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Global Impact Database: 短期参加のボランティアが長期的な目標達成に貢献できる術

プロジェクトアブロードが、進歩の記録と活動の評価を可能にするGlobal Impact Databaseという独自のシステムを始動。地域コミュニティ内の需要の洗い出しや、プロジェクトやボランティアたちが果たすべき目標の達成に近づくアクションプランの作成に利用されます。またこのデータベースには、活動対象となる地域コミュニティ内のデータが集積され、効果的な活動と改善が必要な活動の把握に貢献します。「私たちの全体としての活動の貢献と、各活動先でのボランティア一人ひとりの貢献を最大限に引き出す術をきちんとリサーチすること、これは私たちの使命だと感じています」とJessi Warner(プロジェクトアブロード オペレーションディレクター)は言います。

データベースの発展と拡大

モロッコで教育の海外ボランティア 学校で子供たちに英語の読み書きを教えるボランティアの様子データベース立ち上げの起源は、2014年。プロジェクトアブロードのスタッフが、明確で具体的な地域コミュニティ内のニーズを把握するために包括的なアセスメントを開始したことがきっかけでした。ボランティアがデータ収集の際に利用できるチェックリストを開発するため、プロジェクトアブロードのオペレーションディレクターであるJessi Warnerは、カンボジアの提携団体の一つであるKhemaraと密接な活動を開始。プロジェクトアブロードのボランティアとスタッフはこれらのチェックリストを使用し、当時ケアデータベースと呼ばれていたシステムにデータを記録していました。

活動の発展と改善の可能性の把握を実現させるこのデータベースの活躍を見て、すべての活動先でデータベースを構築し、Global Impact Darabasehが誕生しました。「比較的短期間で起こった違いに驚いています」とJessiは語ります。「3年という短い間に、今やケア医療&ヘルスケア環境保護、コミュニティデーのデータを集積するデータベース設置にまで到達しています」

重要なアセスメントの術

ボランティアたちは、収集した情報をデータベースに入力。現地オフィススタッフがデータを分析する際に、どの戦略が地域コミュニティ内に最も大きな影響を及ぼしているかを把握することができます。「検証可能なデータに基づいて、活動に取り組むことが重要です」とJessiは言います。「ボランティアが各活動先で価値ある貢献を果たしてもらいたい。何が効果的で何がそうではないかを把握し、調整することで、私たちの長期的な目標達成に近づいていることを明確にすることができます」

ボランティアのための道しるべ

フィジーの子供たちに健康に不可欠な栄養管理について教育するインターンたち

「データベースを使用してニーズを特定し、ボランティア各個人に明確な目標を与えることによって、その貢献の方向性を定めます」とプロジェクトアブロードのプログラム開発代表Jenny Puyoは言います。特に短期参加のボランティアには、短い期間で結果を生むアクションプランを作成することが重要です。例えば、ボランティアが過去2年に渡ってデータベースに入力をしているエチオピア。プロジェクトアブロードのエチオピアオフィス代表であるMinassie Alemayehuは、ボランティアがより効果的に活動できるようになったことに気付いています。「ボランティアたちは、彼らの短期間の貢献の価値を、より大きなスケール、かつ長期的な視点から理解するようになりました。自分たちの貢献が、各活動先での具体的な目標を達成するための長期的なプランの一環であると理解したんです」

このデータベースは、各ボランティア用に明確なアクションプランを立てることができます。「活動国入りした後のオリエンテーション当日、ボランティアたちはデータベースについて紹介されます。活動初日にはすでにデータの収集や、チャート・フラッシュカード・ポスターの作成、子供たちと歌を通した交流や本の読み聞かせ、歯ブラシのラベル貼り、保健衛生指導のための歌や楽しいゲーム作りなど、果たすべき任務をしっかりと心得ているんです」とプログラム開発担当の一人であるSanikia Powell-Morganは語ります。「ボランティアは、数日から数週間で目に見える成果を上げることができ、データベースを更新していくことにより、短期間の貢献でも価値ある活動であると感じることができるんです」

長期的な目標達成に向けて

東アフリカのエチオピアで子供のケアの海外ボランティア ボランティアと現地の子供たちの様子

過去のボランティアたちが行った活動をしっかりと記録することによって、集積されていくデータベース。「以前は、それぞれのボランティアが自分の活動国に到着し、特定のグループの生徒たち、または特定の目標を持って活動に取り組んできました。しかし、フォローアップを可能にするほどの十分な記録はなかったんです」とSanikiaはコメントします。「現在、ボランティアたちはデータベースを利用して、活動や進捗状況を記録することができます。今後参加するボランティアたちは、目標達成の実現化に向けて、データベースに簡単にアクセスしながら、活動を引き継ぐことができるんです」

Global Impact Databaseのおかげで、すでに重要な発見をしています。フィジーの現地オフィスのスタッフと現地当局は、栄養管理に焦点をあてた活動が重要であることを把握しました。この問題に取り組むため、フィジーでは今年36回の栄養管理に対する認識向上を促すアウトリーチ活動が行われました。ボランティアたちは、現地に暮らす人々合計663人を対象に地域コミュニティ内で健康診断実施し、データを収集。各患者に対して匿名の患者プロフィールがあり、長期的に一人ひとりの健康状態に関する情報を更新することができます。また、データベースは集積した情報をグラフにビジュアル化することができるため、利用するボランティアたちは各患者の健康問題を迅速に特定したり、医療情報を提供し、適切な治療の推奨、または必要に応じて患者に専門の医師などを紹介することができます。データの安全性と患者の個人情報の保護を保証するため、特定の措置を講じています。

今後

ネパールで医療海外インターンシップ 地域コミュニティでの健康診断の様子

プロジェクトアブロードのデータベースは、国際的なレベルでデータを保存し、情報を集積できる安全なプラットフォーム。世界中どこからでもアクセス可能なチェックリストと傾向分析によって、世界各国にベースを置くスタッフが国境を越えてお互いから学び合い、団体としての組織力を強めることができます。また、現地の地方自治体や教育委員会、学校と情報をシェアし、情報の共有を促進することによって、彼らとの関係を強化しています。各当局は、このデータを使用して政策を導入し、今ある資源をより良い方法で活用することができます。

将来的にはマイクロファイナンスのようなプロジェクトにもデータベース拡大し、小口融資の記録、小規模ビジネスのモニタリング、将来のより良いローン活用法についてのアイデアを生み出す機会に役立てていく予定です。「プロジェクトアブロードが、恩恵を受ける現地の人々に真剣に取り組む団体として輝くことが私の願いです」とJessiは語ります。「活動対象者がプロジェクトアブロードの中心にいることを常に心得、地域コミュニティに価値ある貢献を果たすことができればと思っています」

Global Impact Database活動が世界に与える影響を読んでみませんか?海外ボランティアを通して自分がどのように貢献できるか知ってみよう。

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