はじめに
マダガスカルでチャイルドケアの短期・長期「実践型」海外ボランティア参加者を募集しています。
派遣先は、幼児教育センター。
プロジェクトアブロード運営のこの幼児教育センターは、マダガスカルの貧しい田舎の村に育つ子供たちに、学習の場を提供しています。
チャイルドケアボランティアとしてのあなたの役割は、ここに通う小学校入学を控えた子供たちに読み書きや数字の数え方をはじめとした基礎教育に貢献すること。小学校での授業についていけるスキルをあらかじめきちんと身につけることは、低迷する初等教育の就学率の向上、そして退学率の低下につながります。
マダガスカルでボランティア中は、活動拠点の村にある家族経営のアットホームなゲストハウスに滞在。これは、世界樹から集まる多国籍な外国人ボランティアと出会い、交流するチャンス。
自由行動となる週末は、現地で友達になった仲間と共にアフリカの島国マダガスカルの冒険を!
チャイルドケアボランティア参加条件
マダガスカルでのチャイルドケアの海外ボランティアの応募対象は、世界中の大学生、社会人、シニアのみなさんです。
特に、子供が好き、何事も前向きに取り組める、アフリカで国際協力に携わりたい、マダガスカルで異文化体験をしてみたい、将来は保育や子供と接する職業に就きたい、英語を上達させたい!という目的意識の高い学生や社会人のみなさんにおすすめです。
もちろん、現役の保育士やすでに関連する専門職に就いているみなさんからの参加も歓迎されます。そんなあなたにとっては、支援が求められている発展途上国マダガスカルで知識や経験を活かし、自分を試す貴重な海外経験となるはず!
参加条件とまではいきませんが、活動にあたって不可欠となるのが最低限の基礎英語力。
現地到着後のコミュニケーションは基本的にすべて英語で行われます。現地の子供たちに英語の絵本の読み聞かや読み書きの指導にあたることからも、やはり最低限の基礎英語力は不可欠。
現地でより充実した経験を得るためには、英語の練習を含む入念な渡航準備が成功の鍵と言えるでしょう。
すべては、あなた次第です!

活動内容
- 幼児教育を促すアクティビティの実施
- 読み書きや数字の数え方の練習
- 衛生指導と健康の促進
- 夏休み中のサマーキャンプの運営
幼児教育を促すアクティビティの実施
対象は、3歳~6歳の貧困層の子供たち。これらの子供たちは、家庭の経済的な理由から幼稚園に通えずにいいます。
結果、その多くが小学校での授業についていけず、落第や中退の道を歩んでしまいます。
チャイルドケアボランティアのあなたが取り組むのは、幼児教育。歌、ダンス、図画工作、ゲーム、スポーツなどの楽しいアクティビティを通して、子供たちが遊び、楽しみながら学習できるよう工夫します。
プロジェクトアブロードは、小学校に進学した子供たちに経済的援助を行う現地機関と提携し、幼児教育センターを卒業した子供たちの小学校入学後のサポートにも取り組んでいます。
読み書きや数字の数え方の練習
マダガスカルの多くの子供たちは、読み書きや数字を知らない状態で幼児教育センターに入学します。
チャイルドケアボランティアたちは、そんな子供たちを対象に英語のアルファベットの学習、絵本の読み聞かせ、数字の数え方の練習をサポート。
識字率の向上や簡単な算数への理解に努めます。ここでも、歌やゲームなどを使って、子供たちが楽しく学習できるよう心がけましょう。
もしマダガスカルの公用語の一つであるフランス語が堪能な場合は、子供たちへの基礎フランス語教育にも携わることができます。
衛生指導と健康の促進
幼い子供にとって、丈夫な体作りや病気予防は健やかな発育に不可欠です。
チャイルドケアボランティアたちは、食事前やトイレの後の手洗いをはじめとした衛生指導に取り組み、子供たちがきちんとした衛生習慣を身につけるようサポートします。
また、健康的な生活を送るこの重要性を教育し、子供たちの健康管理への認識を促進します。
夏休み中のサマーキャンプの運営
マダガスカルの学校が長期休暇に入る7月~9月は、夏休み中の小学生のためにサマーキャンプを実施しています。
このサマーキャンプのねらいは、長い夏休みの間も子供たちが継続的に学習し、安全に遊べる場を提供すること。
英語/フランス語教育や、たし算/ひき算をはじめとしたさまざまな基礎教育に取り組み、子供一人ひとりのレベルを見ながら、学習におくれをとっている子供たちのサポート役を務めます。
サマーキャンプの対象は基本的に小学生ですが、現地での需要に応じて小学生未満の子供たちも受け入れています。
活動拠点
アンダサイブ
マダガスカルの東部の内陸に位置する田舎町。
周辺には国立公園が存在感を放っています。
派遣先は、プロジェクトアブロード完全出資・運営の幼児教育センターです。
チャイルドケアボランティアの1日の流れ
マダガスカルでのチャイルドケアボランティア活動は、現地の祝祭日を除く平日の月~金曜日、通常午前8時~午後4時半頃までです。
ボランティアとしての1日は、滞在先での朝食から!朝ご飯を済ませ、準備が整ったら、さっそく幼児教育センターへ。
1日の活動内容は、派遣先、あなたの知識、経験、スキル、語学力によってさまざまです。ぜひ積極的に取り組んでみてください。
午前中の活動が終わったら、お待ちかねのランチタイム!通常、滞在先に戻って昼食をいただきます。
昼食後から午後の活動が再開される午後2時までは、教材づくりや次の日のアクティビティの準備に取り組みます。
午後2時になったら、子供と直に接するチャイルドケア活動を再開!通常、午後4時半に活動を終了します。
夕食までの自由時間は、現地で友達になった外国人ボランティアと異文化交流するのも良し、滞在先のゲストハウスでのんびりくつろぐのも良し。あなた流にお楽しみください。
夕飯は、ゲストハウスに戻って他のボランティアと一緒にいただきます。
活動がお休みとなる週末は、仲間と共に島国マダガスカルで新しい発見をする冒険へ!

活動のねらい
マダガスカルにおけるチャイルドケアボランティアのねらいは、貧困層の幼い子供たちの識字率と基礎計算能力の向上を支援し、小学校進学をサポートすること。
同時に、あなたが実践的な国際協力経験を得ながら視野をぐんと広げること。
プロジェクトアブロードは、マダガスカルで以下の支援が求められている項目に焦点をあてたチャイルドケア支援に努めています:
- 識字率の向上
- 基礎英語/フランス語教育
- 衛生指導
- 健康的な生活の促進
あなたも、マダガスカルの子供たちのより良い未来を切り開くチャイルドケアボランティアの一員へ。
マネジメントプラン
プロジェクトアブロードは独自のマネジメントプランを設け、活動に対する目標の明確化と目標達成の具体化を行っています。
マネジメントプランは、まさに私たちの活動の道しるべ。
よろしければ、マネジメントプランもあわせてご覧ください。
活動が世界に与える影響
プロジェクトアブロードは、毎年明確に定められた長期的な目標の達成に向けて取り組まれています。
その目標達成の鍵となるのが、参加者一人ひとりのみなさんの存在です。
グローバルインパクトリポートにまとめられた年間の活動の進歩と功績は、参加者全員の努力の結晶。
よろしければ、活動が世界に与える影響もあわせてご覧ください。
滞在先と食事
マダガスカルで活動中の滞在先は、アンダサイブにあるゲストハウスです。
基本的に同性の仲間とのルームシェアとなりますので、貴重な異文化体験の機会として積極的に交流を図りましょう。
現地では1日3食分の食事が提供されますので、ぜひ食からもマダガスカル文化をお楽しみください。
発展途上国の滞在先は、先進国のモダンで便利な生活と比べると質素に感じるかもしれませんが、安全面や清潔面の基準は満たされています。
現地サポート
安全を第一優先とするプロジェクトアブロードは、すべての活動国で24時間体制の現地サポートを提供。
だから、海外への渡航が初めての方でも安心して参加できる魅力があります。