プロジェクトアブロードはインターネットで、海外インターンシップを探していた時に見つけました。
選んだ理由は第一に「ビジネスインターンができる」、第二に「どこよりもプログラムや危機管理がしっかりしてそう!」と思ったからです。
ビジネスインターンが海外の現地企業で出来るプログラムはなかなかありません。
そしてプロジェクトアブロードはしっかりと予算やスケジュール、危機管理などの情報を提示しているので信頼して準備やインターンを行うことができました。
私が選択したプロジェクトは「上海・ビジネスインターン」。
私がこれを選択したのは、アジアに興味があり、将来はアジアの国を拠点として働きたいと思っていたからです。
さらに、大学でビジネスを勉強しているので実地の体験がしてみたいと考えていたことも挙げられます。
上海では朝9時から夕方5時まで「Wordoor」という、オンライン語学学習のサービスを提供する企業でインターンをしました。
基本的に英語と中国をベースとした学習サイトだったので、普段は英語でコラムを書いたり、同僚(マーケティング部は基本的にインターン生で、オランダ人、アメリカ人、ブラジル人、ベルギー人、中国人、で国際色豊かでした)と宣伝方法を考えたりしていました。
この宣伝の会議ですが、もちろん全て英語なので、意見を言う時など少しドキドキしました…笑
この他にも日本で同サイトを普及させるためにどうしたら良いか、という上司からの課題を受けて、私はマーケティングプランニングをしました。
仕事で一番楽しかったのは大学を訪問して、 宣伝活動をしたことでした。宣伝活動では、英語を使って、現地の学生と文化交流をしました。例えば英語による自己紹介やゲーム等を通してWordoorが語学のチャンスを提供するサイトであるということを宣伝しました。
私自身が学生ですので、現地の学生と交流するのはとても楽しかったです(中国人の学生はどこか日本の学生と雰囲気が似ていましたし彼らはとても日本に興味があるのです!!)。
そしてマーケティング部の仲間とは毎日一緒に昼食を食べ、週に1回程度飲みに行っていたので仲良く、そして楽しく仕事ができました。
以上が仕事についてですが、それ以外の時間はどう過ごしていたのかといいますと、基本的に職場から電車で30分ほどの中山公園という駅に近い20階建てくらいのマンションでフラットメートと過ごしていました。
平日は仕事が終わってから、夕飯を一緒に食べに行ったり、フラットで夕飯を作って一緒にドラマや映画を見ながら食べたりしていました。
私のフラットメートはドイツ人とノルウェー人の女の子、オランダ人の男の子、そして私、という構成でした。ドイツ人の女の子とは同じ部屋でしたが、今でも連絡を取り合う仲なのです!(私は2013年秋現在ロンドンで留学しているのですが、先日彼女とロンドンで再会を果たして食事をしました!本当に嬉しかったです。)
休日は他のフラットに滞在していて、他のインターン(法律や教育など)をしているプロジェクトアブロードのメンバーと観光したり、バーやクラブに出かけたりしました。
また、一人でショッピングもしました。上海は観光もとても楽しい場所なので実に充実した生活を送れました。
プロジェクトを通して学んだことは「自信を持って、主張すること」です。
上海に滞在する20名ほどのプロジェクトアブロードからのインターン生で私が唯一のアジア人でした。
文化が違うことに本当に圧倒されて、飛び交う高速の英語の中で最初の一週間はどうしようか…と悩みました。
でもインターンで働き、フラットメートと話していく中で、英語が下手であることは問題ではなく、通じないから嫌だなと恥ずかしがることの方が問題であることに気がついたのです。というのも、話したいという思いさえ伝われば、英語が下手でもみんな話を聞いて、楽しく会話をしてくれるのです。
主張することで初めて周りとの信頼を築くことができるのです。
二つ目に学んだことは「異文化出身の人と働くことの大変さ」でした。
将来はグローバルに働きたいなとなんとなく思い描いていたのですが、楽しいことだけではもちろんなく、意見の衝突あり、それを解決しなければいけないという事実を目の当たりにしました。
意見の衝突は幾度かあったのですが、みんなで互いの主張に耳を傾けながら折り合いをつけていくという経験はこのインターンでしか手に入れられないものだったと思います。
そしてこの経験は将来働く上でとても役立つだろうと考えています。
最後に一単語でプロジェクトアブロードでの体験をまとめると、私は「冒険」だと思います。
真新しい土地、文化、仲間という環境で苦しんだり、楽しんだりしながら成長出来る、そんな体験をすることができました。
この体験談は、主観に基づいて綴られています。
その時の現地の需要や活動の進捗状況、参加時期、参加期間、天候などによって得られる経験が異なりますので、あらかじめご了承ください。
ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。