はじめに
カンボジアでクメール文化体験の短期・長期「実践型」海外ボランティア参加者を募集しています。
この海外ボランティア活動は、単なる観光旅行では得られない異文化体験を重視したユニークな国際経験。
クメールの世界にどっぷり漬かりながら、五感を使ってクメール文化を体験し、カンボジアの伝統と現代を紐解いていきます。
ボランティアとしてのあなたの役割は、カンボジアの壮絶な歴史に触れ、この国がたどった繁栄と困難、現代の在り方への理解を深め、視野を広げること。そして、伝統的な村生活を体験しながら、日々の営みをサポートすること。
また、郷土料理教室、伝統舞踊教室、基礎クメール語教室、世界遺産アンコールワットをはじめとした歴史深い名所や遺跡を訪問し、さまざまな角度からクメール文化を学習していきます。
カンボジアでのボランティア中は、プノンペンにある専用のボランティア寮に滞在。これは、世界中からカンボジアに集まる多国籍な外国人ボランティアと出会い、交流する貴重な機会!
活動拠点はプノンペンですが、ボランティア中にアンコール遺跡群が堂々とたたずむシェムリアップ、地方都市カムポット、陶器の町コンポンチュナンを訪れ、伝統的な生活を営む村での暮らしも体験する予定です。
さぁ、カンボジアでクメールの世界を通じて新しい発見をしに出かけよう!
クメール文化体験ボランティア参加条件
カンボジアでのクメール文化体験の海外ボランティア応募対象は、世界中の大学生、社会人、シニアのみなさんです。
特に、異文化体験に関心がある、海外で異なる人生観を得たい、クメール文化について深い理解を得たい、東南アジアのカンボジアで伝統的な暮らしを体験してみたい!という熱意あるみなさんにおすすめです。
参加条件とまではいきませんが、しいて言えば最低限の基礎英語力。
活動中のコミュニケーションは基本的にすべて英語で行われるため、自分の意見をはっきり伝え、分からないことをきちんと質問できる英語力がないと、苦労するのはあなた自身。
だからこそ、英語の練習を含む渡航前準備にどれだけ真剣に取り組んできたかが、現地入り後の経験値を左右すると言っても過言ではありません。
すべては、あなた次第です!

活動内容
- カンボジアが歩んだ歴史の学習
- カンボジアの伝統クメール文化体験
- 伝統的な村生活体験
- カンボジアを代表する名所の訪問
- カンボジアに通じるクメール語の学習
カンボジアが歩んだ歴史の学習
時は1975年~1979年。カンボジアでは、マルクス主義者のポル・ポト政権による独裁政権クメール・ルージュが進行し、内戦が激化しました。クメール・ルージュは200万人にもおよぶ命を奪い、歴史上最も残虐な大量虐殺の一つとされています。
ボランティアたちは現地の博物館を訪れ、その歴史を学び、カンボジアがたどった壮絶な歩みを学習します。
歴史的背景の学習は、貧困や教育システムの確立の遅延をはじめとした今のカンボジアが抱えるさまざまな問題への理解を深めてくれることでしょう。
カンボジアの伝統クメール文化体験
カンボジアの文化を学ぶのも、ボランティアとしてのあなたの役割の一つ。
ボランティアは、以下のようなアクティビティを通してカンボジアの文化に触れていきます:
- カンボジア郷土料理教室
- 伝統的な操り人形作り
- 伝統陶芸教室
- 伝統舞踊アプサラダンスおよび音楽教室
伝統的な村生活の体験
カンボジアの伝統的な暮らしの営みを学ぶため、田舎の村で数日を過ごします。
ここでのボランティアの役割は、村生活の日々の営みをサポートすること。
参加時期によっては、米の苗植えや収穫を手伝ったり、村に暮らす子供たちへの基礎英語教育に貢献していきます。
カンボジアを代表する名所の訪問
カンボジアには、世界を代表する歴史的・文化的名所や遺跡が数多く存在します。このプログラムではこれら各所を訪れ、カンボジアの深い歴史と文化に触れていきます。
例えば、活動拠点プノンペンでは、王宮、キリングフィールド、トゥール・スレン虐殺犯罪博物館を訪問。
シェムリアップでは世界遺産アンコールワットや、地方都市カムポットを訪れ、カンボジアを異なる角度から紐解いていきます。
また、陶器の町コンポンチュナンで、クメール焼きをはじめとする伝統陶芸産業を学習する予定です。
カンボジアに通じるクメール語の学習
異文化を理解する上で、その土地の言葉を学ぶことは非常に重要です。現地語を話せることは、現地の人々との距離を縮める近道。
クメール語レッスンを通してクメール語での挨拶や基礎フレーズをしっかり押さえ、地元の人々との交流を深めるきっかけにしよう!
活動拠点
プノンペン
メコン川沿いにある首都。
人口150万人以上が暮らす東南アジアの大都市です。
モダンと伝統が共存し、訪れる度に新しい発見をできる魅力があります。
クメール文化体験ボランティアの1日の流れ
カンボジアにおけるクメール文化体験ボランティアは、現地の平日にあたる月曜日~金曜日、午前8時から5時頃まで活動に従事します。
1日のスケジュールはその日の活動内容によってさまざまです。クメール文化体験、伝統的な村生活体験、クメール語レッスン、歴史的・文化的名所の訪問など、活動内容によってはその日のスケジュールが多少前後することもありますので、臨機応変に対応しましょう。
1日のボランティア活動が終了したら、自由時間です。滞在先に戻ってのんびり過ごすのも良し、カンボジアで出会った多国籍な外国人ボランティアの仲間と共に地元のマーケットの散策に出かけるのも良し。
プロジェクトアブロードの現地オフィスでは、定期的に交流イベントを行っていますので、ぜひ国境を越えた友達を作る機会にお役立てください。
活動が行われない週末は、思うがままにカンボジアを冒険しに出かけよう!

活動のねらい
カンボジアでクメール文化を体験する海外ボランティアのねらいは、体験型でカンボジアへの理解を深め、あなたの視野を広げること。
カンボジアでクメールの世界に触れる異文化体験の海外ボランティアでは、さまざまなアクティビティを通して地元の人々がどのように暮らし、どのような文化と伝統を受け継いでいるのかを実践的に学ぶことになります。それは、あなたの価値観と世界観をぐんと広げる海外経験。
あなたも、カンボジアのクメールの世界で異文化体験をしながら、自分の価値観に刺激を与えるボランティアをしに出かけよう。
滞在先と食事
カンボジアで活動中の滞在先は、プノンペンにある専用のボランティア寮です。
基本的に同性の仲間とのルームシェアとなりますので、貴重な異文化体験の機会として積極的に交流を図りましょう。
現地では1日3食分の食事が提供されますので、ぜひ食からもカンボジア文化をお楽しみください。
滞在先は先進国のモダンで便利な生活と比べると質素に感じるかもしれませんが、安全面や清潔面の基準は満たされています。
現地サポート
安全を第一優先とするプロジェクトアブロードは、すべての活動国で24時間体制の現地サポートを提供。
だから、海外への渡航が初めての方でも安心して参加できる魅力があります。