W杯からの夢を現実へ

2010年の南アフリカW杯をきっかけに、アフリカに興味を持ち、 いつか行ってみたいと思うようになりました。

ハードルが高いと思っていましたが、同年代の方がたくさん参加しているプロジェクトアブロードのボランティアを知り、参加を決意しました。

渡航前は、緊張や不安はほとんどなく、ワクワクした気持ちがとても強かったです。

緊張していない私をみて、周りの人が緊張していました 笑

ボランティア活動

現地の保育園に行き、一緒に遊んだり、教育の手伝いをしたりしました。

保育園では、子供達との意思疎通に苦労しました。

ある保育園では、寄付等で集まった大量の本が倉庫にしまわれ、別の保育園では、本が足りず、園長先生が買っているというお話を聞きました。

設備の差を感じると共に、支援のあり方を考えようと思いました。

午後や休日は、観光をしたり、アクティビティをしたりしました。

全体として、充実した一ヶ月になりました。

現地では、チャイルドケアのメインの活動である保育園に行くことで、現地の教育を学ぶことができました。

また、観光やアクティビティを通じて、先進国的な側面も見ることができました。

現地生活で経験した異文化

元来マイペースなので、日本に比べて時間にルーズなアフリカの生活にはすぐになれました。

しかし、タバコがあまり好きではなかったので、街中では苦労しました。

宿泊は、ムスリムの方の家にホームステイをしました。

ムスリムなので、食事に豚肉は出ませんでしたが、和食が出ないこと以外は日本とあまり変わりませんでした(味付けは濃いと感じました)。

洗濯は、ハウスキーパーの方にお願いして、やっていただきました(1回50Rかかります)。

ホストファミリー、ルームメイト共に明るい人が多く、楽しい一ヶ月になりました。

この一ヶ月で、理解が深まったと思います。

環境が成長を促してくれた

このプログラムで最も成長したと思う点は、コミュニケーション能力です。

英語を流暢に話すことができないので、ルームメイトやホストファミリーの日常会話から、園児の子が伝えたいこと、先生やアドバイザーからの事務連絡に至るまで、全ての面で理解に時間がかかっていました。

同じプログラムの日本人と協力したり(英語は、私が一番喋れていないと思います)、ジェスチャーを使ったりしながら、理解できるように頑張りました。

今後は、考えたこと、感じたことを日本に帰ってからも活かしていきたいと思います。

南アフリカに行き、多様化についてよく考えました。

グローバル化を推し進める今日においても、自分たちの知らないことや、考えるべき問題がたくさんあり、発見と思考に溢れた一ヶ月になりました。

これからは、アフリカと日本の両方を経験した私だからこそできることを考え、より良いあり方を考えていきたいと思いました。

南アフリカの『今』をぎゅっと詰め込んだ一ヶ月でした。

これから参加する高校生へ

現地の人たちのリズムは、日本とかなり異なっています。

僕が行った南アフリカは、日本に比べてのんびりしていて、かなりアバウトでした(僕にはとてもあっていました)。

合わないと感じる人も多いと思いますが、現地の人を知るいい機会なので、染まって生活することをお勧めします!

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この体験談は、主観に基づいて綴られています。

その時の現地の需要や活動の進捗状況、参加時期、参加期間、天候などによって得られる経験が異なりますので、あらかじめご了承ください。

ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。