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中野 琴星- カンボジア ケアプロジェクト

留学したい気持ちから出会ったボランティアという選択肢

カンボジアのケアプロジェクトで第1に考えた子供たちの成長

私がプロジェクトアブロードを見つけたのはインターネット上のwebサイトでした。大学生活を送る中でずっと留学への願望があり、大学3年生が終了したタイミングで思い切って休学し、留学することを決めました。留学の方法を模索するにあたり、私が在籍する大学が展開している交換留学や大学関連の留学イベント等も考えましたが、それらは語学留学のような語学勉強が主になってしまう点や参加者が大学生と限られてしまう点から、自分のしたいこととずれてしまうと感じ、一般の企業が展開する留学システムを調べることにしプロジェクトアブロードを見つけました。

プロジェクトアブロードの特徴として魅力的だったのは、活動内容や活動期間・活動開始日が自由に決められる点、語学力について別段資格なしで参加できる点(語学勉強が主なる活動にならない)、留学先での確実なサポート体制が確保されている点です。語学留学ではなくボランティア活動をしたいと思っていた私にとってプロジェクトアブロードのボランティアプロジェクトは、世界中のあらゆる国で自分の興味のある分野に沿って選ぶことが可能でした。さらに私は人生初の海外滞在だったので自分の語学能力や滞在先での生活にも不安がありましたが、活動先では担当アドバイザーがついてくれるということで、プロジェクトアブロードで留学に挑戦することにしました。

ケアプロジェクトは最も基礎的なボランティア活動の一つで、このプロジェクトを展開している受入れ国が数多くあり活動国の選択肢の多さが魅力的でした。また、ケアプロジェクトは主に小さい子供たちのお世話をするというもので、語学能力が充分でなくとも活動し易い点が留学初心者でも選びやすいプロジェクトでした。カンボジアを選んだ理由は同じアジア圏内で生活水準が最も低い国の一つだからです。その一方で、カンボジアでのボランティア活動に参加する人は多く、サポート体制も充分だと思い選びました。

自ら工夫を凝らして行ったケアボランティア活動

カレンダーを工夫して作成したカンボジアのケアプロジェクト

月曜日から金曜日にカンボジアのプノンペンにある幼稚園に通い、子供たちのお世話の手伝いをするというものです。幼稚園に通ってくる子供たちはだいたい3歳から6歳で、彼らに混ざって一緒に遊んだり昼食の準備を手伝ったり、入浴の手伝いをしたりします。さらにもう一つ大きな役割として、英語の授業を受け持ちます。私は活動参加期間が3か月間と他の人と比べて長かったので、衛生面の改善(例えば幼稚園で使用している玩具の洗浄や古くなった歯ブラシの交換等)は一同じ幼稚園で共に活動している他のボランティア生に任せることにし、私は子供たちの学力向上に取り組むことにしました。

現在カンボジアでは観光業が盛んに行われていますので、英語が話せるということは将来に大きく関わってきます。ですので、英語の授業はとても重要です。私が担当した幼稚園では、当初から3・4歳の年少組と5・6歳の年長組の二つに分かれてそれぞれで授業を行っていたので、ある程度のレベル分けは出来ていました。しかしその中でも個々のレベルにかなり差がみられ、全員が楽しく授業を受けることは難しいようでした。そこで、まずは全員の学力の把握をすることから始めました。そしてそれぞれの学力に合ったテキストやプリントを一人一部ずつ作りました。このように、学力差に応じたそれぞれのテキストを作って指導方針についての一定の型を作っておくことで、私の活動期間が終了した後も継続して子供たちの勉強のサポートができるようにと考えました。

英語教材を自ら作成しカンボジアの子供たちの習熟度に合わせた授業

また、授業で使うイラストや図表なども新たに作り直してきれいな物に一新することで、子供たちが興味を持ちやすいようにしました。教室の壁には子供たちに貼り絵をしてもらって作ったカレンダーをかけ、子供たち自身に毎日カレンダーをめくってもらうことで、生活の中に自然とある英語に慣れ親しんでもらう一方で、自分たちが使う教室は自分たちでしっかり管理し大切に使うことを覚えてもらうようにしました。他にも、子供たちと遊ぶ中で他者と協力することや譲り合うことなどを教えたり、衛生環境の改善として教室の大掃除や昼寝に使う枕カバーの洗浄等も幼稚園の先生方と相談しながら取り組みました。

カンボジアでの生活は想像よりもとても快適でした。住居はボランティアアパートですので24時間警備体制があり、同じくカンボジアでボランティアに参加している他のボランティア生と暮らす形になります。部屋は基本的に個室ではなく2人部屋や4人部屋のように数人でシェアしていましたが、シャワーは各部屋にあり冷房も完備されていたので不便はほとんどありません。食事に関しても3食ともボランティア寮のスタッフの方が用意して下さるので心配はないです。休日の過ごし方についてですが、基本的に土曜日と日曜日、加えて祝日が休日になります。ボランティアアパートがあるプノンペンはカンボジアの首都ですので、周辺には観光スポットがたくさんありますし、食事ができるレストランなどもあります。夜になると毎日ナイトマーケットが開かれるので、そこでお土産を買ったりショーを見て回ったりもできました。また、少し遠くまで足をのばせば世界遺産のアンコール・ワットもありますので、他のボランティア生と一緒に出掛けてみるのも良いと思います。

世界を肌で感じたからこそ実感できた成長

自分で物事を考えて進める力が身についたカンボジアのケアプロジェクト

今回の活動の中で最も必要だったことは、自発性・積極性です。プロジェクトアブロードのボランティア活動は、用意されたコンテンツで予定された活動内容をこなしていくのではなく、必要なコンテンツを自ら作り自分がするべき活動内容を策定していく必要があります。ですから、現状について改善できるところを自発的に探して、改善のために何が必要でどう改善していくかを積極的に提案していく積極性が必要になります。

今回のケアプロジェクトでは、まず幼稚園の現状から改善すべき点を探して最終的な達成目標を設定し(子供たちの学力向上にむけての一定のガイドラインの策定)、そのために必要なコンテンツを制作し(個々の学力に合わせたテキストや新しい教材作り)、その使い方や意図を幼稚園の先生方に指導し長期的に使用してもらうようにしました。活動が終了する3か月後には、子供たちは以前より長く集中力が持続するようになり、また英語での会話が増えたことも感じました。さらに、先生方も子供たちの学力向上について強い関心を持つようになってくれたので、自発性・積極性を持って計画的に行動することは成功したと評価しています。

私は将来、法律に関連する職業に就きたいと思っています。ですので、この活動が何か直接関わってくるという訳ではありませんが、日本を離れて広い世界の一片を肌で感じ、そこで小さいながらも自分の立てた目標を達成したことは大きな自信につながったと思います。この活動で得た自発性・積極性はこれから先、社会に出て活動するにあたってとても重要な能力だと思います。それらをしっかり生かして今後の進路に役立てていきたいと思います。

中野 琴星

これまでに参加したケアボランティア綴る体験談の中には、孤児院での活動について言及しているかもしれません。地域コミュニティ型ケアを行っているプロジェクトアブロードの現在のアプローチについて、よろしければ専用のページから詳細をご覧ください。

この体験談は、特定のプロジェクト活動、時期、期間に参加した一個人の経験に基づいて綴られています。プロジェクトアブロードの各プロジェクトは、現地の需要の変化や活動の進捗状況に応じて絶えず更新されるため、同じプロジェクトに参加しても体験者が語るストーリーとは異なる経験になることもあります。また、天候の違いなどによっても経験は大きく異なってきます。まずはこのプロジェクトの詳細を見てみよう。または経験豊富なスタッフに相談してみよう

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