会話の促進
- 衛生指導や栄養についての教育
活動参加にあたって、過去にチャイルドケアや教育活動に携わった経験などは求められません。現地で必要となるトレーニング、ワークショップ、教材などが提供されます。
さらなる詳細:カンボジアでチャイルドケア
シェムリアップへの冒険
シェムリアップに足を延ばし、世界遺産としても有名なアンコールワットをはじめ、クメール帝国時代の巨大な遺跡群を訪問。
その他、東南アジアで最大規模を誇るトンレサップ湖に浮かぶ水上住宅を訪れたり、シェムリアップに点在する遺跡を訪れる自由時間も設けられています。
公衆衛生
シェムリアップからプノンペンに戻り、公衆衛生活動に参加。
現地の医師や看護士と共に、医療アクセスが乏しい地域コミュニティに出向き、訪問診療やモバイルクリニックを提供します。
- 経験豊富なスタッフから基礎医療スキルを学習
- 現地の専門家と共にヘルスチェックを
- 子供たちへのヘルスケア、栄養、衛生管理指導
- データを記録・分析し、プロジェクトアブロードのグローバルインパクトデータベースに報告
さらなる詳細:カンボジアで公衆衛生
スケジュール例
活動拠点
プノンペン
プノンペン
東南アジアを流れる大河・メコン河沿いにあるカンボジアの首都。
中心部には高層ビルやホテルが林立する一方、開発から取り残された地域も点在。
伝統と今が共存するユニークな近代都市です。
シェムリアップ
東南アジアを代表する観光都市。
フランス植民地時代の影響を色濃く残し、クメール帝国の黄金時代を物語る一連の遺跡群が存在。
現在発見されているだけで700を超え、実際は1,000を下らないと言われるほど。
カトマンズ
人々の活気と喧騒、数々の寺院で知られる首都。
世界文化遺産にも指定されている国内最大都市。
毎年世界中から観光客が訪れます。
チトワン国立公園
1984年に世界遺産に登録。
手つかずの自然に絶滅危惧種も生息する、野生動物の宝庫です。
滞在先と食事
ネパール・カンボジアいずれの場合も、大学生ギャッププログラムのメンバーと共に宿泊します。
場合によっては、プロジェクトアブロードの他のボランティアやインターンも同じ滞在先にに宿泊しているかもしれません。
世界中から集まるボラティアやインターンとの貴重な異文化体験の機会としてお役立てください。
現地では1日3食分の食事が提供されます。ぜひ食からも現地文化をお楽しみください。
ボランティア中の滞在先は、先進国のモダンで便利な生活と比べると質素に感じるかもしれませんが、安全面や清潔面の基準は満たされています。
ネパール
カトマンズでの滞在先は、ホストファミリー宅です。
チトワン国立公園での滞在先は、周辺にあるゲストハウスです。
カンボジア
プノンペンでの滞在先は、専用のボランティア寮です。
毎日、専属の料理担当による食事が提供されます。
シェムリアップでの滞在先は、ゲストハウスです。
シェムリアップでは、レストランで食事をとります。
現地サポート
安全を第一優先とするプロジェクトアブロードは、すべての活動国で24時間体制の現地サポートを提供。
海外への渡航が初めての方でも安心して参加できる魅力があります。