はじめに
タンザニアでマサイ族文化体験の短期・長期「実践型」海外ボランティアを募集しています。
時の移り変わりと共に、政治、経済、その他さまざまな「変化」にもまれながらも、自分たちの伝統を守ってきたマサイ族。
この海外ボランティア活動は、東アフリカのサバンナで繰り広げられているマサイ族の世界で、その文化や伝統を体験しながら村人の生活の営みを支援する国際協力。
自国の文化とはまったく異なるマサイ族と時間を共にし、交流する。それは、あなたの視野を広げる貴重な異文化体験となることでしょう。
ボランティアとしてのあなたの役割は、牛やヤギのミルクを絞ることから、教室の建設作業やマサイ族の子供たちへの基礎英語教育までさまざまです。アフリカのサバンナでのシンプル生活は、大自然とつながるユニークな海外経験となるはず!
タンザニアでのマサイ族文化体験の国際ボランティアの活動拠点は、アルーシャから車で約5時間の世界遺産ンゴロンゴロ保全地域。
ボランティア中は、ンゴロンゴロ保全地域のエンデュレンにある専用のボランティア寮に滞在します。見渡す限りの美しいアフリカの大地が広がりるこの自然保護区には、多種・多様な野生動物が生息しています。
自由行動となる週末は、さまざまな角度からタンザニアの魅力を体験しに出かけよう!
マサイ族生活体験ボランティア参加条件
タンザニアでのマサイ族生活体験の海外ボランティア応募対象は、世界中の大学生、社会人、シニアのみなさんです。
特に、マサイ族や異文化体験に関心がある、海外で人生観を変えたい、タンザニアのサバンナで田舎暮らしを体験してみたい、アフリカの発展途上国で実践型の国際協力に貢献したい!という熱意ある方におすすめです。
参加条件とまではいきませんが、しいて言えば最低限の基礎英語力。
スワヒリ語やマサイ後が堪能でない限り、現地でのコミュニケーションは基本的にすべて英語で行われます。したがって、自分の意見をはっきり伝え、分からないことをきちんと質問できる英語力がないと、現地で苦労するのはあなた自身です。
だからこそ、英語の練習を含む渡航前準備にどれだけ真剣に取り組んできたかが、現地入り後の経験値を左右すると言っても過言ではありません。
すべては、あなた次第です!
東アフリカのタンザニアでマサイ族村生活を体験する国際ボランティア活動は、12月を除いて1年を通して継続的に行われています。
※国立公園で活動を行うにあたり、許可証の取得までに最低4週間の時間を要すします。

活動内容
- マサイ族文化の体験型学習
- マサイ族の日々の営みを実践的に支援
- マサイ族の子供たちへの基礎英語教育
- マサイ族の子供たちの学習を支える教室建設
マサイ族文化の体験型学習
異文化への順応への近道といえば「郷に入れば、郷に従え」。ボランティアのみなさんはマサイ族の人々と同じように1日を過ごします。ここでのボランティアとしてのあなたの役割は、マサイ族文化という異文化を体験すること。1日を通してマサイ族村の人々と触れ合い、交流し、助け合うことによって、その伝統と文化を学習していきます。
ボラティア中はマサイ族村にほど近い専用のボランティア寮に滞在します。アフリカの大地での簡素な生活のため、最初は不便に感じることもあるかもしれませんが、太陽光発電と洋式トイレは備わっています。先進国の日本のような便利で快適な生活とはまったく異なる環境に身を置いたからこそ、学ぶことが多い経験となるはず!
マサイ族の日々の営みを実践的に支援
マサイ族からたくさんのことを吸収したら、今度はあなたが貢献する番!ここでのボランティアとしての役割は、マサイ族の人々の日々の生活の営みを実践的に支えること。
牛やヤギのミルク絞り、薪広い、水汲み、料理、ビーズを使ったマサイ族伝統のアクセサリー作りなど、取り組む活動はさまざまです。近代的な設備や機械などないマサイ族村では、ほとんどが手作業で行われるので、ボランティアのみなさんからの支援は即戦力となります。
マサイ族の子供たちへの基礎英語教育
マサイ族村で育つ子供たちへの学校教育に貢献するのも、ボランティアとして取り組む活動の一つ。特に需要が高い基礎英語教育に力を入れています。
ここでのボランティアとしてのあなたの役割は、地元の先生たちをサポートする活動に携わること。歌やダンス、ゲーム、図画工作など、さまざまなアクティビティを織り交ぜた参加型の授業を行い、子供たちが熱中して取り組み、学習意欲を引き出すことを助けます。ボランティアのみなさんからのアイデアが歓迎される環境ですので、ぜひ自分の特技やスキルを活かしてみてください。
マサイ族の子供たちの学習を支える教室建設
マサイ族村では、子供たちが安全に学習できる教室の数が不足しています。そこで、ボランティアたちは教室やその他の学校教育に必要となる建物や用具の建設や修繕に貢献していきます。
あなたが参加する時期の建設活動の進捗状況によって、建物の基礎の穴掘り、土地ならし、セメントの混合、コンクリートブロックの詰め上げ、ドアや屋根の設置、塗装などの異なる建設工程に携わることになります。
活動拠点
エンデュレン
エンデュレンにある世界遺産ンゴロンゴロ保全地域内のマサイ族村が活動の舞台!
ンゴロンゴロ保全地域の総面積は約8,288㎢。およそ兵庫県の大きさに及びます。
一番の特徴は、アフリカの大自然と人が共存する唯一稀な空間。
電気も水道も通っていない人里離れたこの村で、マサイ族が伝統的な暮らしを営んでいます。
マサイ族村文化体験ボランティアの1日の流れ
タンザニアにおけるマサイ族村文化体験の海外ボランティア活動は、現地の祝祭日を除く平日の月~金曜日、午前8時半~午後4時頃まで従事します。
ただし、活動内容によってはタイムテーブルが前後することもありますので、臨機応変に対応しましょう。
1日の活動内容は、あなたのスキルや語学力、積極性などによってさまざまです。しっかりとコミュニケーションをとりながら自主的に取り組んでみてください。
1日のボランティア活動が終了したら自由時間です。一面に広がるアフリカの大自然を感じながら、自由気ままに過ごせる機会!周辺は野生動物が自由に行き交っているため、日が暮れた後は村の周辺を一人で勝手に歩くことはできなくなります。これぞワイルド生活!
ボランティア活動がお休みとなる週末は、サファリツアーに参加したり、バスで約1時間半のとろこにある田舎町Karatuまで足を延ばし、異なる角度からタンザニアを発見してみるのもよいでしょう。

活動のねらい
タンザニアにおけるマサイ族文化体験の海外ボランティアのねらいは、東アフリカに暮らす伝統民族マサイ族の文化にどっぷり浸かりながら、彼らの日々の生活の営みを支援すること。
あなたの貢献は、マサイ族の文化や伝統維持をサポートする大事な役割を果たします。同時に、異文化体験によって得る異なる価値観や世界観は、あなたの今後の人生を豊かにする糧となることでしょう。
特にボランティア支援が求められているのが、マサイ族村に育つ子供たちへの質の高い教育。あなたの貢献は、田舎という地理的条件やマサイ族という文化的要素を理由に教育が滞らないよう支援する重要な役割を果たします。
あなたも、タンザニアのマサイ族村で異文化体験をしながら、マサイ族の暮らしとマサイ族の子供たちの健やかな発育を支えるボランティアの一員へ。
滞在先と食事
タンザニアで活動中の滞在先は、ンゴロンゴロ保全地域にある専用のボランティア寮です。
基本的に同性の仲間とのルームシェアとなりますので、貴重な異文化体験の機会として積極的に交流を図りましょう。
現地では1日3食分の食事が提供されますので、ぜひ食からもタンザニア文化をお楽しみください。
発展途上国の滞在先は、先進国のモダンで便利な生活と比べると質素に感じるかもしれませんが、安全面や清潔面の基準は満たされています。
現地サポート
安全を第一優先とするプロジェクトアブロードは、すべての活動国で24時間体制の現地サポートを提供。
だから、海外への渡航が初めての方でも安心して参加できる魅力があります。