アフリカの町の病院

医療&ヘルスケア規定

医療行為に関わる活動を行う上でプロジェクトアブロードが大事にしていること

医療&ヘルスケア活動では、物資や設備に限りがある発展途上国の医療現場で、さまざまな医療問題を目の当たりにすることになります。

プロジェクトアブロードでは、毎年、何千人もの人々に必要不可欠な医療サービスやヘルスケアを提供。

現地に暮らす人々にとって、これらが唯一受けられる医療サービスであることも少なくありません。

医療&ヘルスケアプログラムは、プロジェクトアブロード独自のマネジメントプランに設定された特定の目標達成に向けて活動。

各活動が発展途上国の地域社会に良い影響を与えること、そして参加者が医療現場でモラルと責任ある行動をとるよう細心の注意を払っています。

そして、活動が世界に与える影響を、毎年インパクトリポートにまとめています。

医療&ヘルスケア規定

プロジェクトアブロードは、医療行為に携わる医療&ヘルスケアプログラムを運営するにあたって以下の医療&ヘルスケア規定を設け、インターンと提携機関のスタッフの立場を明確にしています:

  • 患者の健康を最優先:患者の健康を最優先に、安全かつ適切なケアの提供に努める。医療行為を行う場合は、資格と経験があり、確固たる自信をもって行える場合のみとする。
  • 患者の意思の尊重: 医療インターンが患者への医療ケアに携わるかも含め、最終決定権は患者に委ねる。医療行為の基本的な責任は、現地の担当医療従事者が負う。
  • 地域社会への理解:医療サービスを届ける地域コミュニティの文化的信念、価値観、慣行を理解し、尊重するよう努める。
  • 地域参加型の活動:医療プログラムの立ち上げや実施において、積極的に現地の地域コミュニティと医療機関の参画を促す。

医療&ヘルスケアインターンに求められること

プロジェクトアブロードの医療&ヘルスケア規定は、参加者であるインターンのみなさんがとるべく倫理にかなった責任ある行動を記したものです。

医療&ヘルスケアインターンに求められる行動の基本概念は、以下の通りです:

  • 終始責任ある行動をすること
  • 観察や学習に徹底し、現地の医療スタッフの知識や経験を尊重すること
  • 患者に常にベストな医療ケアを提供すること
  • 患者および現地の医療スタッフのプライバシーや意向を尊重すること(特に、患者、現地の医療スタッフ、プロジェクトアブロードの現地オフィススタッフの許可なしの写真・ビデオ撮影や共有、病状や治療を含むいかなる情報や個人情報の公開を禁ずる)
  • 文化的な違いへの配慮を怠らず、現地の医療スタッフや患者の意見を尊重すること